札幌市内で行われた毎年恒例の「激励会」に参加した栗山監督は、野手での実戦復帰を目指して地道な練習を続ける大谷について「試合に出る状態になったら“絶対に(全力で)走るな”と言うつもり。ベース際(で速度)を緩めることを約束させる。シーズンでも」と発言。「アウト、セーフで勝敗が決まる局面も?」と振られても「1勝で(故障して)3カ月いなくなっていいのか?という話」と言った。
昨季、二刀流が進化した大谷は10勝&22本塁打で優勝と日本一に貢献。だが10月の広島との日本シリーズで一塁を駆け抜けた際に右足首をひねり、11月の侍ジャパン強化試合でも同じ一塁ベース上で右足首を悪化させた。シーズンは143試合の長丁場。さらに大谷は将来のメジャー挑戦も視野に入れる日本の宝だ。現在はベースランニングの強度を上げるなど順調に練習を重ねており、早ければ今月中旬に実戦に復帰する可能性もある。
「こっちもつらい。いつもは全力を尽くしてくれ、と言ってる。でも選手を守るためならルールも変える。ファンには申し訳ない」と栗山監督。たとえ批判されても、その「親心」にブレはない。 (山田 忠範)
(スポニチアネックス)
開幕からは、しばらくDH大谷だろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