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2017年3月13日月曜日

WBC2次ラウンド 日本代表8―6オランダ 侍J タイブレークでオランダを振り切る 2次R白星発進 無傷の4連勝

◇WBC2次ラウンド 日本代表8―6オランダ(2017年3月12日 東京D)

 世界一奪還を目指す侍ジャパンは12日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2次ラウンドE組初戦に臨み、東京ドームでオランダと対戦。延長10回で勝負がつかず、WBC史上初のタイブレークの末、8―6で勝ち、苦しみながらも、1次ラウンドから無傷の4連勝を飾った。

 9回に同点に追いつかれた日本は11回、無死一、二塁の場面からのタイブレークで、犠打で走者を二、三塁に進めると、中田が左前2点適時打を放った。

 オランダも無死一、二塁から攻撃したが、最後は牧田が締めた。

 しびれる展開の試合を制して4連勝を飾った日本は1日の休養日を挟み、14日の2次ラウンド第2戦では1次ラウンドで11―6と下したキューバと再び東京ドームで対戦する。

 試合は2回、日本が先頭の5番・中田の左翼線二塁打で出塁。坂本がバントで送り、山田の四球と盗塁で1死二、三塁としてから秋山の左犠飛で先制。その裏には先発投手の石川が6番のJ・スクープにカーブをライナーで左翼スタンドへ運ばれ追いつかれたが、3回に菊池、青木の連打などで2死一、二塁としてから5番・中田が左翼スタンド最前列に飛び込む3ランを放ち、勝ち越し。中田の日本人選手としてはWBC史上初の3戦連発で勢いづくと、さらに2死一、二塁とチャンスを広げて秋山の中前打でもう1点を加えて5―1と4点をリードした。

 その裏、石川が3連打を浴びた末に犠飛とバレンティンの左翼ポール直撃2ランであっという間に5―5の同点。試合は振り出しに。5回、日本は先頭の坂本が中前打で出塁し、捕逸などで2死三塁。ここで9番・小林が中前打を放ち、6―5と再び勝ち越しに成功したが、9回に8番手の則本がつかまり、同点とされ延長戦となった。
(スポニチアネックス)

 オランダに勝てたのは素晴らしい。

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