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2017年3月13日月曜日

北の富士氏、稀勢の里は「上々のスタート」 黒星の白鵬は「尾を引くような気がする」/春場所

 大相撲春場所初日(12日、エディオンアリーナ大阪) 新横綱稀勢の里(30)が、幕内最年長の平幕豪風(37)を押し出し、白星発進した。鶴竜(31)は小結御嶽海(24)を下手出し投げで下したが、白鵬(32)は小結正代(25)に突き落とされ、日馬富士(32)は関脇琴奨菊(33)に寄り切られ、それぞれ土がついた。

 NHK大相撲中継の解説を務める元横綱北の富士勝昭氏(74)は、稀勢の里について、「平常心で取れたのではないでしょうか。(横綱昇進まで)苦労してますから。あと14日あるからね。長いよ。一日一番でしょ。きょうは忙しかったと思うし、慣れないことをしたから疲れたとは思う。上々のスタートだとは自分でも思っているだろうし」と今後に期待を寄せた。

 一方で白鵬の黒星には「予想できなかった。きょうの相撲は、尾を引くような気がする。長く取っているからね。疲れが出てきたのかな。初日早々、疲れが出ちゃまずいけどね」と心配していた。
(サンケイスポーツ)

 白鵬は、今場所で引退だろう。

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