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2017年3月31日金曜日

有原航平 日本ハム 3年目で初の開幕投手に「重み受け止め結果で恩返し」

 プロ野球の2017年シーズンがきょう31日、開幕する。2年連続日本一を目指す日本ハムは、札幌Dで西武を迎え撃つ。開幕投手を務める有原航平投手(24)が30日、栗山英樹監督(55)の期待に応える投球を誓った。3年目で自身初の大役となるが「重みを受け止めて結果で恩返ししたい」と宣言。昨季、チーム最多11勝をマークした右腕が、チームとしての2年ぶりの開幕戦勝利へと導く。

 決意に満ちた表情だった。全体練習終了後、7台のテレビカメラの前に立った有原は、自身初の大役に向けて思いを口にした。「緊張感も出てきましたけど、早く投げたいという気持ちが一番大きい。(西武は)打撃がいいので、走者を出しても粘り強く、最少失点でいけるように頑張っていきます」と意気込んだ。

 託された思いを力に変える。16日のDeNA戦(札幌D)の登板後、監督室へと呼ばれた右腕は、その場で栗山監督から正式に開幕投手の通達を受けた。3年目で自身初めて上がる真っさらなマウンド。「期待していただいているなと感じている。重みを受け止めて、結果で恩返ししたい」。入団以来、CSや日本シリーズなど大事な試合で起用を続けてくれた指揮官に、今年の1勝を届けるつもりだ。

 西武の開幕投手は菊池が務める。球界を代表する左腕との投げ合いということもあり、投手戦になる可能性が高い。それだけに「もちろん、いい投手なのでなかなか点は取れないと思う。先に点を取られないようにしたい」と気を引き締めた。

 この日は札幌Dで行われた全体練習に参加し、キャッチボールなどで最終調整。オープン戦最終登板となった23日の巨人戦(東京D)では、6回2安打無失点と好投で締めくくった。「(開幕は)投げたい気持ちがあった。やりたいこともできたので、万全な調整ができたのではないかと思います」。若きエースの投球から、連覇を目指す戦いが始まる。(後藤 亮太)
(スポーツ報知)

 いよいよ開幕。
 渡邉諒は1軍に今日登録なるか?
 有原は、投げてみないとわからない。 
 菊池雄星を日本ハム打線が打てるか、楽しみな開幕戦です。 

 

日本ハム斎藤佑樹4・6ロッテ戦の先発決定

 日本ハム斎藤佑樹投手(28)が、開幕2カード目の4月6日ロッテ戦(ZOZOマリン)の先発に抜てきされることが30日分かった。

 この日はイースタン・リーグDeNA戦(平塚)に先発し5回6安打2失点。報告を受けた栗山監督は「失点したらしいね、バカ者」と笑いながらも「浦野、上沢、上原を含めて先発をやっている人間には、みんな準備をしてもらう」と話した。31日に1軍に合流する。
(日刊スポーツ)

 勝てるといいね。

2017年3月30日木曜日

渡邉諒 開幕1軍ならず

 開幕1軍ならず残念。
 2軍で好調を維持して、早く1軍に上がってもらいたい。

大谷翔平 全力疾走禁止だけど…大谷 打者で開幕へ サク越え4本

 右足首痛の影響で打者で開幕を迎える日本ハム・大谷は、フリー打撃で34スイングし柵越え4本。
 「まずまずじゃないかなと思っている。シーズンでどうなるかは分からないけど楽しみ」と決戦を心待ちにした。栗山監督ら首脳陣から全力疾走を禁止される中での出場となるが、「できる範囲で良いものを出したい」と気合十分だった。
(スポニチアネックス)

 いよいよ明日から開幕か。
 打者・大谷の活躍で連勝街道まっしぐらだろう。

2017年3月29日水曜日

大谷翔平 早期投手復帰へ順調「痛みにも慣れてきた」

 日本ハム・大谷が札幌ドームの練習に参加。ブルペンでネットスロー約50球を投げ込んだ。

 「球数が増えている。(これからさらに)上げるとは思う。痛みにも慣れてきた」。右足首痛の経過を見ながらとはいえ、栗山監督がイメージする早期投手復帰へ順調な調整ぶりをアピールした。

 フリー打撃では左中間方向へスタンドインを連発。ポール間走でも全力に近い走りを見せ、31日の開幕・西武戦(札幌ドーム)は「3番・DH」でスタメン出場することはほぼ確実。相手先発は花巻東の先輩・菊池だが「とりあえず相手より自分(の調整)が先なのでそっちが優先」と自然体を強調した。
(スポニチアネックス)

 多少の痛みがあっても、無理してやるということか。

2017年3月28日火曜日

清宮幸太郎「ふがいなかった」 早実・清宮、0打点で選抜終える

(27日、選抜高校野球 東海大福岡11―8早稲田実)

 遊撃手が飛球をつかむと早稲田実の清宮は苦笑した。九回、先頭で凡退。チームはこの後3点差まで詰め寄ったが遅かった。清宮は「悔しい。もうちょっと長くやれると思っていた」とかすれた声で言った。

 東海大福岡の右横手投げの安田にほんろうされた。「捉えたと思ってもボールがバットの上にあった。球速以上に速く感じた。ふがいなかった」。浮き上がるような直球と外角へ沈む変化球にタイミングが合わなかった。高校通算79本塁打の強打者は今大会、9打数3安打0打点に終わった。

 チームとしても主導権をつかめなかった。六回がポイントだった。1死から清宮の3打席目は高々と右中間に上がる飛球。アウトかと思ったが、右翼手が目測を誤り、ぽとりと落ちて三塁打になった。これまでチームは相手がミスした場面でしたたかに得点してきた。しかも、「風が味方したり、ここで出て欲しいというところで二塁打だったり、もっている」と野村がいう主将が出塁。しかし、野村が三ゴロ、小西が二ゴロに倒れ、無得点。直後、5点を失った。

 打線で勝ってきたチームは夏に向けて課題が浮き彫りになった。4投手がことごとく失点し、計11点とられた。「ディフェンスの整備をしなければ。夏はどのチームも打撃が良くなるので今のままでは勝負にならない」と和泉監督。清宮は「この負けは無駄にできない。最後のチャンスにかけてしっかりと戻ってきたい」と、試合後すぐに気持ちを夏に向けていた。(坂名信行)
(朝日新聞デジタル)

 ちょっと物足りない。プロで活躍できるだろうか。

 

2017年3月27日月曜日

MotoGP開幕戦カタールGP決勝:スタートから大混戦! ビニャーレスがヤマハで初優勝

 MotoGP第1戦カタールGP、MotoGPクラスは、カタールのロサイルインターナショナルサーキットで決勝レースを行い、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が優勝した。

 MotoGPクラスの決勝は、サイティングラップを終えてグリッドに着いた当初のスタート予定(現地時間21時)約5分前に小雨が落ち始め、スタートディレイとなった。

 その後、セーフティオフィサーによるコースチェックの後、当初の予定から15分遅れで再スタートの手順がスタート、30分遅れの21時30分に1周減算の21周で再スタートが切られる予定となった。

 だが、再スタートに向けたサイティングラップで何人かのライダーがコースの安全性に関するアピールを行なったことから、マシンをグリッドに並べたまま、さらに10分のディレイとなる。

 その後、レースディレクションとチーム代表らの間でミーティングを行ない、21時40分に2周のウオームアップを行なった後、スタートが切られることになり、周回数は2周減算の20周で争われることになった。

 好スタートでレースをリードしたのはアンドレア・イアンノーネ(スズキ)だったが、ヨハン・ザルコ(ヤマハ)が6コーナーでトップに浮上。イアンノーネ、マルク・マルケス(ホンダ)、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が続き、1周を終えて、ザルコ、マルケス、イアンノーネの順でコントロールラインを通過する。

 ザルコはファステストラップを更新しながらレース序盤をリードし、6周目までトップをキープしたが、7周目の2コーナーでフロントからスリップダウン、リタイアに終わってしまう。

 これでトップに浮上したのが6周目にマルケスを交わしていたドビジオーゾ。マルケスとイアンノーネが激しいポジション争いを展開する間に、ドビジオーゾが少しずつリードを広げていく。

 マルケスとイアンノーネがバトルでペースを落とす中、ドビジオーゾが逃げ、後方からはビニャーレスとバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が2番手争いのふたりに迫って来る。

 11周目の5コーナーでイアンノーネが転倒、この時点でマルケスの真後ろに迫っていたビニャーレスは、12周目にマルケスを交わして2番手に浮上。さらにロッシも12周目の最終コーナー進入でマルケスの前に出ることに成功。マルケスは4番手に後退する。

 ここからビニャーレスはドビジオーゾとの差を縮め、14周目の6コーナーでトップに浮上。しかし、ドビジオーゾもトップスピードのアドバンテージを生かして、ビニャーレスの前に出る。

 インフィールドでビニャーレス、ストレートでドビジオーゾがそれぞれ先行するバトルを続けていくが、19周目の5コーナーでトップに出たビニャーレスがその後トップの座を守り切って開幕戦優勝を達成した。

 リアにソフトコンパウンドのタイヤをチョイスしていたドビジオーゾは終盤、厳しい状況だったが、なんとか2位でゴール。ロッシはドビジオーゾにアタックすることなく、3位キープで開幕戦表彰台を獲得した。

 マルケスはビニャーレスとロッシの先行を許した後遅れ4位でゴール。5位にダニ・ペドロサ(ホンダ)が続き、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)がインディペンデントチームトップとなる6位でチェッカーを受けた。

 7位にスコット・レディング(ドゥカティ)、8位にジャック・ミラー(ホンダ)、9位にアレックス・リンス(スズキ)が続き、リンスがルーキー勢のトップ。僅差の10位に同じくルーキーのジョナス・フォルガー(ヤマハ)が続いた。

 ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)は1周目の5コーナーで大きくラインを外して後退。追い上げのレースを強いられ11位でゴール。

 ロリス・バズ(ドゥカティ)が12位、エクトル・バルベラ(ドゥカティ)が13位、カレル・アブラハム(ドゥカティ)が14位、ティト・ラバット(ホンダ)が15位に入賞した。

 フル参戦デビューとなったKTMのポル・エスパルガロ(KTM)とブラドリー・スミス(KTM)は、入賞を争うことはできなかったが、ふたりでバトルを展開。ポル・エスパルガロ(KTM)が16位、ブラドリー・スミス(KTM)が17位で完走した。

 アプリリアのルーキー、サム・ロウズ(アプリリア)は18位で完走した。

 カル・クラッチロー(ホンダ)は4周目の最終コーナーで転倒。再スタートしたものの、次の周の13コーナーで転倒を喫してリタイアとなった。

 アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)は8周目の最終コーナーで転倒リタイアに終わり、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)は14周を回ってピットに戻りリタイアに終わった。

[オートスポーツweb ]

 新しいチャンピオンの誕生を予感させる幕開けでした。
 ロッシの表彰台はお見事。

2017年3月26日日曜日

稀勢の里、本割・優勝決定戦を連勝し奇跡の逆転優勝

◆大相撲春場所千秋楽 ▽優勝決定戦 ○稀勢の里(小手投げ)照ノ富士● ▽本割 ○稀勢の里(突き落とし)照ノ富士●(26日・エディオンアリーナ大阪)

 場内から「キセノサト」コールが巻き起こる中、新横綱は15日目の土俵に上がり、意地を見せた。

 13日目に左肩付近を痛めた横綱・稀勢の里(30)=田子ノ浦=は、千秋楽本割で大関・照ノ富士(25)=伊勢ケ浜=を右からの突き落としで破り、13勝2敗で並んで、優勝決定戦に持ち込んだ。

 続く優勝決定戦では、ももろ差しを許しながら、右から捨て身の小手投げで勝利。重傷と見られるけがと1差のハンデを乗り越え、逆転優勝を飾った。2場所連続の優勝。貴乃花以来22年ぶりとなる新横綱優勝となった。

 稀勢の里は初日から12連勝を飾り、春場所を盛り上げたが、13日目の日馬富士戦で左肩付近を負傷。救急搬送される事態にも、休場を拒んだ。ここまで連敗していたが、この日も、左肩付近に痛々しいテーピングをしたまま、場所入りし、雲竜型の土俵入りを15日間務め、満員御礼の観衆から大喝采を浴びた。
(スポーツ報知)

 怪我でも、照ノ富士には楽勝か。
 昨日の琴奨菊の件で、立会の変化が出来ないのも大きい。

稀勢の里、奇跡逆転Vへ千秋楽も出る!強行出場も2敗目/春場所

 大相撲春場所14日目(25日、エディオンアリーナ大阪、観衆=7378)前日に左肩周囲を負傷し、けがを押して強行出場を決断した新横綱稀勢の里(30)は、横綱戦で鶴竜(31)に寄り切られ、2敗に後退した。大関照ノ富士(25)が関脇琴奨菊(33)をはたき込んで1敗を守り、逆転で単独首位に立った。優勝争いは11場所ぶり2度目の制覇を狙う照ノ富士と、2場所連続2度目の優勝を目指す稀勢の里に絞られ、2人は26日に千秋楽で直接対決する。

 異変ではない。尋常ではない所作になった。横綱土俵入り。両腕をまっすぐ大きく広げ、胸の前で打つ柏手が、こわごわ手のひらを合わせるだけしかできなかった。無音の柏手。いつもは館内に大きな音を響かせる稀勢の里の左肩、腕から力が抜けていた。土俵入りにもかかわらず、左肩前から背後、二の腕へかけて広範囲のテーピングが施されていた。

 鶴竜との横綱戦。稀勢の里は立ち合いで右から張り差しにいった。だが、攻めの動きはこれまで。もろ差しを許すとあらがうことができず、力なく寄り切られた。

 「一日では回復しない。やるからには最後までやる」

 前日、横綱日馬富士に寄り倒された際に左肩、胸前部にかけて激しい痛みを訴え、大阪市内の病院へ救急車で緊急搬送された。関係者によると、画像検査などの診察を受けたが、骨の異常、筋肉の断裂や長期的な治療が必要なほどの深刻なダメージは見当たらなかった、という。捻りや打突などによる衝撃痛とみられている。だが、痛みは新横綱にしかわからない。この日朝、師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)と出場可否について話し合い、「本人が『出たい、出る』と。本人の強い意思がある」と強行出場が決まった。

 かつて、日本相撲協会理事長も務めた元放駒親方(元大関魁傑)は、休場は「試合放棄」と表現した。可能性がある限り土俵へ立つ。それは、勝負師の哲学や美学の持ちようだ。平成13年夏場所千秋楽。横綱貴乃花は前日に右膝半月板を損傷する重傷を負い、師匠の二子山親方(元大関貴ノ花)からも休場を勧められながら、優勝が懸かっていたため強行出場。本割では横綱武蔵丸に簡単に突き落とされた。2敗で並び、優勝決定戦へ。そこで上手投げで相手を土俵へ転がし、両目を見開き、「鬼の形相」で仁王立ち。内閣総理大臣杯を手渡した当時の小泉純一郎首相は「感動した!」と絶叫した。その貴乃花親方はこの日、「詳しい症状はわからないので、何ともいえない。ただ、出る以上は皆さん、期待しているので期待に応えてほしい」。

 残すは26日の千秋楽だけ。星一つの差で追う照ノ富士に、本割と優勝決定戦で勝つことが、新横綱場所での優勝に残された道。稀勢の里は「大丈夫。集中してやる」。2月初旬、今場所の券売初日。15日間の前売り券は約2時間で完売した。切符を握りしめて来場したひとりひとりに、きっと新横綱の思いは伝わった。
(サンケイスポーツ)

 左が使えないと相撲にならない。

照ノ富士 単独トップも変化に怒号 批判承知の“計画”迷わず

◇大相撲春場所14日目(2017年3月25日 エディオンアリーナ大阪)

 怒号に包まれた。10勝で大関復帰する琴奨菊との一番。怪力・照ノ富士が一敗も許されない相手との一戦で、らしからぬ姿を見せた。立ち合いで変化し、一瞬で決着がつくと、期待を裏切られた客席から「帰れ!」「勝負しろ」の声が飛んだ。

 「一度(変化しようと)決めちゃったら、迷ったらアカン」。計算ずくだった。批判も承知でとにかく勝利にこだわった。仕切り中は眉間にしわを寄せ、鬼の形相。そこからは変化の雰囲気など感じさせなかった。不成立となった最初の立ち合いはタイミングがずれたが、“待った”にも気持ちは変わらない。2度目の立ち合い、手を突いた照ノ富士は描いた通りに巨体を右へ動かし低く踏み込んできた琴奨菊の頭を右手で押さえてはたき込んだ。

 16年初場所を途中休場し、左膝半月板を手術。その後はカド番を繰り返した。ところが、今場所は「痛みがなくなっているわけじゃない」ものの、ケガをして以降、一番稽古ができるまで順調に回復した。しかし前日の鶴竜戦で患部を痛め、片膝に1カ所だったサポーターは左膝だけ上下2カ所に巻いて固めて出陣。それでも、「大丈夫」と強調した。

