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2017年5月22日月曜日

村田諒太 帝拳会長、村田現役続行なら世界再挑戦サポート約束

 ボクシングのロンドン五輪金メダリストで、20日に行われたWBA世界ミドル級王座決定戦で不可解判定により敗れた村田諒太(31=帝拳)の所属する帝拳ジムの本田明彦会長(69)が22日、「村田がやりたい(現役続行)というのなら、サポートをしたい」と、世界王者への再挑戦へ向けた環境作りを約束した。

 試合後に村田とは話し合いの場をまだ持っておらず、本人の意思を確認した上で、今後の動向を決める。

 王座決定戦では村田がダウンを奪うなど、終始優勢に進めていたかに見えたが、ジャッジ2人が対戦者アッサン・エンダム(フランス)の手数を評価し、1-2の判定負けとなった。試合終了直後から日本だけでなく、海外でも判定への疑問を訴える声が噴出。WBAのメンドサJr.会長(ベネズエラ)が誤りを認め、村田陣営に謝罪し、直接再戦へ動く異例の事態となっていた。

 渦中の村田はこの日、都内の帝拳ジムにあいさつに訪れた。現在の心境については「判定も含めて、経験できない経験をさせてもらった。人間的な成長になっていると思う。味わい深い人生を送らせてもらってます」と柔和な表情で答えた。しばらく休養を取る予定で、その間に進退を考えるという。「遅すぎても迷惑がかかるので」と、長い時間は置かずに決断を下すことになりそうだ。
(日刊スポーツ)

 村田の強さが感じられない試合だった。
 フルラウンド戦える体力の無さと、右ストレートだけでは、世界王者は難しいだろう。

 

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