同サイトは日本チームを「日本は前回大会では準決勝でプエルトリコに1-3で負けている。決勝に進出してプエルトリコにリベンジするチャンスを待ち望んでいることだろう」と紹介。日本のメンバーについて「悪く見積もっても、米国に次ぐ2番目に良いチーム」だと高く評価した。
1、2次ラウンドを無傷の6連勝で準決勝に進出したのは、日本とプエルトリコの2チームだが、同記事は「(2次ラウンドの戦いは)日本は無敵の強さだったとは言えない。2次ラウンドでは、延長11回のタイブレークの末、オランダに勝ち、次の試合では7回までキューバと5-5だった。イスラエルには6回まで得点を与えず8-3で勝ったが、この3試合で14失点している。これは準決勝に進出したチームのなかでは最多失点。日本は、才能ある投手陣を持っているが、6勝0敗は打線による貢献が大きい」と、投手が安定せずに失点が多いことを懸念材料に挙げた。
一方、米国の戦いぶりについては、「米国は2次ラウンドでは僅差の戦いをしてきた。3月後半に入ったところだが、米国人選手たちがこの大会に向けて早く準備してきている」と伝えた。
ただ、「米国代表のリーランド監督はベストなチームで戦うのと同時に、ロースターに入っている選手たちがプレーの機会を得られるようにしなければいけないのだろう」と指摘した。メジャーリーグの各チームから選手を派遣してもらっている事情があり、本来ならばオープン戦に出場して調整している時期だけに、特定の選手だけを起用し、特定の選手をずっとベンチに座らせておくことができない、という裏事情があるようだ。 ひょっとすると各チームからの具体的な要求があるのかもしれない。
スポーツイラストレイテッドの電子版も予想記事を掲載した。
日本については、中継ぎ救援陣について詳しく紹介している。
「日本のブルペンは30イニングを投げて8失点。マキタ、アキヨシ、ヒラノはそれぞれ5試合に投げている。日本チームをよく知るブロガーは、コミカルで大きな違いのある投手たちが揃っていると言っている。サブマリン、サイドアーム、速球投手…。準決勝ではこれらをミックスし、マッチングさせることになるだろう」
同誌は、米国については、「米国は3点差以内の試合を勝ってきた。カーショーやバムガーナーといった投手はいないが、先発投手のストローマン、ダフィー、アーチャー、スマイリーで26イニング5失点。しかし、日本戦に、リーランド監督はアーチャーではなく、ロアークを先発させる」と懐疑的な意見を述べた。
ロアークは2次ラウンドのドミニカ共和国戦で2番手として登板し、1回1/3を投げ、3安打3失点しており、これを不安材料に挙げているのだ。また、米国の中継ぎ救援陣が27イニングで27奪三振を奪うも、11失点していることも、米国の懸念材料として指摘した。
スポーツ・オン・アースでは、日本が米国に勝つという予想だったが、ESPN電子版の読者による予想では、多くの人が米国勝利を予想している。日本時間午前9時20分時点では、2179人が投票し、75%の読者が米国勝利に投票していた。
またもう1試合の準決勝のプエルトリコ対オランダ戦について、スポーツ・オン・アースは、「プエルトリコは、予想外にここまでのところ、投手陣の出来がよい。50イニング投げて防御率は2.35。守備陣が投手時を助けていることも間違いない。コレア、リンドーア、バエスは素晴らしい。それに捕手のモリーナが投手陣の成功を引き出している」と紹介した。 ヤクルトのバレンティンを軸に好調のオランダ打線と、プエルトリコの投手陣、守備陣との対決になると見ているようだ。
(THE PAGE)
日本が勝てるかは、投手の出来次第だろう。
米国には勝てるだろう。
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