 稀勢の里が敗れて単独トップに立ち15年5月以来、2度目の優勝へ大きく前進。千秋楽では逆転の可能性を残す新横綱と向かい合う。カド番からも脱し、11場所ぶりに優勝すれば、来場所は綱獲りの可能性がある。だが、この日の注文相撲に審判部長の二所ノ関親方(元大関・若嶋津)が「ガッカリだったよ。ブーイングが凄かった。分かるよ。内容もあるよね」と言えば、八角理事長(元横綱・北勝海)も「魅せるという意識だね」と課題を挙げた。

 「全力でやるだけ」と気合を入れ直した照ノ富士にとって千秋楽は真価を問われる大一番となる。

 ▼最近の照ノ富士 カド番で迎えた昨年名古屋場所は千秋楽に勝ち越し8勝7敗。秋場所は4勝11敗。自身3度目のカド番となった九州場所は8勝7敗。今年初場所は9日目から7連敗で負け越した
(スポニチアネックス)

 本当にがっかりだね。きちんと勝負して欲しかった。

2017MotoGP開幕戦カタールGP予選:路面不良により予選中止。フリー走行トップのビニャーレスがポールスタート

 雨によるコースコンディション不良のためスケジュールが大幅に遅れていたMotoGP第1戦カタールGPの3日目のセッションだが、コース状況が好転せず、すべてのセッションがキャンセルとなった。

 カタールでは、土曜日の夕方に豪雨がサーキットを襲ったため、路面のところどころが濡れた状態となった。

 開幕戦カタールGPはナイトレースのため、照明設備を使用してレースが行われる。このため、雨が降った場合はライダーの視界の確保が難しくレースは危険だと判断されている。

 このため、レースディレクションはMotoGPクラスのライダーがコースを評価するためのセッションである『エクストラフリー走行』を20分間設けることを決定。走行後、ライダーたちは路面状況を評価し、安全委員会との会議を行う予定だった。

 しかし、サーキットの路面状況が回復せず、予定していたエクストラフリー走行もキャンセルとなり、再度コース調査を実施し、排水作業が行われた。

 排水作業も進み、レースディレクションはコース状況次第でMotoGPクラスのフリー走行4回目からスタートすることを発表したが、コース状況は好転せず、この日行われる予定だった全セッションがキャンセルとなった。

 セッションのキャンセルにより、明日行われる決勝レースのグリッドは各クラスのフリー走行総合結果をベースとすることが発表された。

 明日の決勝は、MotoGPクラスではマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が、Moto2クラスではフランコ・モルビデリ(カレックス)が、Moto3クラスではホルヘ・マルティン(ホンダ)がポールポジションからスタートする。

 日本人勢では、Moto2クラスを戦う中上貴晶(カレックス)が4番グリッドから、長島哲太(カレックス)が21番グリッドからのスタートに。Moto3クラスを戦う佐々木歩夢(ホンダ)が15番グリッドから、鈴木竜生(ホンダ)が20番グリッドから、鳥羽海渡(ホンダ)が28番グリッドからスタートする。

 以下、MotoGPクラス決勝のグリッド順。

■MotoGP第1戦カタールGP決勝グリッド
Pos./No./Rider/Team/Motorcycle
1/25/M.ビニャーレス/モビスター・ヤマハ・MotoGP/ヤマハ
2/29/A.イアンノーネ/チーム・スズキ・エクスター/スズキ
3/93/M.マルケス/レプソル・ホンダ・チーム/ホンダ
4/5/J.ザルコ/モンスター・ヤマハ・テック3/ヤマハ
5/4/A.ドビジオーゾ/ドゥカティ・チーム/ドゥカティ
6/45/S.レディング/オクト・プラマック・レーシング/ドゥカティ
7/26/D.ペドロサ/レプソル・ホンダ・チーム/ホンダ
8/94/J.フォルガー/モンスター・ヤマハ・テック3/ヤマハ
9/35/C.クラッチロー/LCRホンダ/ホンダ
10/46/V.ロッシ/モビスター・ヤマハ・MotoGP/ヤマハ
11/9/D.ペトルッチ/オクト・プラマック・レーシング/ドゥカティ
12/99/J.ロレンソ/ドゥカティ・チーム/ドゥカティ
13/19/A.バウティスタ/プルアンドベア・アスパー・チーム/ドゥカティ
14/76/L.バズ/レアーレ・アビンティア・レーシング/ドゥカティ
15/41/A.エスパルガロ/アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ/アプリリア
16/43/J.ミラー/エストレージャ・ガルシア・0.0・マ-ク・VDS/ホンダ
17/17/K.アブラハム/プルアンドベア・アスパー・チーム/ドゥカティ
18/42/A.リンス/チーム・スズキ・エクスター/スズキ
19/53/T.ラバット/エストレージャ・ガルシア・0.0・マ-ク・VDS/ホンダ
20/8/H.バルベラ/レアーレ・アビンティア・レーシング/ドゥカティ
21/22/S.ロウズ/アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ/アプリリア
22/44/P.エスパルガロ/レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング/KTM
23/38/B.スミス/レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング/KTM
[オートスポーツweb ]

ロッシとロレンソの表彰台はあるだろうか。

2017年3月25日土曜日

【MotoGPカタール】フリー走行3回目レポート:スズキのイアンノーネを退け、ヤマハのビニャーレスが首位

 2017年シーズンのMotoGP開幕戦、カタールGPのフリー走行3回目(FP3)が行われ、ヤマハのマーベリック・ビニャーレスが、スズキのアンドレア・イアンノーネを0.014秒差で上回り、セッションのトップタイムをマークした。ドゥカティのホルヘ・ロレンソは総合トップ10に残れず、予選Q1出走となってしまった。

 FP3は比較的タイム更新が少ないセッションとなり、ビニャーレスがFP1で記録したトップタイム1分54秒316を脅かすライダーは現れなかった。

 セッション開始10分に迫る頃、ダニーロ・ペトルッチ(プラマック)とジョナス・フォルガー(テック3ヤマハ)が相次いで転倒。ペトルッチはターン10で、フォルガーはターン4でそれぞれフロントタイヤのグリップを失い、クラッシュしてしまったようだ。

 ホームストレート上を走行していたスコット・レディング(プラマック)は、マシン左側面のフロントフェアリングが突然破損。カウルがめくれ上がってしまうような状態となり、ピットに戻った。

 セッション残り5分まで、FP3で自身のベストタイムを更新したライダーはKTMのブラッドリー・スミスのみという状況。その後、LCRホンダのカル・クラッチローが口火を切り、自己ベストを更新。総合タイムでもトップ10に食い込んだ。

 FP1、FP2ではそれぞれ13番手と15番手だったスズキのアンドレア・イアンノーネは大きくタイムを更新し、1分54秒848をマーク。これは総合2位となる好タイムだ。

 イアンノーネがセッショントップかと思われたが、チェッカーフラッグが振られてからビニャーレスがイアンノーネのタイムを0.014秒上回り、セッションの首位となった。ただ、ビニャーレスがFP1で記録した総合首位のタイムは、このタイムよりさらに0.532秒速いモノだ。

 総合3位となったのは、レプソル・ホンダのマルク・マルケス。FP3自体は7番手だったものの、FP1で記録したタイムでヨハン・ザルコ(テック3ヤマハ)とアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)を上回った。

ロレンソ、総合12位で予選Q1へ……
 ドヴィツィオーゾのチームメイトであるロレンソはセッション9番手だったものの、思うようにタイムを伸ばせず総合12位。予選Q1免除の特権を失ってしまった。

 総合6位となったのはレディング。彼はセッション残り2分に転倒を喫してしまったが、FP2で残したタイムで予選Q2行きを決めた。

 総合7位以降はレプソル・ホンダのダニ・ペドロサ、クラッチロー、フォルガーが続いた。

 ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、FP3は13番手に留まったものの、総合11位のペトルッチからわずか0.021秒差の総合10位で辛くも難を逃れた。

 総合トップ10はヤマハ勢が4台、ホンダ勢が3台、ドゥカティ勢が2台、スズキが1台となった。

 アプリリアはアレイシ・エスパルガロの総合15位が最高、KTMのポル・エスパルガロとブラッドリー・スミスは総合22位と23位だった。
(motorsport.com日本語版)
 いよいよ開幕だ。ロッシとロレンソが心配だねー。
 

稀勢の里、激痛1敗!左胸を負傷病院送りで夏場所も休場か

◆大相撲春場所13日目 ○日馬富士(寄り倒し)稀勢の里●(24日・エディオンアリーナ大阪)

 横綱・稀勢の里(30)=田子ノ浦=が休場の危機に追い込まれた。結びで横綱・日馬富士(32)=伊勢ケ浜=に敗れて初日からの連勝が12で止まり、昇進後初黒星。寄り倒された後に土俵下に左肩から転落し、大阪市内の病院へ搬送された。患部は左肩から左胸あたりで長期離脱の可能性もあるが、本人と師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)は出場の可否を明言せず。全勝街道をまい進していた新横綱の状況が一気に暗転した。

 苦痛でゆがんだ表情に場内が騒然とした。日馬富士に一気に寄り倒された稀勢の里が起き上がれない。左胸を押さえ土俵に上がろうとしたが、痛みで顔をゆがめ片男波審判(元関脇・玉春日)に背中から覆いかぶさった。20秒…30秒…。最後は土俵に上がることを諦め、呼び出し3人に支えられて西の花道の奥へ消えた。

 右手で左腕を固定するようにして引き揚げてきた支度部屋では、荒い息づかいとともに「アァ」という声を漏らした。報道陣の問いかけにも応じず、風呂場から出ると到着した医師の診察を受け左腕を三角巾で吊った。駐車場で迎えを待つ間も報道陣の脚立を借りて座るほど。救急車で大阪市内の病院へ搬送されたが、頑丈な横綱らしからぬ光景に誰もが言葉を失った。

 対戦した日馬富士は取組中での異変について「お互いそんなに(けがをするような)余計な動きはしていないけどね」と首をかしげた。支度部屋で診察した医師によると、稀勢の里は「動かない。痛みがあって動かすのが怖い」と言っていたという。病院に連絡した医師は「肩から落ちて肩が動かない」と伝えたが、大胸筋断裂の可能性もある。

 13年九州場所で右の大胸筋を痛めた琴奨菊(当時大関)は途中休場し、全治3か月と診断された。協会関係者は「長期の離脱になるかもしれない」と話し、今場所の休場はおろか夏場所の出場も危ぶまれる。土俵下の藤島審判長(元大関・武双山)は「大胸筋の肉離れだと引きつけることはできるが突っ張ることはできない。あれほど痛がるのはよほどだね」と事態の深刻さを語った。なにより最大の武器である左おっつけが使えない状況なら、土俵に上がっても劣勢は必至だ。

 午後9時15分に大阪市内の部屋宿舎に戻った稀勢の里は無言を貫いた。師匠の田子ノ浦親方は出場の可否について「今日は様子を見て。明日相談して決めたい。(負傷部位は)まだ場所があるので」と慎重。だが患部を明かさなかったのは、弱みを見せず強行出場するからとも受け取れる。02年春場所の初土俵から休場はわずか1日(14年初場所の千秋楽)という鉄人の決断を、日本中がかたずをのんで見守っている。

 ◆新横綱の休場 1場所15日制が定着した1949年夏場所以降に誕生した横綱32人のうち2人が休場している。54年春場所の吉葉山は急性腎臓炎・糖尿病で全休。81年秋場所の千代の富士は2日目に稀勢の里の先代師匠でもある隆の里(当時小結)との一番で左足首を痛めて3日目から休場した。
(スポーツ報知)

 優勝候補が、大波乱で、長期離脱となれば、引退危機か。

2017年3月24日金曜日

大谷翔平 日本ハム 流し打ち強烈ライナーで左翼スタンドイン 7戦4発トップタイ

◆オープン戦 巨人2―11日本ハム(23日・東京ドーム)

 甘い外寄りのスライダーに自然と反応した。バットを振り上げるような大谷の豪快なスイング。打球は強烈なライナーで左翼席へ消えた。

 3点リードの5回1死。大竹寛から自身出場2試合ぶりの4号ソロ。ロッテ・ダフィーらと並び、再びオープン戦トップに浮上した。「少し甘く入ってきた。しっかり自分のスイングができた」と淡々と振り返った。

 驚異のペースで本塁打を量産している。右足首の痛みが回復し、14日のDeNA戦(札幌D)から1軍復帰すると、出場7戦で4発。「集中して打席に入れている。ホームランを打ちたい欲はずっと思っていたけど意識して打てる感じはない。常に強いスイングを心掛けている」と、長打力に磨きがかかってきた。

 内角球を引っ張っての2発。外角はこの日のように逆方向へ2発、と打ち分けている。今季視察したあるメジャースカウトは「去年より引きつけて打とうとしているように見える」と、打撃の進化を指摘した。

 欠場となったWBCの無念を晴らすかのような打撃だ。3年後の東京五輪、そして次回のWBCについて聞かれ「いつかああいう舞台に出るのは夢なんじゃないかと思う」と前を見た。今オフにもメジャーに移籍する可能性があるが、侍ジャパンへの思いは別格だ。この日は開幕投手の有原を援護。「使ってもらえたらその場で結果を出せるようにしたい」。31日の開幕・西武戦(札幌D)へ向け、打者・大谷の準備は整ってきた。(岸 慎也)
(スポーツ報知)

 WBC辞退で上出来だろう。

昭恵氏付職員の関与、菅長官認める 森友学園の土地問題

 学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題で23日、衆参両院の予算委員会に証人喚問された学園理事長、籠池(かごいけ)泰典氏(64)が安倍晋三首相の妻昭恵氏に国有地の借り受けについて相談し、財務省への問い合わせ結果を首相夫人付の政府職員からファクスで受け取っていたと明かした。菅義偉官房長官も職員が籠池氏側の依頼で照会に動いたことを認めたが、昭恵氏の関与は否定した。野党は昭恵氏の証人喚問を求めるなど攻勢を強めている。

 籠池氏は午前の参院予算委での冒頭証言で、問題の国有地の借り受けをめぐり、昭恵氏に働きかけを依頼していたことを自ら明かした。

 証言によると、国有地の購入前、この土地の10年間の定期借地契約の期間延長を探るため、昭恵氏の携帯電話に連絡。留守番電話だったため、メッセージを残した。2015年11月になり、首相夫人付の政府職員から、ファクスと電話で財務省としての回答があったという。籠池氏は「お骨折りに感謝していたところだ。しかし、財務省の中でこの間、どのようなことが起きていたのか詳しく知らない」とも述べた。

 ファクスは、菅官房長官が午後の記者会見で公表した。財務省に問い合わせ、国有財産審理室長から回答を得たことを明記したうえで、「国側の事情もあり、ご希望に沿うことはできないようだ」との内容で、「本件は昭恵夫人にもすでに報告させていただいている」とも付記されていた。

 首相夫人付職員は谷査恵子氏。現在、出向元の経済産業省に戻り、課長補佐を務めている。菅氏は谷氏が籠池氏側から谷氏あての封書で依頼を受け、財務省に照会したと説明。昭恵氏の関与について、「(谷氏は)要望をきっぱり断っていてゼロ回答だった。昭恵氏も中身には全く関与していない」と話し、問題視しない考えを示した。
(朝日新聞デジタル)

 首相夫人の関与ありなんだろう。

2017年3月23日木曜日

侍ジャパンまた準決勝で涙…米国に1点差惜敗、世界一奪回ならず

◇WBC準決勝 日本1―2米国(2017年3月21日 ドジャースタジアム)

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝トーナメント準決勝が21日(日本時間22日)、米ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われ、侍ジャパンは米国に1―2で惜敗。4、8回に守備のミスから失点し、打線はわずか4安打に終わった。1次ラウンドから6連勝で勝ち上がってきた日本だったが、2013年の前回大会に続いて2大会連続で準決勝で敗退し、悲願の世界一奪回はならなかった。

 先発・菅野は安定感抜群の投球で米国打線を3回まで1安打に封じていたが、4回に二塁・菊池の失策と四球で2死一、二塁のピンチを招くと、6番マカチェン(パイレーツ)に左前適時打を打たれて先制点を献上。しかし、その後は切り替えて6回3安打1失点にまとめ、中継ぎ陣につないだ。

 5回までわずか2安打に封じられていた日本は、0―1の6回1死、菊池が4回の守備のミスを帳消しにするソロ本塁打を右越えへ放って試合を振り出しに。しかし8回、2番手・千賀(ソフトバンク)が内野ゴロの間に今大会初失点で勝ち越しを許す。1死からクロフォード(ジャイアンツ)、キンズラー(タイガース)に連打を浴びて二、三塁とすると、A・ジョーンズ(オリオールズ)の三ゴロの間に1点を奪われた。千賀は内角球で詰まらせたが、三塁・松田が緩いゴロを本塁に送球できなかった。

 日本はその裏、内川の右前打から2死一、二塁の好機を築いたが、4番筒香が凡退。9回も中田からの打順で無得点に終わり、2大会ぶり3度目の決勝進出を逃した。

 決勝は22日午後6時(日本時間23日午前10時)から行われ、米国は前回準優勝のプエルトリコ(F組1位)と対戦する。
(スポニチアネックス)

 やはりメジャーの投手を打てなかった。
 野球は楽しい。ミスしたチームが負けるのが野球だ。

高市早苗総務大臣 資金往復で還付金受け取る

 高市早苗総務大臣が、自身と政党支部の間で資金を往復させることで、寄付金控除の還付金約300万円を受け取っていたことがわかりました。

 「あくまでも法的に違法性はない」(高市早苗総務相)

 政治資金収支報告書によりますと、高市大臣は2012年、11月と12月の2回にわたり、自身が代表を務める自民党奈良県第2選挙区支部から1220万円の寄付を受けた後、逆に1000万円をこの支部に寄付しました。そして、翌年の確定申告で寄付金控除を申請し、還付金約300万円を受け取っていたということです。

 「還付金をもらうがためと疑われてもおかしくない状況になっている」(民進党 那谷屋正義参院議員)
 「支部のお金がほぼ底をついたという連絡があったので、お金をかき集めて自分なりに精いっぱいのお金を支部に入れた」(高市早苗総務相)

 政治家と政党支部の間でお金を往復させるだけで還付金が手に入るこの仕組み。永田町では当たり前なのでしょうか?

