日テレ ジャニーズ性加害問題〝メディアの沈黙〟に反省の声明も…「全然説得力ない」の指摘

 8/30(水) 0:21配信

２４時間テレビを放送したばかりの日本テレビ

　ジャニー喜多川氏による性加害問題について、「外部専門家による再発防止特別チーム」が29日、記者会見を開いたことを同日放送の日本テレビ系「news　zero」でも取り上げた。 　特別チームによる報告書では「マスメディアの沈黙」が被害が拡大する一因になったとした。ジャニーズタレントを自社のテレビ番組等に出演させられないことを恐れ、報道を控えていたのではないないかという指摘だ。 　番組内では日テレの「『マスメディアが正面から取り上げてこなかった』などの指摘を重く受け止め性加害などの人権侵害はあってはならないという姿勢で報道してまいります」とコメントを紹介した。 　さらに有働由美子キャスターは「メディアに身を置く一人の人間として、こうして指摘を受ける前に行動を起こさなかったことを恥ずかしいと思っています。海外の人権問題は徹底的に批判するのに、もっと近くにあった問題はちゃんと取材して知ろうとしませんでした。今日、マスメディアの沈黙と指摘されましたが、私も含めたメディア一人ひとりに突きつけられている問題です。なぜ沈黙してしまったのか、重く問われているとともに、覚悟のもとに向き合っていきたいと思います」と語った。 　ただ、日テレはほんの少し前の26～27日、チャリティー番組「24時間テレビ」のメインパーソナリティーに例年通り、ジャニーズタレントを起用したばかり。系列局も含めると、多くのジャニーズが出演した。3月にBBC報道、5月に藤島ジュリー景子社長の謝罪動画があったにもかかわらず、24時間テレビはジャニーズとベッタリだった。 　あまりの手のひら返しにSNS上では「24時間テレビが終わった瞬間にこれかよ」「24時間テレビなんだったん」「全然説得力ない」などとツッコミが殺到した。

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　メディアの責任も大でしょう。