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エンゼルスのペリー・ミナシアンGM(43)が16日(日本時間17日)、エンゼルスタジアムで会見。この日、10日間のIL(負傷者リスト)に入り、今季を終了することが決まった大谷翔平投手(29)が近日中に右肘手術に踏み切ることを明言した。 同GMは大谷が前日に右脇腹のMRI検査を受けたことを明かしたうえで「(前日15日の)試合の1回あたりで結果が出てから、彼は荷物をまとめ始めた。近日中に右肘じん帯の手術を受けるだろう。手術方法など詳細は分からない」と話した。 さらに「彼は早めに手術を受けて2024年に準備したいと考えている。それが彼の考え方。彼は特別な男、特別な選手」と野球への姿勢を絶賛し「(GMに就任後)この3年間、彼に出会えて光栄だった。彼ができるだけ長くここにいることを願っている」と率直な思いを口にした。 大谷は今月4日(同5日)、試合前の屋外打撃練習中に右脇腹を負傷。予定されていた同日オリオールズ戦のスタメン出場を急きょ回避し、以降、本拠地7連戦を全て欠場した。15日(同16日)のタイガース戦まで11試合連続欠場となっていた。 タイガース戦後、クラブハウスにある大谷のロッカーからグラブ、バット、スパイク、帽子など野球道具一式がなくなっていた。シーズン終了後のようなロッカーの状態で球団広報は「16日(日本時間17日)に何らかの発表を行う予定」と予告していた。 大谷は先発した8月23日(同24日)のレッズとのダブルヘッダー第1戦で右肘に異変を生じ、途中降板。登板後の検査で「右肘内側側副じん帯損傷」が判明し、今季の残り試合での登板を回避することが決定した。以降も打者としては出場を続けてきたが、ネズ・バレロ代理人は4日(同5日)の会見で「何らかの医療処置は必要。(決断するまで)あと10、11日だろう」と話しており、予断を許さない状況だった。 仮に2度目の右肘じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)となれば、投手としては長期の離脱を余儀なくされる。前回はメジャー移籍1年目のレギュラーシーズン終了翌日の18年10月1日にロサンゼルス市内で手術を受けた。打者としては翌年5月7日のタイガース戦で219日ぶりに復帰を果たしたが、投手としては20年7月26日のアスレチックス戦まで693日を要した。 一般的に2度目は1度目よりも時間を要すると言われ、トミー・ジョン手術を受ければ、投手としての復帰は25年シーズンになる。術式は現段階では未定だが、早期復帰を目指し、結論を出すことになる。
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来季は別のユニフォームの打者大谷を楽しみにしています。
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