 「以前もあったし最近も時々話題になるが、1000万というこれほど大きい額は見たことがない。どう考えてもおかしな話だが、法律的には一切規制がない。今の制度の枠組みでは違法ではない」(政治資金に詳しい日本大学法学部 岩井奉信教授)

 高市大臣は先月、この問題で東京都内の男性らに詐欺の疑いで刑事告発されていて「誤解を受けるので、今後は控除を申請しない」としています。
(毎日放送)

 合法な節税スキームだろうか。
 常識的には、限りなく不正還付だろう。

2017年3月22日水曜日

米メディアのWBC予想。「日本は米国に勝つが優勝はプエルトリコ」

 ロスのドジャースタジアムでスタートするWBCのセミファイナルを前に複数の米メディアが、4チームの戦力を分析して優勝を予想した。米スポーツニュースウェブサイト、スポーツ・オン・アースは、「準決勝で日本は米国を下すが、決勝の組み合わせは日本ープエルトリコ。プエルトリコが優勝するのではないか」と報道。 
 同サイトは日本チームを「日本は前回大会では準決勝でプエルトリコに1-3で負けている。決勝に進出してプエルトリコにリベンジするチャンスを待ち望んでいることだろう」と紹介。日本のメンバーについて「悪く見積もっても、米国に次ぐ2番目に良いチーム」だと高く評価した。

 1、2次ラウンドを無傷の6連勝で準決勝に進出したのは、日本とプエルトリコの2チームだが、同記事は「(2次ラウンドの戦いは)日本は無敵の強さだったとは言えない。2次ラウンドでは、延長11回のタイブレークの末、オランダに勝ち、次の試合では7回までキューバと5-5だった。イスラエルには6回まで得点を与えず8-3で勝ったが、この3試合で14失点している。これは準決勝に進出したチームのなかでは最多失点。日本は、才能ある投手陣を持っているが、6勝0敗は打線による貢献が大きい」と、投手が安定せずに失点が多いことを懸念材料に挙げた。

 一方、米国の戦いぶりについては、「米国は2次ラウンドでは僅差の戦いをしてきた。3月後半に入ったところだが、米国人選手たちがこの大会に向けて早く準備してきている」と伝えた。

 ただ、「米国代表のリーランド監督はベストなチームで戦うのと同時に、ロースターに入っている選手たちがプレーの機会を得られるようにしなければいけないのだろう」と指摘した。メジャーリーグの各チームから選手を派遣してもらっている事情があり、本来ならばオープン戦に出場して調整している時期だけに、特定の選手だけを起用し、特定の選手をずっとベンチに座らせておくことができない、という裏事情があるようだ。 ひょっとすると各チームからの具体的な要求があるのかもしれない。

 スポーツイラストレイテッドの電子版も予想記事を掲載した。




日本については、中継ぎ救援陣について詳しく紹介している。
 「日本のブルペンは30イニングを投げて8失点。マキタ、アキヨシ、ヒラノはそれぞれ5試合に投げている。日本チームをよく知るブロガーは、コミカルで大きな違いのある投手たちが揃っていると言っている。サブマリン、サイドアーム、速球投手…。準決勝ではこれらをミックスし、マッチングさせることになるだろう」

 同誌は、米国については、「米国は3点差以内の試合を勝ってきた。カーショーやバムガーナーといった投手はいないが、先発投手のストローマン、ダフィー、アーチャー、スマイリーで26イニング5失点。しかし、日本戦に、リーランド監督はアーチャーではなく、ロアークを先発させる」と懐疑的な意見を述べた。

 ロアークは2次ラウンドのドミニカ共和国戦で2番手として登板し、1回1/3を投げ、3安打3失点しており、これを不安材料に挙げているのだ。また、米国の中継ぎ救援陣が27イニングで27奪三振を奪うも、11失点していることも、米国の懸念材料として指摘した。

 スポーツ・オン・アースでは、日本が米国に勝つという予想だったが、ESPN電子版の読者による予想では、多くの人が米国勝利を予想している。日本時間午前9時20分時点では、2179人が投票し、75%の読者が米国勝利に投票していた。

 またもう1試合の準決勝のプエルトリコ対オランダ戦について、スポーツ・オン・アースは、「プエルトリコは、予想外にここまでのところ、投手陣の出来がよい。50イニング投げて防御率は2.35。守備陣が投手時を助けていることも間違いない。コレア、リンドーア、バエスは素晴らしい。それに捕手のモリーナが投手陣の成功を引き出している」と紹介した。 ヤクルトのバレンティンを軸に好調のオランダ打線と、プエルトリコの投手陣、守備陣との対決になると見ているようだ。
(THE PAGE)

 日本が勝てるかは、投手の出来次第だろう。
 米国には勝てるだろう。

2017年3月21日火曜日

豊洲市場移転問題 <豊洲百条委>真相??背景の2事情 主要4者証人喚問終了

◇一つは「自民党」と、もう一つは「小池都知事」

 築地市場の豊洲市場への移転問題に関する東京都議会の調査特別委員会(百条委員会)は20日、移転を決めた石原慎太郎元知事(84)を証人喚問した。百条委は元副知事、元市場長、東京ガス幹部を合わせた主要4者の証人喚問を終えたが、用地取得に至る交渉の真相は解明されなかった。百条委の証人喚問で、真相が明らかにならなかった背景には、二つの事情がある。

 一つは最大会派の自民党が、豊洲市場への移転推進をリードしてきた経緯があったことだ。20日の質疑の1時間のうち最長の21分を割り当てられたが、議員は「豊洲移転への決裁をしたことは大英断だったと思う」とたたえるなど、真相に切り込もうとする姿勢はほとんど見られなかった。

 もう一つの事情は、小池知事が「7月の都議選で豊洲移転問題を争点にする」と明言していることだ。そのため各会派の質問は、本来百条委で追及されるはずの「豊洲市場の用地取得の経緯や交渉」ではなく、移転の可否問題にそれる場面も少なくなかった。

 小池知事と対立する自民は「移転が延期になっている現状をどう見るか」と問い、石原氏から「専門家会議が安全と判断しているのだから速やかに移転すべきだ」との回答を引き出した。

 一方、当時は移転を推進したものの、都議選では小池知事と選挙協力する公明党は「市場の建物下に盛り土をしないことを決めたのか」と用地取得とは無関係の質問に時間を割いた。

 また民進系の東京改革議員団は、小池知事が豊洲移転について「安心が担保されていない」と説明していることを踏まえ、「知事時代の議会答弁で(小池知事と同じ)安心安全を強調していた」と指摘するなど、選挙戦を見据え小池知事にすり寄るかのような場面もあった。

 次回の百条委は4月4日で、石原氏の下で知事本局長を務めた前川燿男(あきお)練馬区長らの証人喚問が予定されている。【柳澤一男、川畑さおり】
(毎日新聞)

 小池知事は政争の具にしないで、地上の安全宣言をして、速やかに豊洲に移転すべきだろう。

 

日本ハム斎藤佑樹の開幕ローテお預け 2軍戦3失点…栗山監督「考える」

 イースタン、日本ハム10-5巨人」(20日、鎌ケ谷スタジアム)

 日本ハム・斎藤佑樹投手(28)がイースタン・巨人戦(鎌ケ谷)に先発し5回を7安打、3四死球、3失点。ローテ入りへの課題を残した

 。実戦では2月21日の練習試合・楽天戦以来4試合ぶりの失点だったが、報告を受けた栗山監督は「斎藤の内容は聞いている。考える」とローテ入りについては言葉を濁していた。
(デイリースポーツ)

 使えない。

 

2017年3月20日月曜日

石原元知事「浜渦に一任」 東京ガス交渉、百条委で証言

 東京都の豊洲市場をめぐる問題を審議する都議会の調査特別委員会(百条委員会)で20日、石原慎太郎元都知事の証人喚問が午後1時すぎから始まった。石原氏は在任中に築地市場の豊洲移転を決めており、土壌汚染の残る場所を移転先とした経緯などをどう説明するかが焦点だ。

 石原氏は、豊洲を移転先とした点について「裁可した責任はある」と述べた。豊洲市場用地の地権者だった東京ガスとの当初の交渉に関しては「(副知事だった)浜渦(武生氏)に一任していた。報告は受けていない。私がいろいろ立ち入って詮索(せんさく)できる立場でもないし、見識もない」と話した。

 築地市場について、市場施設に用いられたアスベスト飛散の恐れなどを挙げて、「都民の生鮮食品を扱うのに最も不適当な場所」と指摘。豊洲市場の安全性を強調し、移転を延期している小池百合子都知事に関して「なぜ移転を決めないのか不可解。不作為の責任がある」と批判した。

 また、都が2011年3月に、東京ガスと結んだ市場用地の土壌汚染対策費に関する協定で、将来の新たな対策費を東ガスが追加負担する「瑕疵(かし)担保責任」を都が免じたことについて、「昨年初めて知った。報告を受けた記憶はございません」と述べた。

 豊洲市場の土壌汚染について、在任中に法令が定める基準以上の安全を目指したことを問われ、「非常に厳しくした。ハードルが高すぎたかもしれない」と述べた。一方、「今の技術をもって、(汚染された地下水を)濾過(ろか)してポンプアウトして海に捨てればいい。市場で使うわけではない」などと指摘し、安全性を強調した。
(朝日新聞デジタル)

 豊洲市場の地上は安全なのだろう。

侍ジャパン逆転サヨナラ負け 松井裕樹打たれる

<練習試合:侍ジャパン2-3ドジャース>◇19日(日本時間20日)◇アリゾナ州グレンデール

 侍ジャパンがドジャースに逆転サヨナラ負けを喫した。

 2-1と1点リードの9回裏、2死一、二塁から楽天松井裕樹投手が逆転サヨナラ打を許した。

 8回までは日本の持ち味、スモールベースボールでリードしていた。1-1同点の6回。先頭の4番筒香が左二塁打で出塁。代走平田を送るとすかさず初球に三盗成功。5番中田が右方向に軽打。中前適時打となり勝ち越しに成功した。

 守っては先発武田が大きなカーブを低めに集め4回1失点。5回から岡田、秋吉、平野、牧田とつないで1点差を守っていたが、9回から登板した松井が四球から崩れた。

 侍ジャパンは米国での練習試合を0勝2敗で終え、21日(同22日)の準決勝、米国戦に臨む。
(日刊スポーツ)

 松井以外は大丈夫だろう。

2017年3月19日日曜日

大谷翔平 黒田氏の前で恩返し弾 投手復帰は「安定して出場できることが条件」

◇オープン戦 日本ハム4―3広島(2017年3月18日 マツダ)

 日本ハムの大谷翔平投手(22)が18日、広島戦(マツダ)の3回にオープン戦第2号2ランを放った。昨季限りで現役引退した元広島・黒田博樹氏(42)の「特別試合」で結果を残し、憧れの人への恩返しとなった。右足首を痛め、WBCに出場できなかった二刀流。決勝ラウンドに臨む侍ジャパンへ、改めて世界一へのエールも送った。

 引っ張ったような強烈な弾道だった。0―2の3回2死二塁。ジョンソンのカットボールを捉えた大谷の打球は左翼席、それも上段に届いた。

 「(ジョンソンの得意球が)カット(ボール)、ツーシームなんで同じタイミングでいった。たまたま甘かった」。昨季沢村賞男からの一撃だけに、調整過程として価値がある。右足首痛から実戦復帰後の6試合で15打数6安打、3本塁打、7打点と絶好調だ。

 この日は「黒田博樹特別試合」と銘打たれ、黒田氏本人が始球式に登場。大谷は「改めて偉大な選手だと感じた。ああいう選手になりたいと誰しもが思う」と言った。黒田氏にとって現役最終登板だった昨年の日本シリーズ第3戦。3打席に立った大谷は「ほぼ全球種を打席で見ることができた。間合いやボールの軌道が勉強になった」と話す。黒田氏の著書を読破するほど心酔する大谷にとって、かけがえのない財産。進化した姿を見せることが恩返しだった。

 世界一を目指す仲間たちへのエールも忘れなかった。WBCの激闘はテレビなどで欠かさずチェック。「誠也(鈴木)とはちょくちょく(連絡を)やっている。(投手コーチの)権藤さんからは電話がかかってきた」と大会中も侍メンバーと連絡を取り合っていることを明かし、「2連勝で優勝目指して頑張ってほしい。応援したいと思う」と願った。世界一奪還は大谷の夢でもある。

 投手復帰のメドはまだ立たない。「ある程度、見切りをつけておくことは必要」と前置きした上で「今、野手で出始めている。そこで安定して出られることが(投手復帰の)条件」と言った。焦らず、慎重に。自らの体と向き合い、まずはバットを手に31日開幕を目指す。 (柳原 直之)
(スポニチアネックス)

 しばらく打者・大谷でよいだろう。

菊池先制弾も 侍ジャパン 世界一カブスに敗れる

<練習試合:侍ジャパン4-6カブス>◇18日(日本時間19日)◇アリゾナ州メサ

 WBCで準決勝に進出した侍ジャパンが昨季Wシリーズを制したシカゴ・カブスと練習試合を行い4-6で敗れた。

 日本は1回表に2番菊池涼介内野手(広島)が左翼へ本塁打を放って先制。しかし先発の藤浪晋太郎投手(阪神)がその裏、川崎宗則内野手の内野安打から同点とされると、3回に2点を勝ち越された。5回には2番手の増井浩俊投手(日本ハム)が2失点。6回には松井裕樹投手(楽天)がソロ本塁打を浴び6点目を許した。

 それでも8回に無死満塁から2本の内野ゴロで2点。坂本勇人内野手(巨人)の適時打でもう1点を返し2点差まで詰め寄った。

 また8回に登板した則本昂大投手(楽天)が鋭いフォークボールと150キロ超の直球で3者三振に仕留めるなど明るい材料もあった。

 日本は明日19日(同20日)、ドジャースと練習試合を行い、21日(同22日)の準決勝(相手は米国かドミニカ共和国)に臨む。
(日刊スポーツ)

 データがないと抑えられないだろう。

2017年3月18日土曜日

日本ハム 大谷が2号弾、ジョンソンから逆方向へ「良い感じで打てた」

「オープン戦、広島-日本ハム」(18日、マツダスタジアム)

 日本ハム・大谷翔平投手(22)がオープン戦2号本塁打を放った。

 初回の第1打席は三ゴロに倒れ、迎えた第2打席。2死二塁からジョンソンの外角高めのカットボールを逆方向の左翼へ。力でスタンド上段へ運んだ。

 14日・DeNA戦以来3試合ぶりの一発。

 「良いピッチャーなのでね。振り遅れた感じもなかったですし、良い感じで打てたと思います。(打ったのは)真っすぐです。積極的に振りにいった結果、良い感じで逆方向に飛んでくれました」とコメントした。
(デイリースポーツ)

 大谷仮病説はおもしろい。

<森友学園>「寄付金記録」学園側が提示

 籠池理事長が、安倍晋三首相の昭恵夫人から寄付金100万円を受け取ったと話した問題で、毎日新聞は、学園側がその金を入金した記録と説明している資料の写しを入手した。

 写しは、学園が計画していた小学校建設寄付用の「払込取扱票」の受領証。依頼人の欄に修正テープの上から「森友学園」と手書きされ、テープをすかすと「安倍晋三」と書かれていた。テープには処理した郵便局の印鑑が押してある。

 ノンフィクション作家の菅野完氏が籠池氏の長女に電話をかけ、同席した報道陣もインタビューに参加した。

 長女によると、安倍首相の名前で振り込もうとしたが、郵便局で保管する取扱票の左側部分に森友学園と書かれており、名義が一致しないとして受け付けられなかったと説明。顧問の会計士と相談し、修正テープを使って書き直したという。

