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自民党の石破茂前首相は13日夜、TBSラジオ「荻上チキ・セッション」に出演し、昨年10月の首相就任前に意欲を示した選択的夫婦別姓制度の導入が実現しなかった理由について、党内でかたくなな抵抗に直面したためと説明した。「絶対にダメだという人がいるから。夫婦別姓にすると『家族が壊れる』と。本当にそうですか?みたいな所はあるが『絶対そうだ』と言われると、話が先に進まない」と語った。 ■「郵便配達の人が困るという」 石破氏は昨年10月の総裁選で、選択的夫婦別姓について「かねて個人的に積極的な姿勢」と語っていた。自民は先の通常国会で今年2月以降に党内議論を本格化。別姓推進派と慎重派の溝は深く、党の「基本的考え方」を示すにとどめ、独自法案の提出を見送った。 石破氏は番組で党内議論を振り返り「『選択的ではないか?』といっても『ダメだ』という人が一定数いた」と強調。慎重派の主な意見について「『親と子供の名前が違うと、郵便配達の人が困るのではないか』という。『外国はちゃんと届いている』と思うが、とにかく『絶対ダメだ。なぜならば~』と理屈を展開する人が大勢いた」と繰り返した。 ■同性婚も「政府は努力すべき」 党議拘束を外す考えも検討したというが、「党の一体性を保つために努力しようということで、現場でずいぶん議論したが、結局一本にまとまらなかったということでしょうね」と述べた。 石破氏は同性婚の導入についても前向きな考えを示し、「ひとりひとりの権利の実現のために政府は努力すべき」と語ったが、「これまた絶対に反対だという人は一定数いた」と振り返った。
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今の首相も一定数でしょうか。女性の社会進出のためにも、夫婦別姓を進めるしかないでしょう。

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