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日本維新の会の吉村洋文代表(50)が4日、記者団の取材に応じ、藤田文武共同代表(44)が自身のX(旧Twitter)で共産党機関紙「しんぶん赤旗」日曜版の記者の名刺画像を公開したことについて、「適切」との見解を示した。 藤田氏は、2017年6月~24年11月に自身の公設第1秘書の会社に約2000万円を支出し、その会社が同秘書に年720万円の報酬を支払っていたと同紙で報じられ、その約2000万円のうち9割以上が公金からの支出だと指摘されていた。報道を受け同氏はこの日の会見で、あらためて「法的にはどこから切り取っても適正」と述べ、今後は秘書の会社への発注は行わないことを明らかにした。 今回の報道の流れで賛否が起きているのが、藤田氏によるSNS上での記者の名刺画像の公開だ。記者の実名はもちろん、社の電話番号、ファクス番号はそのまま記載。記者の携帯番号、メールアドレスは一部を白塗りにしてあるが、塗り方が甘く、分析次第では特定ができる状態とも取れる。赤旗には抗議電話などが殺到しているといい、画像の削除と謝罪を求めたが、藤田氏は応じていない。 吉村氏はこの点について問われ、「“反論はきちんと公平に報道して下さいね。その報道がないなら公表します”とした上で、赤旗の報道がありましたから、藤田さんとしては適切な処置を取っていると思う」とし、藤田氏を擁護した。名刺自体も「黒塗り部分がある」とし、「記者側には配慮した」と正統性を訴えた。 また赤旗については「新聞って名称はありますけど、共産党の機関紙ですから。共産党の政治資金の源になっているということもご承知だと思う」とし、「本当に公平で、公正な新聞なのか」と疑問も呈した。 維新トップ2人の言動に、SNSには「政権与党がメディアを恫喝するのはいけない」「連立与党の代表がやる事か」「取材するならリスクも考えないとね」「まっとうな記事を書いてれば別に都合悪くないよね?」「私見に過ぎませんが、グレーなラインに思えて、モヤモヤします」と、さまざまな声が寄せられている。吉村氏が弁護士資格を持つことから「弁護士の発言とは思えない発言!」との意見もあった。
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名刺公開は、赤旗、記者に対する嫌がらせであり、維新のレベルの低さでしょうか。公設秘書の会社に公金支出が、法的に適正かは、捜査機関の調査が必要でしょう。

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