 長女によると、昭恵夫人は2015年9月5日に幼稚園の講演会に参加した後、籠池理事長と園内で懇談。その際に昭恵夫人から寄付金を受け取ったとしている。長女は「その日は土曜日で、現金は金庫で保管し、月曜日の7日に幼稚園の別の職員が郵便局で入金手続きを取った」と話している。【川崎桂吾】
(毎日新聞)

 安倍首相の影響力大で、今回の問題なのだろう。

2017年3月17日金曜日

M・ラミレス痛烈2安打で実戦デビュー 野茂氏と再会、ハグで力もらった

「プロアマ交流戦、NOMOベースボールクラブ2-6高知」(16日、春野運動公園野球場)

 四国アイランドリーグplus・高知ファイティングドッグスのマニー・ラミレス外野手(44)=登録名・マニー=が16日、高知市の春野球場で行われたNOMOベースボールクラブとの交流戦で実戦デビューした。「1番・DH」で出場し、六回に痛烈な中越え二塁打を放つなど5打数2安打1打点。同クラブ代表理事の野茂英雄氏(48)も見守る前で、堂々の打撃を披露した。

 マニーが高知で上々の実戦デビューだ。かつての同僚・野茂氏も見守る前で5打数2安打1打点。「しばらく投手を相手に打ってなかった割には良かったね」と満足そうに笑った。

 「たくさん打席に立ちたい」という理由で「1番・DH」で出場した。初打席は痛烈な当たりで遊撃手のグラブをはじく内野安打。六回2死二塁の第4打席では内角寄りの直球を叩き、ワンバウンドでフェンスに当たる中越え二塁打を放った。駒田徳広監督(54)が「打球の初速がすごい」とうなった一打。本人には柵越えの感触があったのか、ベンチに戻ると「ノーパワー」と悔しがったという。

 試合前にはベンチ裏の通路で野茂氏と再会した。01年にレッドソックスでチームメートだった2人のレジェンドは「久しぶり。元気かい?」と握手を交わし、ハグしながら談笑したという。高知で実現した超豪華な対面。マニーは「彼はボストン時代、僕にすごく良くしてくれた。また会えて光栄だし、うれしいね」と喜んだ。

 当初は2、3打席の出場予定だったが、自ら駒田監督に志願して5打席立った。4月1日の開幕までにオープン戦は残り4試合。「実戦を積めば、もっと状態は良くなると思うよ」。44歳のスーパースターは確かな手応えをつかんだようだ。
(デイリースポーツ)

 結果次第で受け入れる球団があるだろう。

有原航平 6回7失点だったけど…ハム有原 開幕投手決定 試合後に栗山監督通達

◇オープン戦 日本ハム1―9DeNA(2017年3月16日 札幌ドーム)

 日本ハムの有原が3年目で初の開幕投手に決まった。DeNA戦に先発し、6回9安打7失点(自責4)。オープン戦は4試合で0勝3敗、防御率5・40となったが、試合後に栗山監督から31日の西武戦(札幌ドーム)での先発を伝えられ「素直にうれしい。(初球は)気持ちを込めた球を投げる」と意気込んだ。

 3月16日は実業家で「日本資本主義の父」と言われる渋沢栄一の誕生日だ。偉人をリスペクトし、毎年、開幕投手の通達日に「意味」を持たせてきた栗山監督は、名著「論語と算盤(そろばん)」にメッセージを書き込んで有原にプレゼント。「偉大な投手になるためには人としての成長も絶対条件」と説明した。過去2年連続で大役を務めた大谷は右足首に不安を抱え、開幕からしばらくは野手での出場が続く見込み。昨季チームトップ11勝の右腕が、日本一連覇に向けた初陣を担う。 (山田 忠範)
(スポニチアネックス)

 有原は、投げてみないと良し悪しがわからない。

陸自最高幹部にも報告か=統幕の官僚、非公表指示―組織ぐるみで隠蔽可能性・防衛省

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊の日報問題で、陸自最高幹部が今年1月、存在しないとされた日報が保管されているとの報告を受けていたことが16日、政府関係者への取材で分かった。

 その後、日報は自衛隊を運用する統合幕僚監部に所属する防衛官僚が公表しないよう指示したという。組織的に隠蔽(いんぺい)されていた可能性もあり、防衛監察本部が関係者から事情聴取し、詳しく調べる。

 陸自トップの岡部俊哉陸上幕僚長は16日の記者会見で、「私自身も監察の対象で、コメントを差し控える」と述べ、事実関係についての説明を避けている。
(時事通信)

 危険な戦闘地域での活動を隠す隠蔽体質が問題だろう。

2017年3月16日木曜日

<GPS捜査違法>「捜査後手に」警察の現場から危機感

 誰にも知らせることなく、全地球測位システム(GPS)を取り付ける捜査は許されるのか。若手弁護士たちの率直な疑問に、最高裁大法廷は「違法」との結論で応えた。だが、容疑者を日夜追う捜査現場からは影響を懸念する声が漏れた。

 令状なきGPS捜査を違法と断じた最高裁大法廷判決に、警察の現場からは厳しい受け止めが相次いだ。今後の捜査で事実上使えなくなったばかりか、判決が確定していない刑事事件の公判で、裁判官がGPSで得た証拠を排除する可能性があり、影響は深刻だ。

 福井地裁は昨年12月、覚せい剤取締法違反に問われた男に懲役6年、罰金100万円を言い渡した。地裁はGPS捜査を適法と判断し、男の車2台に端末を取り付けて得た証拠も採用した。1審で弁護人を務めた吉川健司弁護士は大法廷判決を根拠に「(控訴審では)GPS捜査に関連して得られた証拠は違法収集証拠だ」と主張する方針だ。これに対し、福井県警幹部は「GPSが使えなくなれば時間と手間がかかり、捜査が後手に回る」と危機感を募らせた。

 広島県警が2013年に窃盗事件で実施したGPS捜査を巡っては、1審・広島地裁福山支部、2審・広島高裁がいずれも適法と認定し、実刑判決が確定している。同県警捜査員は「プライバシー侵害」を前面に出して違法とした大法廷判決に対し、「公道(でのGPSデータ取得)ならプライバシー侵害とまでは言えないのでは」と戸惑う。

 大阪府警の幹部は「判決の影響は大きいが、立法には時間がかかることが予想される。代わりにできる捜査をするしかない」と厳しい表情。窃盗事件捜査が長い捜査員は「複数の容疑者が絡んだ事件では行動確認が不可欠。基準を明確にしてGPSが使えるようにしてほしい」と話した。

 ただ、使用効果が薄れつつあるとの見方もある。福岡県警幹部は「GPSの捜査手法が知れ渡り、暴力団などはかなり警戒しているはずだ。わざわざ令状をとってGPSを付けるケースは限られてくるだろう」と話した。【立野将弘、東久保逸夫、山田毅、平川昌範】
(毎日新聞)

 プライバシー侵害だろうか。
 犯罪者が野放しでよいのだろうか。

【WBC】日本対イスラエル 旋風イスラエル2次Rで力尽きる 敵将は侍J称賛「さすがとしか言いようがない」

本戦初出場で開幕4連勝、存在感放ったイスラエル
 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で1次ラウンドを3戦全勝と旋風を巻き起こしたイスラエルは15日の2次ラウンド最終戦となった日本戦で3-8と敗れ、力尽きた。勝てば決勝ラウンドをかけたプレーオフに進むことができたが、0-0の6回に大量5失点。その後も3失点し、最終回に3点を返したものの、反撃も及ばなかった。

 試合後、イスラエルのジェリー・ウェインスタイン監督は「負けたことは残念だが、素晴らしい2チームに負けてしまった。日本は卓越した投手力があるし、素晴らしい隙のない野球をプレーした。さすがとしか言いようがなかった」と素直に敗北を認め、勝利した侍ジャパンを「野球は試合の流れが重要。日本は素晴らしい投球、タイムリーな打撃で流れを引き寄せた」と称えた。

 予選から勝ち上がったイスラエルは本戦初出場ながら開幕4連勝。その後、オランダ、日本と連敗し、決勝ラウンド進出は逃したが、1次ラウンドA組では前回大会4強のオランダ、WBC準優勝の経験もある韓国を破るなど、存在感を放った。

 メジャー経験豊富な選手も擁して強豪国と対等に渡り合ったイスラエル。この日も最終回に粘りを見せており、指揮官は「最後まで諦めず戦った姿勢を見せられて誇りに思う」と胸を張った。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count
 マイナーリーグには負けないだろう。

2017年3月15日水曜日

WBC キューバ謎のファウルフライ捕球…手堅さで日本勝る

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表「侍ジャパン」は14日、キューバに勝利したが、キューバの荒っぽい野球が目立った試合だった。

 6回には三振振り逃げ、ワイルドピッチでピンチを広げ、そこからタイムリーを打たれて日本に追いつかれた。極め付きは同点で迎えた8回裏の守備だ。1死1、3塁で、代打・内川のライトへの大きなファウルフライを外野手が捕ってしまった。8回に勝ち越し点を与えるのは致命傷になりうる。捕球したライトの選手は本塁へ大遠投したので、刺す自信があったのだろうが、捕らずにファウルにするのがセオリーだ。こうした野球をしていては、接戦に勝てない。

 その点、日本は確実な野球をした。

 7回の守備。キューバの1番打者の「走り打ち」でショート前に飛んだゴロを、坂本が突っ込んで「走り捕り」し、「走り投げ」でアウトにした。事前の情報で、意識もあったのだろう。ゴールデングラブ賞の守備は質が違う。

 攻撃では、前述した勝ち越し点の後の追加点だ。まずいプレーで落ち込むキューバに追い打ちをかけるように、山田が初球をたたいてダメ押しの2ラン。日本の選手は勝負所を知っていた。

 前評判がそれほど高くなかった日本が、これで堂々の5連勝だ。

 何がいいのか、といえば、お互いにカバーし合っていることだ。

 2次ラウンドに入ってから、1次ラウンドで好投した石川と菅野の両先発が打ち込まれて早めに降板すると、1次ラウンドでパッとしなかった救援陣が踏ん張った。2次ラウンドの2試合で延べ13人のリリーフ陣は2点しか失っていない。

 打線も同じだ。
 オランダ戦で活躍した中田(3安打5打点)、坂本(3安打)、青木(2安打)が、そろいもそろって、この日のキューバ戦では無安打に終わった。すると、オランダ戦でそれぞれ、5打数0安打、5打数1安打と当たりが止まっていた筒香と山田が大爆発。筒香は3安打2打点、山田は2本塁打を含む3安打3打点で、前の試合の借りを返した。

 高校野球では、大会中に勝ち進むうちにだんだん強くなる、というチームがある。日本代表を高校野球と比べるのは失礼かもしれないが、いまの侍ジャパンには、全員野球で進撃する、そんな強さがある。
(読売新聞)

 今日のイスラエル戦は楽勝だろう。




 

2017年3月14日火曜日

日本8―5キューバ 山田が2発!侍J キューバ下し無傷5連勝 準決勝進出へ大きく前進

◇WBC2次ラウンドE組 日本8―5キューバ(2017年3月14日 東京D)

 世界一奪還を目指す侍ジャパンは14日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2次ラウンドE組第2戦に臨み、東京ドームでキューバと対戦。8―5で逆転勝ちし、1次ラウンドから無傷の5連勝。準決勝進出へ大きく前進した。

 初回、山田の先頭打者本塁打で先制したものの、2回に先発・菅野がグラシアルに2ランを浴び逆転を許した。3回は先頭の山田が左翼線二塁打で出塁。内野ゴロの間に三進し、4番・筒香の中前適時打で同点に追いついた。4回には菅野が3本の安打を浴び走者をため、2死までこぎつけたもののメサに2点適時打を許し勝ち越された。

 2点を追う5回、9番・小林が左前打、山田が四球で出塁し、2番・菊池が犠打で送り1死二、三塁に。3番・青木の二ゴロで1点追加し、筒香の2打席連続となる中前適時打で同点に追いついた。6回から登板した増井がアラルコンの左前適時打で勝ち越しを許したが、その裏に7番・松田、8番・秋山が振り逃げと四球で出塁し、9番・小林が初球を左前へ運び再び同点に追いついた。

 同点で迎えた8回、失策で松田が出て秋山の左前安打で1死一、三塁。前の打席で適時打を放っている小林に代わって登場した内川が右犠飛を放ち勝ち越しに成功した。さらに続く山田がこの日2本目となる本塁打を左翼席へ叩き込み、試合を決定づけた。

 勝ち越した直後の9回は守護神の牧田が登板。危なげなく三者凡退に封じ込めた。
(スポニチアネックス)

 明日も勝って弾みをつけたい。

 

渡邉諒 大谷翔平 日本ハム 1軍復帰の大谷が特大1号2ラン、開幕へ「状態を上げていきたい」

「オープン戦、日本ハム-DeNA」(14日、札幌ドーム)

 1軍復帰の大谷翔平投手が「3番・DH」で先発し、六回の第3打席で右中間へ特大のオープン戦1号2ランを放った。

 DeNAの2番手・須田のフルカウントからの6球目を完璧にとらえると、ボールは高々と舞い上がり、スタンド上段に飛び込んだ。

 大谷は四回の第2打席で左越え二塁打を放つと、積極走塁でホームへスライディング生還。右足首痛で出遅れていた、大黒柱の元気な姿にスタンドのファンからは大歓声が湧き、次の打席での一発でボルテージは一気に増した。

 大谷は「しっかり自分のスイングをしようと思ってました。あの状況は反応というより、真っ直ぐ系をケアしていました。打撃の状態はまあまあですね。塁に出て走塁も確認できて良かったです。まだ怖さがありますけど(四回の)スライディングは行けるタイミングだったので、人工芝で試合に出たのは今季初めてですけど、これからちょっとずつ、ちょとずつ(開幕へ向けて)状態を上げていきたいです」とコメントした。
(デイリースポーツ)

 渡邉諒の安打後に大谷の本塁打は素晴らしい。

村田諒太の世界戦決定報道を帝拳ジムが否定「何も決定していない」

 プロボクシングの帝拳ジムは13日、所属する12年ロンドン五輪ミドル級金メダルでWBA、WBO同級2位・村田諒太(31)の世界戦について「何も決定していない」との声明をホームページで発表した。

 陣営はWBO王者ビリー・ジョー・サンダース(英国)と交渉。昨年末に実現しかけたが、最終局面でまとまらなかった。現在はサンダース戦の可能性を残しながら、WBA暫定王者ハッサン・ヌダム・ヌジカム(フランス)と交渉しているという。勝者はWBA正規王者になる見込み。だが、互いに自国での開催を主張するなど、交渉は困難を極めているようだ。
(スポーツ報知)

 交渉難航か。
 どこでやってもよいと思うが、放送権料・ファイトマネー等のお金が絡んでいるのだろうか。

大谷翔平 日本ハム 4月中にも“投手”で実戦復帰…栗山監督が明かす

 右足首痛で別メニュー調整中の日本ハム・大谷翔平投手(22)が、早ければ来月中にも投手で実戦復帰する可能性が出てきた。13日、岡山空港で取材に応じた栗山監督が「投手の方も進める。肩はできているから進みは一気にいくと思う」と説明。ここまでは主に打者としての調整に比重を置き、14日のDeNA戦(札幌D)での1軍復帰が決定したが、今後は本格的に二刀流での復活を目指すことになる。

 12日に千葉・鎌ケ谷の室内ブルペンで、トレーナー相手ではあるが座らせて7球試し投げを行った。本格的なブルペン投球再開も近いとみられ、順調に進めば来月には試合で投げられる可能性が出てきた。

 この日は札幌市内の寮で休養。14日の打者1軍復帰戦へ向け「(人工芝は)負荷が違う。しっかり動ける準備をしてゲームに入れればいい」と話した。投手復帰については前向きな指揮官だが、「やっぱり走塁は怖い。1打席終わって次にいかせるかどうか確認する」と、再発を防止し、あくまで慎重に開幕DHスタメンへの道を進めていくとした。
(スポーツ報知)

 打者・大谷で、一年間でどんな結果を残せるのか、を見たい。

リベンジに燃えるキューバ指揮官、侍Jは「野球をやるマシーン」

 キューバ代表が1次ラウンドのリベンジに燃えている。

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2次ラウンド日本戦を翌日に控えた13日、キューバ代表が東京ドームで練習を実施。約1時間半、フリー打撃や守備練習で汗を流した。

 2次ラウンド初戦のイスラエル戦を落としたキューバ。14日の日本戦は、アメリカ行きの切符を手に入れるために絶対に負けられない戦いだ。

 マルティ監督は侍ジャパンを「野球をやるマシーン」と例える。「完全なチーム。今までは繋いで、走ってという『スモールベースボール』だったが、今はパワーのある選手もいる。毎回進化している。勝つためには完璧な試合をしないといけない」と警戒を強めた。

 追い込まれた状況でも前を向く。「まだ2試合ある」と。「勝利する可能性はある。勝利を信じてフィールドに出ないといけない」。

 デスパイネも並々ならぬ闘志を燃やしている。「とても大事な試合。(決勝ラウンドの行われる)ロサンゼルスに行くためには、2試合とも勝たないといけない」ときっぱり。「投手、打者ともに役割を果たし、いつも通りやるだけ」と気を引き締める。

