金曜のFP1ではアウトラップでパワーユニットにトラブルが発生、セッションを完全に失ったアロンソ。パワーユニットを交換してFP2ではコースに復帰したものの、キャリブレーションが必要なためにタイムは最下位に終わった。
しかし土曜FP3では10位タイムを記録、まずまずの位置につけた後、予選に臨んだ。Q1では12位を獲得して通過、Q2では10位に入り、チームにとって今季初のQ3進出を決める。そしてQ3では残ったソフトタイヤ1セットを使って1回のランで臨み、1分21秒048のタイムで7位を獲得、トップ3チームに次ぐ位置を確保した。
アロンソは、予選直後に、トップ3ドライバーたちとともにインタビューに応じ、「オーバルで走ったことで、ストレートで速く走れる方法も学べたのかもしれないね」と笑顔で冗談を言った。
「間違いなくいい予選だったね。7位は贈り物だ。明日何ができるか見ていこう」
日曜にこのポジションを維持できるかと聞かれたアロンソは「明日にならないと分からないな。ここはオーバーテイクが難しいサーキットだから、なんとかポジションをキープしたい」と答えた。
「今日はすべてをうまくまとめることができた。自信を持ってマシンを走らせることができたんだ」とアロンソが後に述べたとF1iが報じている。
「風が強くて、すごく難しいコンディションだった。でもこのマシンは常に、100パーセントプッシュできるという自信を与えてくれたんだ。うれしいよ。チームにとっても素晴らしいことだ」
「皆、本当に頑張ってくれている。序盤戦には何度もパワーユニットを交換しなければならなかった。でも今日7番グリッドを獲得することができた。僕らは上位争いをしなければならないと思っている。今日、そういう相手に近いグリッドを確保できたことは、チーム全員にとって大きな後押しになる」
「でもレースは明日だ。土曜の結果ではポイントは手に入らない。いいレース戦略を用意し、スタートをうまく決めて、いいレースを走って、ポイントを手に入れたい」
アロンソは今季ここまで、決勝で一度もフィニッシュしておらず、今回もし入賞を果たせば、マクラーレン・ホンダにとって今季初のポイント獲得となる。
[オートスポーツweb ]
決勝で完走できるか、なんてレベルの低いことでしょう。
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