試合後に村田とは話し合いの場をまだ持っておらず、本人の意思を確認した上で、今後の動向を決める。
王座決定戦では村田がダウンを奪うなど、終始優勢に進めていたかに見えたが、ジャッジ2人が対戦者アッサン・エンダム(フランス)の手数を評価し、1-2の判定負けとなった。試合終了直後から日本だけでなく、海外でも判定への疑問を訴える声が噴出。WBAのメンドサJr.会長(ベネズエラ)が誤りを認め、村田陣営に謝罪し、直接再戦へ動く異例の事態となっていた。
渦中の村田はこの日、都内の帝拳ジムにあいさつに訪れた。現在の心境については「判定も含めて、経験できない経験をさせてもらった。人間的な成長になっていると思う。味わい深い人生を送らせてもらってます」と柔和な表情で答えた。しばらく休養を取る予定で、その間に進退を考えるという。「遅すぎても迷惑がかかるので」と、長い時間は置かずに決断を下すことになりそうだ。
(日刊スポーツ)
村田の強さが感じられない試合だった。
フルラウンド戦える体力の無さと、右ストレートだけでは、世界王者は難しいだろう。
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