 今大会では既に3本の本塁打を放っているキューバの主砲。「しっかりと準備を整えて、良いヒッティングをすること。力を持っているので、ボールに当てることだけに集中する」と意気込んだ。

 「100%の準備をしなくては」。リベンジに燃えるキューバ戦士たちが日本戦へ向け、ギアを入れ直した。

BASEBALL KING

 キューバやイスラエルには、勝てるだろう。

2017年3月13日月曜日

北の富士氏、稀勢の里は「上々のスタート」 黒星の白鵬は「尾を引くような気がする」/春場所

 大相撲春場所初日(12日、エディオンアリーナ大阪) 新横綱稀勢の里(30)が、幕内最年長の平幕豪風(37)を押し出し、白星発進した。鶴竜(31)は小結御嶽海(24)を下手出し投げで下したが、白鵬(32)は小結正代(25)に突き落とされ、日馬富士(32)は関脇琴奨菊(33)に寄り切られ、それぞれ土がついた。

 NHK大相撲中継の解説を務める元横綱北の富士勝昭氏(74)は、稀勢の里について、「平常心で取れたのではないでしょうか。(横綱昇進まで)苦労してますから。あと14日あるからね。長いよ。一日一番でしょ。きょうは忙しかったと思うし、慣れないことをしたから疲れたとは思う。上々のスタートだとは自分でも思っているだろうし」と今後に期待を寄せた。

 一方で白鵬の黒星には「予想できなかった。きょうの相撲は、尾を引くような気がする。長く取っているからね。疲れが出てきたのかな。初日早々、疲れが出ちゃまずいけどね」と心配していた。
(サンケイスポーツ)

 白鵬は、今場所で引退だろう。

WBC2次ラウンド 日本代表8―6オランダ 侍J タイブレークでオランダを振り切る 2次R白星発進 無傷の4連勝

◇WBC2次ラウンド 日本代表8―6オランダ(2017年3月12日 東京D)

 世界一奪還を目指す侍ジャパンは12日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2次ラウンドE組初戦に臨み、東京ドームでオランダと対戦。延長10回で勝負がつかず、WBC史上初のタイブレークの末、8―6で勝ち、苦しみながらも、1次ラウンドから無傷の4連勝を飾った。

 9回に同点に追いつかれた日本は11回、無死一、二塁の場面からのタイブレークで、犠打で走者を二、三塁に進めると、中田が左前2点適時打を放った。

 オランダも無死一、二塁から攻撃したが、最後は牧田が締めた。

 しびれる展開の試合を制して4連勝を飾った日本は1日の休養日を挟み、14日の2次ラウンド第2戦では1次ラウンドで11―6と下したキューバと再び東京ドームで対戦する。

 試合は2回、日本が先頭の5番・中田の左翼線二塁打で出塁。坂本がバントで送り、山田の四球と盗塁で1死二、三塁としてから秋山の左犠飛で先制。その裏には先発投手の石川が6番のJ・スクープにカーブをライナーで左翼スタンドへ運ばれ追いつかれたが、3回に菊池、青木の連打などで2死一、二塁としてから5番・中田が左翼スタンド最前列に飛び込む3ランを放ち、勝ち越し。中田の日本人選手としてはWBC史上初の3戦連発で勢いづくと、さらに2死一、二塁とチャンスを広げて秋山の中前打でもう1点を加えて5―1と4点をリードした。

 その裏、石川が3連打を浴びた末に犠飛とバレンティンの左翼ポール直撃2ランであっという間に5―5の同点。試合は振り出しに。5回、日本は先頭の坂本が中前打で出塁し、捕逸などで2死三塁。ここで9番・小林が中前打を放ち、6―5と再び勝ち越しに成功したが、9回に8番手の則本がつかまり、同点とされ延長戦となった。
(スポニチアネックス)

 オランダに勝てたのは素晴らしい。

2017年3月12日日曜日

【WBC】イスラエル旋風やまず 2次R初戦キューバを逆転撃破 無傷の開幕4連勝!

WBC初陣から4連勝は歴代2位タイの記録、キューバはデスパイネ弾で先制も…
 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次ラウンドが開幕し、初戦はA組1位のイスラエルがB組2位のキューバに4-1で勝利。1次ラウンドから4連勝を飾った。今大会が初出場のイスラエルだが、WBC初陣から4連勝は、プエルトリコと並んで歴代2位タイの記録(1位は韓国の6連勝)となった。

 先制したのはキューバ。2回、4番のデスパイネ(ソフトバンク)が先頭で打席に立つと、メジャー通算124勝(118敗)を誇るイスラエルの先発右腕マーキの初球をレフトスタンド中段へと叩き込んだ。デスパイネは1次ラウンド突破がかかった10日のオーストラリア戦で1点を追う5回に超特大の逆転満塁弾を放っており、2試合連続の本塁打となった。

 しかし、その後はマーキーが好投。すると、イスラエルは4回、先頭のデービスが四球で出塁し、2アウトからラバンウエーがレフト線へ二塁打。デービスが一気に生還し、同点に追いついた。

 さらに6回、イスラエルはキューバの2番手左腕イエラを攻め、1死一、二塁とすると、ボレンスタインがライト前にタイムリー。勝ち越しに成功した。さらに、ガイレンも3番手J・カルシアからライトオーバーのタイムリーツーベース。リードを2点に広げた。

 イスラエルはマーキーが5回2/3を4安打1失点4奪三振と好投。その後は継投でキューバ打線を抑え込んだ。2点リードの8回には2死一、二塁のピンチで守護神ザイドを投入。デスパイに四球で満塁のピンチを招いたものの、サーベドラを三ゴロに仕留めた。すると、イスラエルはその裏にガイレンのスクイズで1点を追加。ザイドが9回も締め、4-1で快勝した。

 イスラエルは韓国、台湾、オランダを破り、初出場ながら1次ラウンドA組を1位通過した。東京での2次ラウンドはキューバ、イスラエル、オランダ、そして日本の4か国で争われ、上位2か国が準決勝に進出する。日本は19時からの試合でオランダとの初戦に挑む。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count
 キューバが弱すぎる。アマチュア野球で強かっただけか。

大谷翔平 日本ハム 1発復活!今日試合後1軍合流へ

<イースタン教育リーグ:日本ハム4-2楽天>◇11日◇鎌ケ谷

 右足首痛で出遅れていた日本ハム大谷翔平投手(22)が11日、イースタン教育リーグ・楽天戦(鎌ケ谷)で今季初実戦に臨み、いきなり右中間席へアーチを描いた。3回1死二塁の好機に、楽天横山のシュートをスタンドまで運んだ。第1打席も中前適時打で、2打数2安打3打点。ドジャースなど7球団が駆けつけたメジャースカウトも仰天。震災からちょうど6年となる特別な日に、不安を一掃するスタートを切った。

 大谷が表舞台に戻ってきた。3回1死二塁。楽天横山の甘く入ったシュートを、バットの先でとらえた。メジャー7球団のスカウトが見守った放物線は、右中間フェンスを越えた。「甘い球をしっかり振れてよかったです。単純に、試合に出られるのは楽しかったです」。復帰、即今季1号。2軍戦ではモノが違った。

 右足首痛のため、米アリゾナキャンプ直前の1月31日に投手でのWBC辞退を表明。野手出場も見送りとなり、リハビリを続けてきた。この日もソックスの下にサポーターを装着。1回1死二塁の初打席は、昨年11月13日、侍ジャパンの強化試合以来、4カ月ぶりの打席で「見え方は(順調なときと)違った」。実戦勘の不足を自覚も、フルカウントから143キロ直球を中前にはじき返した。2打数2安打3打点。走者として、ストップとゴーを繰り返す動作も確認できた。

 鎌ケ谷の寮のテレビでは、侍ジャパンの縦じまを目で追っている。遅れたが、ようやく自分も、グラウンドに立つことができた。東日本大震災の「3・11」の実戦復帰に「そこがどうのこうのはない」。結びつけることはなかったが「1日1日を頑張ってやってきた。今日もそう取り組めた。継続してやっていきたい」。

 今日12日の教育リーグ・ロッテ戦(鎌ケ谷)に出場後、問題がなければ、1軍に合流する。「先が見えていないよりは、見えている方がいい。ひとつひとつ確認していくことが、自信や安心につながると思う」。投手としてはブルペン投球のメドも立っていないが、開幕出場を目指す打者として順調に進んでいる。【本間翼】

<大谷の調整過程>

 1月31日 米アリゾナキャンプイン前日、右足首痛でWBCの投手としての出場断念。

 2月1日 キャンプ初日、完全別メニューでランニング、キャッチボール、屋内ティー打撃。

 同2日 WBC野手出場も見送り。ランニングなど別調整。

 同3日 ティー打撃など別メニュー。「今は目標を見失っている」と心境吐露。

 同7日 キャッチボールの際、スパイクを着用。1月24日以来2週間ぶり。

 同14日 屋内練習場で1月末以来のマシン打撃。

 同15日 土のグラウンドで、リードオフから2、3歩ダッシュを繰り返す。

 同18日 キャンプ初のフリー打撃、推定160メートル弾もマーク。

 3月11日 約4カ月ぶりの実戦となるイースタン教育リーグ楽天戦に出場。
(日刊スポーツ)

 投手封印で、打者専念か。

村田諒太5・20有明で世界初挑戦!対戦相手はWBA暫定王者ヌジカム

 ボクシングの12年ロンドン五輪男子ミドル級金メダリストで、WBA・WBO2位、WBC・IBF4位につける村田諒太(31)=帝拳=が、5月20日に東京・有明コロシアムでWBA世界同級暫定王者ハッサン・ヌダム・ヌジカム(33)=フランス=を相手に、世界に初挑戦することが11日、明らかになった。近く正式に発表される。

 これまで米ラスベガスなど海外での世界挑戦が濃厚とされていただけに、日本開催はビッグサプライズと言っていいだろう。村田陣営は、昨春からWBO同級王者サンダース(英国)と対戦交渉を重ねてきた。2度にわたって成立寸前までいったものの、自国開催にこだわるサンダースがそのたびに拒否してきたという。

 そこで浮上したのがヌジカム。35勝(21KO)2敗の実力者で初防衛戦となる。ヌジカムは暫定王者だが、勝った方が正規の王者となる。
(デイリースポーツ)

 日本人2人目の世界チャンピオンになれるか。

2017年3月11日土曜日

大谷翔平 日本ハム 2打席目は右中間へ2ラン!…教育リーグ楽天戦で「3番・DH」

 右足首痛で別メニュー調整中の日本ハム・大谷翔平投手(22)が11日、教育リーグ楽天戦(鎌ケ谷)で「3番DH」で実戦復帰し、2打席目にいきなり右中間へ本塁打を放った。

 昨年11月13日の日本代表の強化試合(東京D)以来118日ぶりの試合出場も格が違った。2回1死二塁。カウント1―1からの3球目。楽天・横山の外角直球をライナーで右中間席へ運ぶ2ランを放った。

 チャンスで迎えた初回、1死二塁の第一打席ではいきなり中前適時打。フルカウントからの8球目。楽天先発・横山の内よりの143キロの直球をセンター返し。鋭い打球ではじき返し、先取点を奪うタイムリーを放った。2打席で退き、2打数2安打3打点だった。

 この日は練習中から複数のメジャー球団が視察。12時半の試合開始だったがチケット売り場には教育リーグでは異例の長打の列ができていた。
(スポーツ報知)

 開幕も3番DHだろう。

森友学園問題 籠池氏、止まらない恨み節「袋だたきにされた」「予想外の展開になった」

 沈黙を破った強気の発言から一夜明けた10日、認可取り下げに転じた学校法人「森友学園」の籠池(かごいけ)泰典理事長。学園が運営する塚本幼稚園(大阪市淀川区)での緊急会見では「恨み節」を連発した。「袋だたきにされた」「予想外の展開になった」。教育界には残る意向を示したが、最後まで納得のいく疑惑の説明はなかった。

 会見場からあふれるほどの100人を超える報道陣が詰めかけて混乱する中、予定より5分遅れて姿を現した籠池氏。日の丸に一礼して席についた。「しっかりと話したい」。そう語ると、この日も持論を展開し始めた。

 まずやり玉に挙げたのはマスコミの姿勢だった。校舎建設過程で出た地中のごみを校庭に埋めているとする報道などや、籠池氏や保護者らの話を聞こうと報道陣が追い回していたと主張。

 「ごみは校庭に仮置きしただけ。報道の過熱で搬出できなかった。あまりにもひどくえげつない報道。まるで袋だたきにあっているよう。みなさん本当に反省してもらいたい」と切り出した。

 国会で論戦が過熱していたことにも不満を並べた。「国家国民のための国会。1日開くと多額の費用がかかる。どれほどの浪費だったかと思う」

 府への批判も止まらなかった。9日の大阪府の現地調査では、職員は籠池氏が報道陣に持論を展開する間、予定を20分超過して待たされた上、籠池氏の妻が職員を執拗(しつよう)に撮影するなどして、すぐに打ち切らざるを得なくなった。

 籠池氏は「(調査の職員は)校舎の中にも入らなかった。(それにもかかわらず疑惑に対する)質問を送りつけた。(回答を書く)労力はすさまじい。私学審議会の非公開資料が(報道陣に)漏れているし、『なぜ、どこから』とも思う」とまくし立てた。

 昨日の9日は、小学校の建設予定地で4月からの開設へ意欲を見せていたが、10日は一転して府の私学審議会に認可申請を取り下げたと明かした。

 籠池氏は「予想外の展開になった。(小学校に入学予定の)子供の行く末を考えた苦渋の決断。なぜここまでされるのか。何で見守ってくれなかったのか」と顔を赤らめた。

 約30分間の冒頭の持論展開の中では、入学予定者への謝罪はなく、報道陣から謝罪の意向があるかと聞かれ、「ええことを聞いてくれた」として、ようやく「保護者には申し訳なかったと思う」と述べた。

 緊急会見に同席した長男によると、今回の申請取り下げによって、籠池氏は何億という負債を抱えるという。「(工事関係者らも)路頭に迷うことになる。それを、不認可に舵を切った府は責任を持てるのか。主義主張だけで先走っている」。最後まで不満は止まらなかった。
(産経新聞)

 不信感が最後まで残る会見で、府の不許可は妥当だろう。

韓国 朴槿恵(パククネ)大統領 退任後の特権剥奪…特別な年金受け取れず

 【ソウル=井上宗典、中川孝之】韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は10日に罷免され、失意の中で大統領府を去るが、検察の逮捕、起訴が待ち受けているとの見方もある。

 韓国メディアによれば、朴氏は10日午前、憲法裁判所の決定読み上げを大統領府のテレビで見ていたという。大統領府関係者は「準備の都合で10日は転居せず、国民向けの談話も出さない」と話した。

 韓国では、退任後の大統領は、事務所の提供や秘書官の配置、医療費免除など広範な特権を保証されるが、罷免された朴氏は、規定により権利を剥奪された。

 聯合ニュースによれば、毎月支給される1200万ウォン(約120万円)の特別な年金も受け取れず、一般の国民年金の支給を受ける。
(読売新聞)

 韓国の国民感情での魔女狩りみたいな裁判に呆れる。
 

2017年3月10日金曜日

渡邉諒 日本ハム 先発右翼、大田ら故障者続出の措置

<オープン戦:ソフトバンク5-1日本ハム>◇9日◇ヤフオクドーム

 日本ハム渡辺諒内野手(21)が、先発で右翼の守備に就いた。

 大田泰示外野手(26)、谷口雄也外野手(24)、浅間大基外野手(20)ら、外野に故障者が続出しており、ここ数日は本職の内野ではなく、外野の守備練習を繰り返していた。

 栗山英樹監督(55)は「いろいろ考えている」。川名慎一外野守備走塁コーチ(46)も「(本人の)幅も広がると思う」と話していた。
(日刊スポーツ)

 チャンスをもらって、結果を出したい。

2017年3月9日木曜日

【マクラーレン・ホンダ】アロンソ、とうとう怒り爆発「ホンダはパワーも信頼性もない」

8日(水)、今シーズン2回目のF1プレシーズンテスト(バルセロナ・サーキット)2日目、テスト通算6日目の走行が終了しテストは残り2日間となったが、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、「ホンダはパワーも信頼性もない」と怒りを爆発させた。

これまでマクラーレン・ホンダにはトラブルが続き、走行できてもスピードがない、というのは明らかだが、マクラーレンのシャシーにも問題があるのでは?と言われてきた。しかし、レーシングディレクターのエリック・ブーリエはそれを否定し、さらにホンダとの緊張関係は最大だと語ってきたが、ここにきてフェルナンド・アロンソも同じような発言をしている。

■シャシーの感触は良い

マクラーレンのシャシーはどこのポジションにいると思うか?と聞かれたフェルナンド・アロンソは、次のようにコメントした。

「シャシー側は難しいんだ。他のチームのようにスピードを上げられないからね」

「すべてフィーリングは良いよ。コントロール下にあるし、変化にもうまく反応してくれる。すべてうまくいっている。バランスも満足しているよ。コーナーをどうやって攻めようかとドライビングを楽しんでいるんだ」

