【AFP=時事】新型コロナウイルスの感染が急拡大しているドイツのイェンス・シュパーン(Jens Spahn)保健相は22日、数か月後には国民の大半が「ワクチン接種か回復、あるいは死亡」のいずれかになると警告し、ワクチン接種を強く呼び掛けた。
国立ロベルト・コッホ研究所(Robert Koch Institute)の22日の発表によると、新型ウイルスによる過去24時間の死者は62人、新規感染者は3万643人。累計の死者は約10万人、感染者は530万人超となった。
シュパーン氏は悲観的な見方と断りながらも、この冬の終わりまでに「ドイツのほとんどの人がワクチン接種か回復、あるいは死亡のいずれかになるだろう」と警告。その原因として同ウイルスの変異株である「極めて感染力の強いデルタ株」を挙げ、「だからこそ、われわれはここまで執拗(しつよう)に予防接種を勧告している」と強調した。
ドイツでは、数週間前から感染者が記録的に増加し、病院では集中治療室(ICU)が逼迫(ひっぱく)。当局は、感染の拡大防止を急いでいる。国内では無料のワクチン接種が広く提供されているが、接種率は68%にとどまり、流行を抑制できる水準には達していないと専門家は指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News
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対岸の火事ではなく、数か月先の日本の状況でしょうか。寒くなってブレイクスルー感染でしょうか。
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