◇WBC1次ラウンドB組 日本11―6キューバ(2017年3月7日 東京ドーム)
ファンのパワーが「熱男」の背中を押した。侍ジャパン・松田が日本の今大会1号本塁打を含む4安打4打点と大暴れ。3―1の5回1死一、二塁では3ランを左翼席へ運び「変化球をしっかりタイミングよく捉えることができた」と会心の笑みを見せた。
ベンチ前では「熱男~!」とスタンドを埋め尽くした観客たちと絶叫。ソフトバンクでは本塁打を打った際の雄叫びはおなじみだが、このWBCで行うかどうかは「相手もあるので」と迷っていた。外国チーム相手にパフォーマンスをすれば、報復を受ける可能性もある。それでもチームの士気を上げようと実行。「百点満点の熱男ができた」と、一緒に盛り上がったファンに感謝した。
直前の強化試合では5試合でわずか2安打と状態が上がらず、小久保監督も試合当日まで三塁を田中にするか松田にするか悩んでいた。スタメンを言い渡されたのは試合開始数時間前。起用に見事に応え、「使っていただいた監督に感謝しないと。明日も日本のためにしっかりやっていきたい」と熱く誓った。
≪日本選手最多タイ4安打≫松田が3ランを含む4安打4打点。WBCで日本打者の1試合4安打は09年2次ラウンド・キューバ戦の青木、同年決勝韓国戦のイチローと並ぶ最多タイ。
(スポニチアネックス)
昨日の勝利は松田に尽きるだろう。
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