「シャーシ側についてはあまり遅れているとは思わない」

■問題はパワーユニットだ

「僕たちの問題は1つしかない。それはパワーユニットだ。信頼性はないし、パワーも無い。ストレートで30km/h遅いんだ、すべてのストレートでだよ」

「すべてのストレートで30km/hも遅く走っていると、クルマのフィーリングを掴むのは難しいんだ。フィーリングはいいけれど、通常のスピードで走った時、何が起こるのか分からない」

■シーズン開始前に大きな反応を

「間違いなく改善する必要があり、改善しなければならない」

「マクラーレンは何年もチャンピオンシップを戦ってきて、何年も制覇してきたんだ」

「みんながマクラーレンについて考えた時、対戦相手として恐れられるものだ。なぜならマクラーレンはビッグチームの一つで、素早く物事に対処するチームだと知られている。それは僕たちが必要としていることだ」

「チーム全員からの反応が必要だ。一致団結してお互いに緊密に仕事をする必要がある。間違いなく僕はすぐにチームから大きな反応を期待している」
(TopNews)

 ホンダどうした。

森友学園 妻が「ガラケーで撮影」 調査打ち切りに

 9日午後、森友学園の籠池理事長をともない、大阪府の担当者が建設中の小学校の立ち入り調査をしたが、その調査は、わずか30分足らずで打ち切られた。
 その理由について、大阪府私学課が会見で説明した。
 大阪府私学課は「急にガラケーで写真を撮るということを始めたので、やめてくださいと。これは正常な検査ができないということで、退出しました」と話した。
 9日午後、大阪府私学課の担当者が、籠池理事長立ち会いのもと、調査を行いました。
 しかし、大阪府私学課によると、籠池理事長の妻が突然、写真を撮り始め、やめなかったため、正常な調査ができないと判断し、調査を打ち切ったという。
 一方、籠池理事長の説明では、人員の配置についての書類を持ってきたものの、原本ではなかったため、調査が終わったと説明していて、両者の言い分が食い違っている。
(フジテレビニュース)

 スマホでなく、ガラケーは笑える。
 教育者としての資質のなさが垣間見え、真実が明らかになるのはおもしろい。

国連安保理、北朝鮮のミサイル発射を強く非難 追加制裁へ

【AFP=時事】(更新)国連安全保障理事会(UN Security Council)は7日、北朝鮮が6日に実施した弾道ミサイル発射実験を強く非難するとともに、北朝鮮による地域を「不安定化させる行動」に対して重大な懸念を示す声明を全会一致で採択した。

 声明は米国が起草し、韓国への最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の配備をめぐって米国に反発する中国も支持に回った。

 声明では今回のミサイル発射について、北朝鮮によるミサイル技術の開発を禁じた国連(UN)決議に対する「重大な違反」だと指摘。北朝鮮に対して「追加の重大な措置を取る」と言明した。

 安保理は米国と日本の要請を受けて8日に緊急会合を開く予定。【翻訳編集】 AFPBB News

 安定化させるためには、政権排除の軍事行動も必要なのだろう。

中田翔  侍中田V弾「筒香が空気を読まずにバンバン打つ」

<WBC:日本4-1オーストラリア>◇1次ラウンドB組◇8日◇東京ドーム

 侍ジャパン中田翔内野手(27=日本ハム)が決勝のソロ本塁打を放った。

 同点の7回先頭で左翼スタンドに豪快な1発。今大会初安打が大きな決勝弾となった。

 中田は「菅野が一生懸命投げてくれていたので、2点目は何とかこっちが先に取ろうと思って打席に立った結果。先っぽだったんですけど、力で持って行きました。久々に気持ちよかったです。僕の前を打つゴウ(筒香)が空気を読まずにバンバン打つので、1本出て本当に良かったです。これからどんどん調子上げていけるように頑張っていきたいと思います」と話した。

 お立ち台の最後には、ともに上がった筒香から「うれしい」と言われ照れながら抱き合って喜んだ。
(日刊スポーツ)

 中田の流れを変える本塁打は素晴らしい。

2017年3月8日水曜日

大谷翔平 日本ハム 実戦復帰は「3・11」教育リーグにDH出場

 右足首痛の日本ハム・大谷翔平投手(22)が11日の教育リーグ・楽天戦(鎌ケ谷)で野手として実戦復帰することが7日、決定した。指名打者として1、2打席立つ見込みだ。

 大谷はこの日、千葉・鎌ケ谷での2軍練習に参加。全力に近いスピードでベースランニングをこなし、リードから帰塁する動きを確認。フリー打撃では48スイングで9本のサク越えも放った。この練習動画を、福岡遠征中の栗山監督も確認し「きょうの感じを見たら大丈夫そう」とGOサインを出した。心待ちにしていた実戦に、背番号11も「どのくらい良くなってるか、何が足りないのか。打席の中で、オフから取り組んできたところがどう出るのかは、不安も楽しみもある」と胸を躍らせた。

 復帰予定日は、11年の東日本大震災からちょうど6年。大谷は岩手県出身とあり指揮官は「(震災を)風化させてはいけない。野球に縁がつきまとうのかな。(大谷はその)使命がある」と神妙に話した。
(スポーツ報知)

 

<出国禁止>北朝鮮、強気の姿勢を崩さず

 北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件を受け、北朝鮮とマレーシアの関係悪化に歯止めがかからない。北朝鮮が出国を禁じた自国内のマレーシア人を「交渉材料」にしようとする一方、反北朝鮮感情が強まるマレーシアは断交も念頭に強気の姿勢を崩さず、打開策が見通せない状況だ。

 ◇北朝鮮、マレーシアの譲歩で、早期収束図る思惑か

 北朝鮮がマレーシア人の出国禁止という措置を取った背景には、金正男氏殺害事件に対する国際社会の批判が広がる前に、圧力をかけることでマレーシアから譲歩を引き出して早期収束を図りたいという思惑があるようだ。だが、マレーシアとの関係悪化は「外交・経済の重要な拠点を失う」(指導部に近い関係者)とされ、その代償を危惧する声も出ている。

 北朝鮮は伝統的に東南アジア諸国連合(ASEAN)各国と友好関係を築いてきた。特にマレーシアはビザ免除協定により自由な往来ができ、水面下の外交接触や外貨稼ぎの拠点という「前線基地」的な価値がある。関係が悪化すれば、北朝鮮へのダメージは決定的だ。だが、この現状を理解しているはずの外交官らも収拾を図ろうとする気配はない。

 北朝鮮では現在、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の独裁体制が強化され、外交当局者の間でも忠誠競争が激化しているようだ。同関係者は「元帥様(金委員長)の気分を損ねない、ということが外交の判断基準になっている。外交官らも『譲歩』は許されず『強硬』『超強硬』を主張するしかない」と指摘する。

 ただ、一方で「超強硬」措置に意味があるのは、米国などの大国を相手にした外交であり、「(友好国の)マレーシアのような(北)朝鮮に絶対的価値のある国を相手にして『超強硬』を主張するのは無意味だ」(同関係者)との見方もある。

 今回の出国禁止により、北朝鮮はマレーシア人を事実上「人質」に取った形だ。過去にも北朝鮮は、米テレビ記者や韓国企業「現代峨山(ヒョンデアサン)」職員の身柄を拘束(いずれも2009年)し、解決策を話し合うことを理由に、クリントン元米大統領や玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)・現代峨山会長らを呼び寄せ、自国の要求を突きつけてきた例もある。

 北京の外交関係者の間には、今回は「そもそも人質外交が常識外れ」との批判があるほか、マレーシア在住の北朝鮮住民の数が北朝鮮在住のマレーシア人より圧倒的に多くバランスが取れていない▽外交官だけでなく一般住民も巻き込んでいる--などの点で「やり方が幼稚だ」との指摘もあり、強硬策によってマレーシアの譲歩という「対価」を得られるかは不透明だ。

 両国間では国民同士が相対国を自由に行き来できなくなり、大使も置かない状態となった。さらに事態が悪化すれば、相手国大使館の閉鎖、撤収、断交となり、北朝鮮には大きな損失となる。【北京・西岡省二】

 ◇マレーシア、断交が視野に

 「人質を取る行為で、国際法と外交規範を無視したものだ」

 北朝鮮によるマレーシア国民の出国禁止措置について、ナジブ首相は極めて強い言葉で非難し、北朝鮮国民のマレーシアからの出国禁止という対抗措置を発表した。金正男氏殺害事件が発生した2月13日以降、北朝鮮はマレーシア政府や警察を執拗(しつよう)に批判し続け、捜査では大使館の2等書記官までが事件の重要参考人として浮かんだ。国家ぐるみで事件を起こした疑いが強まった北朝鮮に対し、「政府内の不満は爆発寸前」(政府関係者)の状況で、首相の強い姿勢に賛同する声が集まっている。

 一方で、北朝鮮側が出国禁止という強硬手段に出ることはマレーシア側にとって想定外だった可能性が高い。マレーシアは北朝鮮の姜哲(カン・チョル)・駐マレーシア大使に対し国外追放を通告。退去を拒否することも予想されたが、大使は期限内に国外退去した。このため「ひとまず安心の雰囲気が流れていた」(外務省関係者)。外交関係に詳しいユスマディ・ユスフ前国会議員は「政府は北朝鮮の反応を過小評価していた」と指摘する。

 中国国営中央テレビは在北朝鮮マレーシア大使館で6日夜、文書を焼却したり、荷物を運び出したりする動きがあったと伝えた。現地では北朝鮮の対抗措置に備え、マレーシアの外交官らが北朝鮮からの退避を検討していた可能性もあるが、結果的には間に合わなかったのかもしれない。

 クアラルンプールの北朝鮮大使館では7日、地元警察が入り口で規制線を張って館員らの出入りを禁じる場面があり、緊迫した。現場を訪れたヌールジャズラン副内相は「館員の身元確認や居場所を確認する必要がある」と説明。マレーシア警察のカリド長官は高麗航空職員や2等書記官ら計3人の容疑者・重要参考人が大使館内にいるとの認識を明らかにした上で、「彼らが出てくるまで5年でも待つ」と強調した。

 これまで国交断絶まではすべきでないとの論調が多かったマレーシアだが、「北朝鮮との外交関係を断つことを期待する」(ペナン州行政長官)などの声が出始めた。アニファ外相は7日付の地元紙に寄稿し、断交について「国益などを考慮して必要があれば最後の行動をためらわずに取る」と明言。断交が視野に入ってきた。【クアラルンプール林哲平、金子淳】
(毎日新聞)

WBC1次ラウンドB組 日本11―6キューバ 報復警戒、迷ったけど…侍J松田 3ランで「熱男~!」叫んじゃった

◇WBC1次ラウンドB組 日本11―6キューバ(2017年3月7日 東京ドーム)

 ファンのパワーが「熱男」の背中を押した。侍ジャパン・松田が日本の今大会1号本塁打を含む4安打4打点と大暴れ。3―1の5回1死一、二塁では3ランを左翼席へ運び「変化球をしっかりタイミングよく捉えることができた」と会心の笑みを見せた。

 ベンチ前では「熱男~!」とスタンドを埋め尽くした観客たちと絶叫。ソフトバンクでは本塁打を打った際の雄叫びはおなじみだが、このWBCで行うかどうかは「相手もあるので」と迷っていた。外国チーム相手にパフォーマンスをすれば、報復を受ける可能性もある。それでもチームの士気を上げようと実行。「百点満点の熱男ができた」と、一緒に盛り上がったファンに感謝した。

 直前の強化試合では5試合でわずか2安打と状態が上がらず、小久保監督も試合当日まで三塁を田中にするか松田にするか悩んでいた。スタメンを言い渡されたのは試合開始数時間前。起用に見事に応え、「使っていただいた監督に感謝しないと。明日も日本のためにしっかりやっていきたい」と熱く誓った。

 ≪日本選手最多タイ4安打≫松田が3ランを含む4安打4打点。WBCで日本打者の1試合4安打は09年2次ラウンド・キューバ戦の青木、同年決勝韓国戦のイチローと並ぶ最多タイ。
(スポニチアネックス)

 昨日の勝利は松田に尽きるだろう。

2017年3月7日火曜日

大田泰示 日本ハム 左腹斜筋筋挫傷 全治4週間で開幕絶望的「今できることをしっかりやる」

 巨人から移籍した日本ハム・大田泰示外野手(26)が6日、札幌市内の病院でMRI(磁気共鳴画像)検査を受け、左腹斜筋筋挫傷と診断された。試合復帰まで4週間程度かかる見込みで、31日の開幕・西武戦(札幌D)出場が絶望的となった。

 悔しい離脱となった。大田は打撃好調だった春季キャンプ中の2月21日に左脇腹の痛みを訴え、別メニューで調整を続けていた。4日の巨人戦(札幌D)の8回2死二塁、代打で約2週間ぶりに実戦復帰。吉川光の直球をスイングして二ゴロを放った際に患部の痛みが再発し、そのまま交代した。

 今後はしばらく安静にし、10日から千葉・鎌ケ谷の2軍施設で練習を再開する見込み。復帰には慎重を期すとみられ、目標としていた開幕スタメンは間に合わなくなった。帰京前の新千歳空港で取材に応じた大田は「今できることをしっかりやっていきます」と前を向いていた。
(スポーツ報知)

 鵜久森淳志とダブって見える。
 1軍の戦力となれるだろうか、それとも、2軍の4番だろうか。

 

北朝鮮大使「国を代弁しただけ」 謝罪せず国外退去

 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏が殺害された事件で、マレーシア政府から国外退去を命じられた北朝鮮のカン・チョル駐マレーシア大使が6日、民間機で出国した。北京経由で平壌に帰国するとみられる。一方、北朝鮮外務省は、同国に駐在するマレーシア大使について「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)と決定した」として、国外退去処分にすると発表した。朝鮮中央通信が6日夜、伝えた。

 カン大使は出国の期限とされた6日午後6時(日本時間午後7時)の約1時間前にクアラルンプール国際空港に到着した。マレーシア警察の捜査を批判したことについて、「国の立場を代弁しただけだ」と述べ、「40年以上続く両国関係を害する極端な措置に深刻な懸念を表明する」などと主張した。マレーシア側が求めてきた謝罪はなかった。

 駐北朝鮮のマレーシア大使は、カン大使の事件後のマレーシア当局に対する批判の発言を受けて召還され、既に帰国している。

 マレーシアのナジブ首相は6日、記者団に「(北朝鮮には)何も期待できない」と失望感をあらわにした。強硬な態度を崩さない北朝鮮に対し、さらなる対抗措置を検討し、「断交すべきだ」といった強硬論も一部に出ている。(クアラルンプール=都留悦史、ソウル=牧野愛博)
(朝日新聞デジタル)

 この大使が悪いわけではなく、国を代弁しただけは本音だろう。

森友哉 西武 左ひじ骨折で開幕絶望!5日のキューバ戦で死球

 西武は6日、5日のWBC強化試合のキューバ戦(京セラD)で左肘に死球を受けた森友哉捕手(21)が大阪市内の病院で検査を受け、左肘頭骨折と診断されたと発表した。今季は捕手一本での勝負を宣言していたが、開幕の出場は絶望的とみられる。

 森は同試合に「5番・捕手」で先発出場。4回の第3打席に左肘内側付近に死球を受け、しばらく患部を抑えたまま動けない状態となった。状態を確かめるために1度ベンチへ戻って治療を受けたが、大事を取って途中交代した。病院には行かずにアイシング治療などを行い、試合後には「大丈夫です」と軽症を強調していたが、悔しい離脱となった。
(スポーツ報知)

 練習試合で離脱は痛い。

2017年3月6日月曜日

【日本ハム】上沢、復活の3回無失点「野球人生終わる」どん底から633日ぶり札幌Dで好投 

◆オープン戦 日本ハム3―0巨人(5日・札幌ドーム)

 日本ハムの上沢直之投手(23)が5日の巨人戦(札幌D)に先発し、3回1安打無失点と好投した。昨年3月に右肘を手術した影響もあり、昨年は1軍未登板。2015年6月11日の巨人戦(札幌D)以来、633日ぶりの本拠地・札幌ドームのマウンドで、開幕ローテーション入りを引き寄せた。

 最後の打者を打ち取ると、上沢の表情は自然と緩んだ。3回2死。巨人・立岡を一ゴロに仕留め、633日ぶりの本拠地での登板を3回1安打無失点と、ほぼ完璧な投球。「投げたかった場所でようやく投げることが出来た。結果が出てよかったです」と笑みを浮かべた。

 復活を印象付ける35球だった。初回こそ「緊張して思ったように投げられなかった」と20球を投じたが、2回以降はテンポのいい投球を披露。140キロ台中盤のキレのある直球とフォーク、カーブのコンビネーションで2回は8球、3回はわずか7球で終えた。「しっかりと真っすぐでゴロも取れた」とうなずいた。

 どん底を味わった。昨年3月に右肘を手術し、患部に痛みこそなくなったが、その後に待っていたのは軽い投球障害だったという。「イップスは今まで経験したことがなかった。こうやって野球人生が終わっていくのかと思った」と振り返るほどだった。

