「ずっと打てていないし、1球で仕留める力がない」
伊東監督は試合後、悲壮感を漂わせた。ベンチに盛り塩をして臨んだが、チーム打率・190と低迷する打線の不振は変わらず。一回、今季初めて1番で起用された根元が中前打で出塁し、連敗脱出に向けて好発進したが、雷雨から急回復した千葉の天気のようにはいかなかった。
先発のドラフト1位右腕、佐々木(桜美林大)は6回4安打4失点で初勝利後、4連敗。6四球に1暴投と制球に苦しみ「チームのリズムを悪くしてしまい申し訳ない」とうなだれた。「手の打ちようがないぐらいやってきている。無駄な四球が多くて投手は半分自滅」と指揮官。打線も、九回にパラデスが2試合連続本塁打となるソロを放ち、零封負けを逃れるのが精いっぱいだった。
「応援しているファンに申し訳ない気持ちで一杯。何かあったら僕が責任を取るので、選手はプロの自覚を持ってやってもらいたい」と、伊東監督は強い覚悟を口にした。19日からの首位・楽天との3連戦(ZOZOマリン)では、打線の組み替えも視野に入れる。新外国人の獲得など必死で状況の打開を図るロッテ。やまない雨はない-。今は、そう信じるしかない。
(サンケイスポーツ)
新外国人の活躍に賭けるしかないか。
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