「中日ドラゴンズ2-1阪神タイガース」(25日、バンテリンドーム) 延長十二回ドローから一夜明けても打線は湿ったままだった。得点は佐藤輝のソロによる1得点のみ。22イニング連続タイムリー無しの惨状に、阪神・岡田彰布監督は憤りを隠さない。 「もう全然やんか、そんなもん。ええ?何も言わんようになったら好き放題打っとるな。一発で崩れるよ、はっきり言うて」 左翼席に陣取る虎党が沸いたのは1点を追う九回だ。1死から佐藤輝が遊撃内野安打。代走・熊谷を送り、さらにノイジー、渡辺諒を連続代打に起用するなど勝負に出たが…。最後は2死一、三塁から木浪が空振り三振。今季のバンテリンドーム最終戦を白星で飾ることはできなかった。 「森下なんか、もう、本当におかしいな、ちょっとな」。名指ししたのはルーキーだ。23日・ヤクルト戦で6試合ぶり安打を含む3安打。復調気配を漂わせたが、名古屋では2試合連続無安打と再び快音が止まっている。「練習の時から全然やろ。大山にしてもな。ひどいよ、最初ショートゴロ3連発やで」。1四球を選んだとはいえ、同じ2試合連続ノーヒットの4番の姿も物足りなく映った。
「危機感ないない、そんなの。バット振ってるだけやんか」。残り6試合。10月18日からはじまるCSファイナルSまで間隔が空くからこそ、本来の打線の形を取り戻したい。
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貧打も最後まで見せ場はあった。渡邉諒が次につながるヒットも打てた。
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