 2014年には先発の中心として8勝をマークしたが、昨年は1軍未登板。今季は勝負をかけるシーズンだ。懸命なリハビリを経て戻ってきた舞台に「この段階で1軍にいられることは(去年までは)想像できていなかった」と、喜びをかみしめた。

 この日の投球に、栗山英樹監督(55)は「去年あれだけ悔しい思いをした。(今年は)何とかいい投球をしてくれと信じている」と大きな期待を寄せる。上沢も「とにかく自分は結果を残していかないといけない。もう一度ローテーションに戻って、先発で投げたい」。復活を遂げた6年目右腕が、日本一連覇へ貢献する。(後藤 亮太)
(スポーツ報知)

 先発は、有原、メンドーサ、高梨、加藤、上沢と後1人だろうか。

大谷翔平 スライディング解禁!練習後には2軍施設に移動

 右足首痛で別メニュー調整を続ける日本ハム・大谷がスライディングを解禁した。

 フリー打撃中に一塁走者に入り、二塁に滑り込んだ。今月に入って走塁練習に実戦的な動きを取り入れており、順調なら11日のイースタン教育リーグ・楽天戦(鎌ケ谷)で今季初めて実戦に出場する予定だ。練習後にはチームを離れ、千葉・鎌ケ谷の2軍施設に移動。栗山監督は「(鎌ケ谷での)メニューは決まってる」と話した。
(スポニチアネックス)

 中旬くらいからオープン戦登場で、開幕スタメンだろう。

2017年3月5日日曜日

森友学園 学校法人に大阪の国有地売却 価格非公表、近隣の1割か

 財務省近畿財務局が学校法人に払い下げた大阪府豊中市内の国有地をめぐり、財務局が売却額などを非公表にしていることが分かった。朝日新聞が調査したところ、売却額は同じ規模の近隣国有地の10分の1だった。国有地の売却は透明性の観点から「原則公表」とされており、地元市議は8日、非公表とした財務局の決定の取り消しを求めて大阪地裁に提訴した。

 売却されたのは、豊中市野田町の約8770平方メートルの国有地。近畿財務局が2013年6~9月に売却先を公募し、昨年6月に大阪市内で幼稚園を営む学校法人「森友学園」に売った。契約方法は、公益目的で購入を希望する自治体や学校法人、社会福祉法人などを優先する「公共随意契約」がとられた。

 この契約について、地元の豊中市議が昨年9月に情報公開請求したところ、財務局は売却額などを非公表とした。朝日新聞も同年12月に公開請求したが、今年1月に同じく非公表とされた。国有地の売却結果は透明性と公正性を図る観点から、1999年の旧大蔵省理財局長通達で原則として公表するとされている。だが、財務局は取材に「学園側から非公表を強く申し入れられた。公表によって学校運営に悪影響が出るおそれがある」と説明した。

 朝日新聞が登記簿などを調べると、森友学園側に契約違反があった場合、国が「1億3400万円」で買い戻す特約がついていた。公益財団法人の不動産流通推進センターによると、買い戻し特約の代金は売却額と同じ額におおむねなるという。森友学園の籠池泰典理事長も売却額が買い戻し特約と同額と認めた。

 一方、財務局が森友学園に売った土地の東側にも、国有地(9492平方メートル)があった。財務局が10年に公共随契で豊中市に売ったが、価格は約14億2300万円。森友学園への売却額の約10倍とみられる。ここは公園として整備された。

■「日本初、神道の小学校」開校の予定

 森友学園が買った土地には、今春に同学園が運営する小学校が開校する予定。籠池理事長は憲法改正を求めている日本会議大阪の役員で、ホームページによると、同校は「日本初で唯一の神道の小学校」とし、教育理念に「日本人としての礼節を尊び、愛国心と誇りを育てる」と掲げている。同校の名誉校長は安倍晋三首相の妻・昭恵氏。

 籠池氏は取材に「(非公表を)強く求めていない。はっきりではないが、具体的な売却額は財務局が出したと記憶している」と説明している。昭恵氏には安倍事務所を通じて文書で質問状を送ったが、回答は届いていない。(吉村治彦、飯島健太)
(朝日新聞デジタル)

 このニュースが問題の発端か。

2017年3月4日土曜日

石原慎太郎「果たし合い」曖昧に終始=責任追及に「皆で決めた」―石原氏

「座して死を待つつもりはない」。

 3日午後、豊洲市場(東京都江東区)の問題をめぐり、石原慎太郎元知事が語りだした。「果たし合い」と称した会見だが、報道陣からの質問に「専門的知見がない」「皆で決めたこと」と繰り返し、注目された豊洲への移転決定や東京ガスとの用地取得交渉の経緯については曖昧な説明に終始した。

 石原氏が会見した東京・内幸町の日本記者クラブには、約300人の報道陣が詰め掛けた。午後3時前、石原氏がグレーのスーツ姿で現れると、シャッターを切る音が響いた。

 豊洲問題をめぐる自身の責任を認めつつ、「都庁、議会にも責任がある」と強調。さらに「混迷、迷走の責任は今の都知事にある」と移転を延期した小池百合子知事を批判した。「豊洲市場は安全」と述べる学者の見解を取り上げ、「科学が風評に負けるのは国辱だ。豊洲に移転すべきだ」と語気を強めた。

 報道陣からは、部下に全て任せていたのかという趣旨の質問が集中。石原氏は「私は専門家でない。専門家のいる委員会や担当部局に任せざるを得ない」「浜渦君(当時の浜渦武生副知事)に任せていた」と繰り返すばかり。

 しびれを切らした記者が「なぜきょうまでに事情を知っている浜渦元副知事から聞かなかったのか」と問いただしても「時間がなかった」。記者席から失笑が漏れた。
(時事通信)

 あえて記者会見する内容ではないだろう。
 豊洲市場の問題点は、誰の意向で決まったのか、土壌汚染の改良費用をなぜ東京が負担することになったか、だろう。 

谷口雄也 日本ハム谷口が今季絶望、右膝靱帯損傷で手術へ

 日本ハム谷口雄也外野手(24)が右膝靱帯(じんたい)損傷のため今季の出場が絶望的となることが3日、分かった。

 2月の春季キャンプ中に右膝周辺の接触性皮膚炎で離脱し、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で静養していた。

 右膝周辺の皮膚の回復を見て、近日中に手術を受ける。術後、完治からリハビリまで時間を要することから、今季中の復帰は絶望的。この日は、札幌市内のホテルで行われた激励会に参加した。
(日刊スポーツ)
 
 レギュラー獲りのチャンスだったのに、今季絶望的は残念だ。

 

森友学園理事長 関西の地方議員に口利き依頼

【民進党・舟山康江参院議員】
「不透明なんですよ!疑惑があるんですよ!」

連日、国会で疑惑の追及が続く森友学園。
大阪府豊中市の森友学園が運営する小学校の建設予定地では3日、土砂の搬出作業が始まりました。

【記者リポート】
「運び出されるのは土砂のみで、問題となっているごみの撤去は行われていません」

国有地が鑑定価格より8億円以上安く売却されたことを巡って、政治家の「口利き」があったのではないかという疑惑が浮かび上がっています。

【自民党・鴻池祥肇元防災相】
「紙に入ったものを『これでお願いします』言うて、オバハン(妻)の方が。一瞬で金だと分かりましたよ」

兵庫県選出の鴻池元防災相は1日、2014年に森友学園の籠池理事長夫妻から口利きを依頼されたと明らかにしました。


【自民党・鴻池祥肇元防災相】
「政治家のツラを銭ではたくような。そんなん教育者違う、帰れ!と」

鴻池事務所の記録によると、籠池理事長は15回にわたり鴻池事務所の秘書と電話などで接触していました。

【鴻池事務所の面会記録】
「土地価格の評価額を低くしてもらいたい」
「上から政治力で早く結論が得られるようにお願いしたい」

さらにこの記録から、ある兵庫県議が2人を「橋渡し」していた事実が明らかになりました。

橋渡しをしていた黒川治兵庫県議は、14年間にわたり鴻池元防災相の秘書を務めていた人物で、2013年に籠池理事長から仲介を頼まれたといいます。

【自民党・黒川治兵庫県議】
「鴻池事務所さんにお願いしてほしい、つないでほしいというというニュアンスだったと記憶。面識がある中だったが、改めて要望・陳情があるので相談にのってあげてよという形でつないだ」

3日の会見で黒川県議は、自身の主催するセミナーの参加料として2万円を受けとったことがあると語ったものの、金銭の授受は否定しました。

【自民党・黒川治兵庫県議】
「籠池さんは良い方ですけど、しつこいというか、ずっと頼まれる方だなと。
私がそこで自分で何かをして、県会議員の立場であちこちに連絡をしたとかは全くありません」

また、大阪維新の会の中川隆弘大阪府議は、小学校の認可について陳情があったことを明らかにしました。

【大阪維新の会・中川隆弘大阪府議】
「確かに連絡はありました。大阪府の認可の決定をするか否かのときに力を貸して欲しいという内容。働きかけたところで、私学審議会はしっかりとした審議を進めておられるので、我々がどうのこうのの話ではない」

籠池理事長との面会は1度のみで、金銭の話もなかったということです。

地方議員と籠池理事長との関わりが相次いで発覚する事態に、松井知事は…。

【大阪府・松井一郎知事】
「問題ないです、政治家としての普段の陳情受けですよ。土地売買に府議会議員が、市議会議員が絡むことはないし、絡んだとしても、財務省や近畿財務局が相手にするはずがない」

松井知事は小学校の認可について、現状難しいと話しました。

「4月開校」に保護者の不安が募る中、小学校に認可が下りなかった場合の対応について、石井国交相は…。

【石井啓一国交相】
「土地については、学校法人森友学園に対し期間を定めた上で小学校の用途に供することを求めており、その用途に供することができなかった場合には、(規定上は)国において買い戻しができることとなっている」

「小学校」として土地を使用しない場合は「買い戻し」ができると説明しました。

一方、野党側は森友学園の籠池理事長に国会への参考人招致を求めていますが、政府は慎重な姿勢です。

【菅義偉官房長官】
「国会での参考人招致の問題は、国会でお決めになることだと思います。一般論として申し上げれば、違法性のない事案に関わる審査というのは、やはり慎重にやるべきだろうと思います」

【麻生太郎財務相】
「(国有地売却は)手続きに瑕疵がなければ、私どもとしてはそれを認可する立場」

また3日の国会では、財務省が学校側との交渉などの記録を去年6月、売買契約が終了した時点で破棄していたことにも追及が及びました。

【民主党・舟山康江参院議員】
「記録がない、全て破棄してしまった、だから詳細が分からないという中で、“政治家に口利きはなかったんだ”と、これだけはなぜ断言できるんでしょうか」

【財務省・佐川宣寿理財局長】
「公平・中立性が確保されない恐れがあり対応が困難なものについては、大臣に報告した上で保存することになっている、そういう不当な働きかけもございませんでしたので、記録もございません、ということで記録がない!…ということでございます」

【民主党・舟山康江参院議員】
「非常に不透明なんですよ、疑惑があるんですよ」

財務省の担当者は「不当な働きかけ」がなかったからこそ、記録が残っていないと反論しました。

野党側は引き続き、籠池理事長の参考人招致を求め、真相の解明を迫る姿勢です。
(関西テレビ)

 不当な働きかけがあったのか、森友の交渉のうまさなのか。

森友学園「報告書は捏造」 鴻池氏会見には「嫌悪感」

 学校法人「森友学園」は3日、鴻池祥肇(こうのいけよしただ)元防災担当相の事務所が籠池泰典理事長らとのやりとりを記録した「陳情整理報告書」について、「事後的に捏造(ねつぞう)された文書」との見解を示した。学園が4月開校を目指している小学校ホームページに文章を載せた。

 籠池理事長夫妻が「紙に入った物」を差し出したなどとした鴻池氏の1日の会見についても「(鴻池氏側が)献金や寄付を強要していた事実を揉(も)み消そうとする態度には嫌悪感しか感じません」と批判した。
(朝日新聞デジタル)

 学校法人の名称が、西武の森友哉に似ている。

日本ハム・栗山監督 大谷に全力疾走禁止令!苦渋の伝達へ

 日本ハム・栗山監督が3日、右足首痛で別メニュー調整を続ける大谷に対し、実戦復帰の際は「全力疾走禁止」を約束させる意向を明かした。シーズン開幕後も不安が完全に解消するまで継続する方針。最大の狙いは痛みの再発防止で、近日中に本人に伝える。

 札幌市内で行われた毎年恒例の「激励会」に参加した栗山監督は、野手での実戦復帰を目指して地道な練習を続ける大谷について「試合に出る状態になったら“絶対に(全力で)走るな”と言うつもり。ベース際(で速度)を緩めることを約束させる。シーズンでも」と発言。「アウト、セーフで勝敗が決まる局面も?」と振られても「1勝で(故障して)3カ月いなくなっていいのか?という話」と言った。

 昨季、二刀流が進化した大谷は10勝&22本塁打で優勝と日本一に貢献。だが10月の広島との日本シリーズで一塁を駆け抜けた際に右足首をひねり、11月の侍ジャパン強化試合でも同じ一塁ベース上で右足首を悪化させた。シーズンは143試合の長丁場。さらに大谷は将来のメジャー挑戦も視野に入れる日本の宝だ。現在はベースランニングの強度を上げるなど順調に練習を重ねており、早ければ今月中旬に実戦に復帰する可能性もある。

 「こっちもつらい。いつもは全力を尽くしてくれ、と言ってる。でも選手を守るためならルールも変える。ファンには申し訳ない」と栗山監督。たとえ批判されても、その「親心」にブレはない。 (山田 忠範)
(スポニチアネックス)

 開幕からは、しばらくDH大谷だろう。

2017年3月3日金曜日

「森友、財務省より上手」=安倍首相、予算委理事との懇談で

 安倍晋三首相は2日夜、衆院予算委員会の与党理事と首相公邸で懇談した。出席者によると、学校法人「森友学園」(大阪市)に国有地が格安で払い下げられた問題が話題となり、首相は「財務省より一枚上手だったんだろう」と語った。
 売却価格が適正だったかや政治家の関与がなかったかをめぐり野党側が追及を強める中、首相の発言は同学園が自らの交渉力で格安取得したとの認識を示したとも受け取れ、波紋を広げそうだ。
(時事通信)

 政治家の働きかけでなく、交渉力はおもしろい。

<森友学園>露骨に値切り「何とかしてや」 用地取得陳情

 大阪府豊中市内で小学校の開校を目指す学校法人「森友学園」(大阪市淀川区)。開校計画への助力を求め、自民党参院議員の鴻池祥肇(よしただ)元防災担当相の事務所に陳情を繰り返していた。「土地価格の評価額を低くしてもらいたい」--。陳情記録には、事務所の担当者の反発を書きとめたと思われる記述も残っていた。「ウチは不動産屋ではありませんが!」

 2013年8月。小学校開校を目指すものの、用地費用の確保などで足踏み状態だった学園の籠池泰典理事長は、兵庫県議を通じて鴻池氏の事務所に接近する。当時、森友学園は豊中市内の国有地を一定期間は借り、その後は購入する方向で検討していたが、交渉妥結に向けた後押しや、賃借料を「まけて」もらえるように陳情してきたという。

 大阪府内で学校を新設する場合、府の設置認可を得るにはあらかじめ用地を確保しておかなければならない。しかし、国有地の貸借について近畿財務局は「設置が認可される見通しが必要」との立場で、その間で籠池氏は揺れていた。そこで鴻池氏の事務所を頼る。「ニワトリとタマゴの話。何とかしてや」。事務所の担当者の感想だろうか、陳情記録の脇には「どこが教育者やねん!」という書き込みがあった。

 14年1月31日。籠池氏から国有財産を管理する近畿財務局との交渉は前向きに進んでいるが、賃料と購入額が予算をオーバーしているとの相談が寄せられた。陳情記録には、こう記されている。「賃料年間を3500万円から2500万円に」「売却予定額15億円を7億~8億円に、が希望」

 露骨な要望に腹に据えかねたのか、陳情記録には担当者が書いたと思われる一文があった。「不動産屋と違いますので。当事者間で交渉を!」

 頻度は減ったが、昨年3月14日にも籠池氏は鴻池氏の事務所に相談を寄せている。「小学校用地の件、近畿財務局の対応に不満。15日に本省(財務省)へ行く。アポ等お願いしたい」。事務所側はこの要望を断った。入手した記録の上では、これを境に陳情はない。【藤顕一郎】
(毎日新聞)

 この後、どの政治家に陳情したのだろうか。

斎藤佑樹 日本ハム 炎上一転好投 復活へ再出発の1回0封 1軍入り必死アピール

10球で1回1安打無失点…前回は5失点炎上も背番号1本拠初戦で好投
 日本ハムの斎藤佑樹投手が2日の中日とのオープン戦(札幌ドーム)でリリーフ登板。1回無失点と開幕1軍入りへアピールした。

