自民党の鈴木憲和農相(43)が4日、BSフジ「BSフジLIVE プライムニュース」(月~金曜後8・00)に出演し、高止まりしているコメ価格について言及した。
農水省が先月31日に発表したコメ5キロの平均価格は4279円で、4週連続で上昇している。石破政権では価格高騰を抑えるために政府備蓄米を放出したが、鈴木農相は価格コントロールのための放出は「ない」と明言。「備蓄米をいつ出すべきだったかという議論で、私自身の反省を含めて言うと去年の夏に(コメが)棚からないという状況だった。あの時点で備蓄を出して棚に並ぶことができていたら、それがまさに正しい備蓄の出し方だったはずなんです。その後は残念ながら価格を下げるっていう方向の備蓄の出し方をしたので、棚にあるが価格を下げるということについてはちょっと違うのかなと考えている」と備蓄米の在り方について自身の考えを述べた。
価格高騰に庶民から悲鳴が上がっているが、「高い物をいい物だからと買ってくださってる方もたくさんいる。高過ぎて買えないという方もたくさんいる。高過ぎて買えないという方が高いから買えないじゃないかという状況を緩和していくことがやるべきこと」と鈴木氏。
石破政権は「5キロ3000円台」の目標を掲げたが、鈴木氏は政府は価格に関与しないと表明している。「私たちの考え方というのは需給の安定を図る。需給の安定が図られれば結果として消費者が受け入れやすいいろんな価格帯のコメが並んでくる」と理想を掲げ、就任会見で言及した「おこめ券」による補助は「そういうことになるまでのつなぎ」と説明した。
***************************************************************
後出しジャンケンのような発言に終始し、コメ高騰は無策で無能でしょう。そもそもコメ高騰の要因は需給バランスの判断誤り、コメ不足を隠蔽した農水省の責任でしょう。

0 件のコメント:
コメントを投稿