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中古車販売大手ビッグモーター(東京)による自動車保険の保険金不正請求問題で、損害保険ジャパンが外部弁護士の厳格な調査は「不要」と、競合の損害保険各社に働きかけていたことが3日、分かった。損保ジャパンは不正の内部告発がもみ消された可能性があることを出向者を通じて把握しながら、不正発覚後に停止していた事故車両修理のあっせんを唯一再開した。 関係者によると、修理あっせん再開の見返りに、損保ジャパンにはビッグモーターから自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の契約が集中的に割り振られた。金融庁はこの経緯に焦点を当て、両社の緊密な関係性を調べている。 三井住友海上火災保険、東京海上日動火災保険を含めた損保大手3社は2022年6月にあっせんを停止した。ビッグモーターの兼重宏行前社長は7月中旬、損保ジャパン役員を訪問。関係者によると、兼重氏は「修理(を担う板金塗装)部門が赤字になっている」と早期のあっせん再開を直談判した。損保ジャパンは7月下旬に再開した。
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ここまでくると特殊詐欺と変わらない。
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