「総理は自分の口から言えないから、私が代わって言う」。昨年9月上旬、首相官邸の一室で、和泉洋人・首相補佐官がこう言って学部新設を求めたと前川氏は証言した。和泉氏側は「記録が残っておらず、確認できない」としている。
この時期は、約50年ぶりの獣医学部新設を認めるかどうかをめぐり、要望活動や政府内の調整が本格化したころだ。
首相の長年の友人である加計(かけ)孝太郎・加計学園理事長は8月から9月にかけ、山本有二農林水産相(8月23日)、松野博一文部科学相(9月6日)、山本幸三地方創生相(同7日)と相次いで面会していたことが、これまでの国会審議で明らかになっている。山本有二氏と山本幸三氏は、加計氏から学部新設の提案について言及があったと認めている。
(朝日新聞デジタル)
働きかけはあったのだろう。
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