ロシア占領下のウクライナ南部クリミア半島セバストポリで22日に起きたウクライナ軍によるロシア黒海艦隊司令部への攻撃で、ウクライナの特殊作戦部隊は23日、「幹部を含む数十人が死傷した」とSNSに投稿した。
投稿によると、今回の作戦名は「カニのわな」。ロシア海軍の幹部が会議のために集まっているところを狙い、ウクライナ空軍に情報を提供した結果、「時間通りに、正確に」攻撃が実施されたという。英BBCは、英仏から提供された長射程の巡航ミサイル「ストーム・シャドー」(仏名・スカルプ)が使われたと報じている。ロシア側は攻撃を受けたことを認めているが、死傷者については明らかにしていない。
ウクライナ国防省情報総局トップのブダノウ氏は米政府系放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)のウクライナ語放送の取材に対し、「少なくとも9人が死亡し、16人が負傷した」とコメントした。VOAは黒海艦隊のソコロフ提督が死傷者に含まれているかどうかも確認したが、回答はなかったという。
ウクライナ軍は、2014年に併合されたクリミア半島の奪還をめざし、同地での大規模攻撃を続けている。13日にロシアの大型揚陸艦と潜水艦を、14日にはロシアの最新鋭地対空ミサイル「S400」をそれぞれ破壊していた。(ロンドン=藤原学思)
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いよいよクリミア奪還でしょうか。
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