 4点ビハインドの8回から4番手で救援。先頭・森野を142キロの直球で二ゴロに仕留めると、溝脇をフォークで一ゴロ。藤井に右翼線二塁打を許したものの、木下を140キロ直球で三ゴロに抑えた。ストライク先行の投球で1イニングを10球、1安打無失点だった。

 斎藤は2月21日の楽天との練習試合(名護)で2回を7安打5失点(自責3)と炎上。開幕1軍争いへ後退する投球となったが、オープン戦初登板、今季から就ける背番号1本拠地初披露の一戦で、きっちり結果を残した。

 試合は日本ハムが1-5で中日に敗れた。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count
 敗戦処理だろうか。

2017年3月2日木曜日

鴻池祥肇(こうのいけよしただ) 森友学園と国の交渉仲介か 鴻池氏の事務所、接触25回

 学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題で、朝日新聞は、鴻池祥肇(こうのいけよしただ)元防災担当相側と学園の籠池泰典理事長らとのやりとりが記された「陳情整理報告書」を入手した。事務所は籠池氏と国の交渉を仲介し、籠池氏や国との接触は2年半で25回に上った。籠池氏の要求は次第にエスカレートし、具体的な金額を提示して金額を低くするよう国への働きかけを求めていた。
(朝日新聞デジタル)

 この政治家が元凶だろうか。

日本ハム 5投手リレーで完封勝ち、ルーキー森山が先制2点二塁打

◇オープン戦 日本ハム2―0中日(2017年3月1日 札幌D)

 日本ハムが5投手のリレーで中日打線を完封した。先発加藤は3回を2安打、高梨が3回を1安打1死球でともに無失点、その後マーティン、公文、上原が1イニングずつ得点を許さなかった。打線は4回にルーキーの森山が左越えに先制2点二塁打を放ってアピールした。中日は先発鈴木が5回2失点と試合を作ったが、打線がつながりを欠いた。

 ▼日本ハム・森山(先制2点二塁打)打ったのは少し甘く入ってきたスライダーですね。外のボールを待っていたのでいい感じで振れたと思います。初めての札幌ドームで緊張していますけど、このプレッシャーの中しっかりと力を出していきたいです。この一本に満足することなく頑張りたいです。
(スポニチアネックス)

 少ないチャンスの若手がもっと結果を出さねば。

大谷翔平 日本ハム ブルペン入り30球 1カ月ぶりマウンド「普通でした」

 日本ハム・大谷翔平投手(22)が1日、今年初めて札幌ドームのブルペンに入り、ネットスローを行った。

 右足首の痛みもなく、違和感なく投げられた。スパイクを履き、傾斜を確かめながら30球を投じた。1月下旬に鎌ケ谷2軍施設で投球練習を行って以来、約1カ月ぶりのマウンドも「特に変わりないです。普通でした」と上々の手応えを明かした。

 右足首の状態は日を追うごとに良くなっている。前日は初めて人工芝のグラウンドを8割の力でベースランニング。この日のダッシュでは9割の力を入れて走った。球団トレーナーも「特に痛みもなく問題ない」と話すなど、全力疾走解禁も見えてきた。

 右足首の状態が快方に向かえば、7日からはヤフオクドームでのソフトバンク3連戦に帯同せず、練習時間を確保できる千葉・鎌ケ谷で単独調整するプランもある。投手調整も徐々に強度を上げ、二刀流練習を本格的に進めていく。
(デイリースポーツ)

 心配は鎌ヶ谷のストーカーだろう。

侍ジャパン圧勝!前夜の投壊から一転快投 打線も9得点

◇侍ジャパン壮行試合 侍ジャパン9―1台湾プロ野球選抜(2017年3月1日 ヤフオクD)

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンは1日、ヤフオクドームで台湾プロ野球選抜と壮行試合を行い、9―1で快勝。5―8で敗れた前夜から一転、投打ともに圧倒した。

 初回、山田(ヤクルト)の先頭打者本塁打で先制。5回には1死二、三塁から筒香(DeNA)が放った打球を台湾の一塁手がファンブル。さらに中田’(日本ハム)の犠飛も出て2点追加した。6回には敵失、野選で2点転がり込み、さらに筒香の2点適時打で一挙に4得点。7回にも暴投などで2点を奪い突き放した。

 投げては先発の菅野(巨人)が4回で4安打を浴びながら無四球で無失点。58球で投げ切り、球数制限のあるWBCを見据えた投球を披露した。2番手の石川(ロッテ)は1失点したものの3回で6奪三振。3番手の藤浪(阪神)、4番手の千賀(ソフトバンク)は無失点リレーで締めた。
(スポニチアネックス)

 勝って当然だろう。

日本人の平均寿命、過去最高を更新 G7でもトップ

 2015年の日本人の平均寿命は男性が80・75歳、女性は86・99歳となり、過去最高を更新した。厚生労働省が1日に発表した「完全生命表」で確定した。5年に1度行われる国勢調査に合わせた調査で、前回公表された10年の完全生命表に比べ、男性が1・20歳、女性が0・69歳上回った。

 人口推計に基づいて昨年7月に公表された「簡易生命表」では男性80・79歳、女性87・05歳だったが、確定値はいずれも少し低くなった。厚労省が把握している主要7カ国(G7)などと比べて男女ともに最も高い。2番目は男性がスイスの80・7歳、女性はフランスの85・1歳だった。

 平均寿命の確定値は、最初の調査が行われた1891~1898年分(当時は国勢調査に基づかない)で男性が42・8歳、女性が44・3歳だった。第2次世界大戦後は延び続けている。(水戸部六美)
(朝日新聞デジタル)

 健康寿命との差が約10年に焦点をあてるべきだろう。

2017年3月1日水曜日

<京都府立医大>主治医、偽診断書認める「病院長の指示で」

 暴力団組長をめぐる京都府立医大付属病院(京都市上京区)の虚偽診断書類作成事件で、組長の主治医(44)が京都府警の任意の事情聴取に対し、「病院長の指示で事実と異なる内容を書いた」と話していることが関係者への取材でわかった。主治医は2月、虚偽書類の作成を否定するコメントを発表していたが、一転、関与を認めたという。府警は容疑を裏付ける重要な証言とみている。

 組長は、恐喝罪などで懲役8年の実刑判決が確定した指定暴力団・山口組の直系組織「淡海(おうみ)一家」総長の高山義友希(よしゆき)受刑者(60)。主治医は吉村了勇(のりお)病院長(64)らと2014年7月、組長の腎移植手術を担当した。術後の状態について「収監に耐えられない」とする診断内容の報告書を大阪高検に提出した。

 府警は診断内容が虚偽だったとみて、府立医大病院などを2月14日に虚偽有印公文書作成・同行使容疑などで家宅捜索したが、吉村病院長は同16日の記者会見などで「刑事施設では感染症にかかる危険性が高かった」と診断の正当性を強調。主治医も同23日に発表したコメントで「(病院長とも)相談のうえ、拘禁に耐えられないとの回答書を作成した。回答内容に一切虚偽はない」としていた。

 一方、捜査関係者によると、主治医は昨年10月にも府警に対し、虚偽書類の作成と病院長の指示を認める供述をしたとされる。吉村病院長は現在も指示などを認めていないといい、府警が慎重に捜査を進めている。
(毎日新聞)

 学長と病院長はクビだろう。

「VX毒殺説は荒唐無稽」=正男氏事件で米韓非難―北朝鮮

【ソウル時事】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は1日、マレーシアで起きた金正男氏殺害事件について、「米国と南朝鮮(韓国)当局は『猛毒の神経剤VX』による毒殺だと主張し、われわれに対し、根拠なく言い掛かりをつけている。荒唐無稽な詭弁(きべん)だ」と非難した。

 さらに、米韓が「政治的陰謀策動」を続けるなら「より強力な自衛的措置を取る」と警告した。事件への関与を改めて全面否定し、米韓の「陰謀」と決め付け、対抗措置を予告した形だ。

 同通信は「容疑者として逮捕された女性が南朝鮮を訪れていた事実から見て、南朝鮮当局者が女性に物質(VX)を渡して送ったのではないかと一部メディアが疑うのも偶然ではない」と主張。「南朝鮮当局は最初から、われわれとマレーシアとの間にくさびを打ち込もうとして動いていた」と批判した。

 同通信は正男氏について「外交旅券所持者のわが国の公民、キム・チョル」と報じている。
(時事通信)

 中国の対応が見ものだろう。

独自:森友学園が議員に“働きかけ”の記録

 大阪の学校法人「森友学園」の国有地取得をめぐる問題で、日本テレビは森友学園の籠池泰典理事長が、自民党の鴻池祥肇元防災担当相側に土地の価格を安くするよう働きかけを行っていた際の記録を独自に入手した。

 日本テレビが入手したのは、鴻池元防災担当相の公設秘書が森友学園の籠池理事長から2013年8月から去年3月にかけて、少なくとも15回にわたって陳情を受けた記録。

 メモには2013年9月に籠池理事長から問題の土地について財務省側に「賃借料を“まけて”もらえるようお願いしたい」と依頼を受けたとの記述があった。また翌月の記録には鴻池議員本人が同席した場で、籠池理事長夫妻が「上から政治力で早く結論が得られるようにお願いしたい。土地価格の評価額を低くしてもらいたい」と発言したと記されている。メモには「ウチは不動産屋ではない」などと籠池氏側の働きかけに秘書が反発する内容も記されている。

 また2年前にも財務省側の10億円という土地評価額について「高すぎる、何とか働きかけして欲しい」と鴻池議員の秘書に依頼したと書かれている。

 この秘書は1日夕方、日本テレビの取材にメモを書いたことを認め、「圧力みたいなことは実際まったくない」と話した。鴻池議員は防災担当相をつとめたほか、麻生内閣で官房副長官をつとめるなど麻生副首相兼財務相の側近としても知られている。

 一方、籠池理事長はこれまでのNNNの取材に「政治家による便宜は一切なかった」と説明している。日本テレビが入手した記録には、最終的に国有地の購入価格が8億円以上安くなった経緯については記されていない。
(日本テレビニュース)

 金をもらって、働きかけた政治家がいるのだろう。

森友学園 小学校予定地のごみの撤去作業始まる

大阪府豊中市の国有地が、鑑定価格よりも格安で売却された問題。

【記者レポート】
「小学校の建設予定地で、重機が忙しなく動いています。埋まっているごみの搬出に向けた作業が始まります」

渦中の学校法人「森友学園」の小学校の建設予定地で、格安となった理由とされる「地中のごみ」を搬出する作業が始まりました。

国会で連日追及を行う民進党の議員も28日朝、現場を視察。

【民進党・辻元清美議員】
「きょう掘り返すと言っているから、作業するんでしょうか。ちょっとあきれますよね。指摘されたから、あわてて掘り返して、仮に置いていたとすれば、なんとか、逃げられると」

財務省は、豊中市の国有地を「地中に生活ごみが埋まっている」ため、撤去費用として、鑑定価格よりも8億円以上値引きして売却していました。

しかし、現場で作業を請け負った男性は…。

【作業員の男性】
「2000立方メートルほど盛土がしてあって、その盛土が汚染土。その汚染土の搬出は基本的にしないと。どうもない土を掘り起こして、それを搬出してほしい。そこに、汚染土を埋めてくれと」

問題が取り沙汰された直後、森友学園はホームページで「埋め戻しではなく、地中に仮置きしてるだけ」と反論し、1年近くあった汚染土から、ごみと土を分別し始めました。

作業員の男性と森友学園との言い分は食い違いますが、産業廃棄物が放置されていることには変わりありません。

豊中市は27日、産業廃棄物の保管管理場所を示す掲示板がなかったことを確認していて、法令違反にあたると指導しました。

【記者レポート】
「現場の一角に突如、掲示板が設置されました。きのうまで、こういった掲示板は、貼られていませんでした」

この問題について28日の国会でも安倍首相に追及が…。

【民進党・小川敏夫議員】
「森友学園の籠池理事長と会ったことは?」

【安倍首相】
「私は個人的な関係が全くないと言ってもいいと思う」

改めて森友学園との個人的な関係を否定した安倍首相。しかし、昭恵夫人が小学校の「名誉校長」だったことも事実で、この件については先週…。

【安倍首相(今月24日)】
「突然その場で、この籠池さんかな、籠池さんから紹介されて拍手をされた。その場でそれは(名誉校長を)お引き受けできないとはっきり言うことはできなかったわけでございます」

夫人が森友学園で講演会を行った時に名誉校長就任を頼まれ、断れなかったと説明しています。

そんな中、関西テレビはおととし9月、森友学園で講演する昭恵夫人の映像を入手しました。

【講演会での昭恵夫人】
「こちらの教育方針はたいへん主人も素晴らしいと思っていて、先生からは安倍晋三記念小学校という名前にしたいと当初は言っていただいていたんですけども、もしお名前を付けていただけるのであれば、総理大臣をやめてからにしていただきたいということで」

このように森友学園の教育方針に賛同していました。

そしてこの後、籠池理事長から昭恵夫人が「名誉校長」に就任したとの報告が…。

【森友学園・籠池理事長】
「内閣総理大臣夫人の安倍昭恵先生にですね、瑞穂の國記念小學院の名誉校長になっていただいたということをご報告申し上げました。拍手ください」

立ち上がって一礼する昭恵夫人。
再び壇上に上がると…。

【講演会での昭恵夫人】
「素晴らしい小学校ができるということで、私も名誉校長で私でいいのかしらと思いますけど…なにか籠池園長、副園長の本当に熱い熱い国に対する教育に対する思い、お手伝いできればというふうに思っているいるところです」

このようにあいさつしていました。

安倍総理との関係から、地中に埋まったごみなど、森友学園をめぐり問題が次々と浮上する中、学校の設置認可を出す松井大阪府知事が28日朝、この問題に言及しました。

【松井知事】
「廃棄物によって、子供の健康に悪影響があるなら、教育庁として認可できないことになる」

松井知事は豊中市の調査結果を待った上で、小学校設置を認可できるか判断するとしています。
(関西テレビ)

 くだらない言い訳をする学校法人に呆れる。
 目指すところは、立派な教育よりは、大阪商法的な金儲けだろう。

西武 森の正捕手育成プランがスタート 出場機会多めに

 西武・森の「正捕手育成プラン」がスタートする。

 1日のロッテとの練習試合(清武)から本格的に実戦が続くが、起用法について秋元バッテリーコーチは「これから森の守るイニングは増えていく。キャンプで投手の球を受けていないし、コミュニケーションを取らないと」。右肩甲骨裏の張りで出遅れたことを考慮し、出場機会を多めに与える方針だ。「試合をやりながら技術が向上してくれたら」と辻監督。実績十分のライバル・炭谷に対抗すべく、与えられたチャンスの中でアピールしていく。
(スポニチアネックス)

 正捕手に育つだろうか。
 多少のミスでも使い続けられるかだろう。

【侍ジャパン】投壊17安打8失点…実戦ゲーム初戦は台湾プロ野球選抜に完敗

◆侍ジャパン壮行試合 侍ジャパン5-8台湾プロ野球選抜(28日・福岡ヤフオクドーム)

 3月7日に開幕するWBCに向けての壮行試合として行われた台湾プロ野球選抜戦。侍ジャパンは投手陣が打ち込まれ白星で飾れなかった。

 先発・則本が1回につかまり、巨人・陽岱鋼の兄・陽耀勲、2番・林智平に連打から3番・王柏融の右飛で早々に1点を失った。

 追う侍はその裏、左中間二塁打の2番・菊池を置いた2死二塁で、4番・筒香が左翼線を破る二塁打を放ち同点。筒香は「チャンスでしっかりと打つことができてよかったです」と語った。2回には先頭の松田が左中間二塁打、大野の送りバントで1死三塁とし9番・秋山の二塁内野安打で2点目をあげた。

 しかし、則本は3回1死一塁から3番・王柏融に逆転の中越2ラン。3イニングで5三振を奪うも3点を失った。則本は「初回に入りを意識し過ぎた。上手くかわしていこうと思ったが、上手く打たれてしまった」と肩を落とした。

 4回から登板の2番手牧田も打ち込まれた。連続二塁打で4回に1点、5回は1死三塁からの遊ゴロで1点、さらに四球を挟んだ2死一、二塁から7番・陳俊秀に右中間二塁打を打たれこの回一挙3点、7点目を奪われ、この回で降板した。

 台湾プロ野球選抜の2番手・セゴビアに3回から無得点に抑えられた侍ジャパンは7回から登板の3番手・ダウンズをようやくとらえる。秋山、山田の連続四球でつかんだ無死二、三塁から菊池の右越三塁打で2点、坂本勇の遊ゴロで菊池がかえり5点目を奪った。「つなげる意識でいったら、いいところに飛んでくれました」と話した菊池はこの日3安打がすべて長打と気を吐いた。

 侍の投手陣は3番手の増井が6回に1失点したものの、7回の宮西、8回の岡田、9回の松井裕は無失点で切り抜けた。しかし、打線は8、9回と安打は放つものの無得点に抑えられ、そのまま5-8で敗れ不安を残す壮行試合初戦となった。
(スポーツ報知)

 投壊よりも、打てないことが気になる。