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メジャーリーグ機構は、30日(日本時間)、エンゼルスの大谷翔平選手(27)が年間で最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」を受賞したと発表しました。1973年に同賞が設立されて以来、日本人選手の受賞は初となります。これで今シーズンのメジャーリーグの主な表彰は終わり、大谷選手は“11冠”となりました。
「エドガー・マルティネス賞」はアメリカン・リーグの球団関係者とメジャーリーグ各球団の担当記者の投票で決定。大谷選手は今シーズン、打者として46本塁打、100打点、26盗塁。三塁打は両リーグ最多タイの8本をマークしていました。 打撃部門で評価されたタイトルは、これまで受賞している(1)選手間投票で選ぶ「アメリカン・リーグ最優秀野手」(2)専門誌『ベースボール・ダイジェスト』の「野手部門最優秀選手」(3)打撃のベストナインと言われる「シルバースラッガー賞」(4)「オールMLBチーム 指名打者部門 ファーストチーム」に加えて、「エドガー・マルティネス賞」が5つ目となりました。 二刀流と投手部門で評価されたのは、(1)最高の栄誉”MVP”(2)選手間投票で選ぶ「年間最優秀選手」(3)専門誌『ベースボール・アメリカ』の「年間最優秀選手」(4)7年ぶりの選出となった「コミッショナー特別表彰」(5)老舗スポーツメディアサイト『スポーティング・ニュース』の「年間最優秀選手」(6)「オールMLBチーム 先発投手部門 セカンドチーム」で、合わせて“11冠”となります。 大谷選手は、今月15日に記者クラブで行われた会見で、数々のタイトル獲得について「今年やってきた数字というのが、そうやって評価してもらえるのは嬉しいこと。ただ、待ちわびるとかそういう感覚ではない」と話していました。 ■大谷翔平 今季の成績 投手:9勝2敗 防御率3.18 奪三振156 打者:打率.257 本塁打46 打点100 盗塁26 ■エドガー・マルティネス賞 1973年に「最優秀指名打者賞」として設立。2004年、マリナーズでDHとして活躍し、メジャーの殿堂入りも果たしているエドガー・マルティネス氏にちなみ、エドガー・マルティネス賞に改称された。
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大谷の伝説はこれからでしょう。
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