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茨城県内で1週間(14~20日)に報告された新型コロナウイルス感染者数が1定点当たり27.42人と前週の約1.7倍に急拡大し、入院患者数も増加していることを受け、茨城県医師会の鈴木邦彦会長は25日の定例記者会見で、「第9波に入った」との認識を示した。夏休みやお盆による人の移動の増加などを要因に挙げ、基本的な感染対策を呼びかけた。 県に報告された県内1定点当たりの感染者数は、5類に移行した5月8~14日の週の2.71人から徐々に拡大。8月7~13日には17.66人まで増えていた。 県内の入院も増加傾向で、酸素投与が必要な重症・中等症の入院患者数は22日時点で前週から36人増の101人となり、重症患者も8人から12人に増えた。 保健所別の1定点当たりの感染者数は日立が48.73人で最も多く、竜ケ崎40.56人、古河37.30人と続く。最も少ないのは中央の8.60人。 県によると、昨年12月~今年1月ごろにピークを迎えた第8波の際は、1定点当たりの最多感染者数が46.8人で、酸素投与が必要な重症・中等症の入院患者数は278人だった。 感染拡大の要因として、鈴木会長は「夏休みやお盆で人の移動が増加したことが考えられる」とする一方、お盆期間も診療していた定点医療機関に、患者が集中した可能性も指摘した。
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基本的な感染対策が必要です。
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