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米大リーグ機構は18日(日本時間19日)、専門局MLBネットワークの番組内で全米野球記者協会会員の投票による今季のMVPを発表し、ア・リーグはエンゼルスの大谷翔平投手が受賞した。日本選手としては2001年のイチロー外野手(当時マリナーズ)以来、20年ぶり2人目の快挙。史上19人目の満票での選出となった。 大谷は番組内のインタビューで「(MVPは)もちろん、とりたいと思っていました。すごくうれしいです。支えてくれた皆さんに感謝します。オールスターが一番の経験になった。テレビで見ていた選手たちと一緒にやれて、すごくいい経験になりました。今年はたくさんの試合に出られたことが一番かと思います」などと冷静に語った。 MVPのファイナリストは、大谷の他に本塁打でタイトルを獲得し打率も3割1分1厘のV・ゲレロ、45本塁打だけでなく守備でも好プレーを見せたM・セミエン両内野手(ともにブルージェイズ)がいた。 だが、打者で打率2割5分7厘、リーグ3位の46本塁打、100打点、26盗塁をマークし、投手でも9勝2敗、防御率3・18、156奪三振の好成績を残して、1919年のベーブ・ルース(レッドソックス)以来となる投打の二刀流をシーズンで全うした大谷が2人を圧倒した。 ◆大谷 翔平(おおたに・しょうへい)1994年7月5日、岩手・水沢市(現奥州市)生まれ。27歳。花巻東高時代に160キロの剛球を披露。12年ドラフト1位で日本ハムに入団し、16年にパ・リーグMVP獲得。17年オフにポスティングシステムでエンゼルス入りし、18年にア・リーグ新人王を受賞。193センチ、95キロ。右投左打。独身。今季年俸300万ドル(約3億4200万円)。 ◆MVP選出方法 各本拠地から選ばれた全米野球記者協会2人ずつ計30人の投票で、レギュラーシーズンの成績をもとにア、ナ両リーグで選出。投票は10人連記で1位は14点、2位は9点、3位以下は1点ずつ下がって10位は1点となり合計点で決める。プレーオフ前が締め切り。
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満票での受賞は素晴らしい。来季の活躍次第では連続受賞もありでしょう。
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