◆米大リーグ ワールドシリーズ第7戦 ブルージェイズ―ドジャース(1日、カナダ・オンタリオ州トロント=ロジャーズセンター) ドジャース・大谷翔平投手(31)が1日(日本時間2日午前9時8分開始予定)、3勝3敗で迎えた運命のワールドシリーズ第7戦、敵地・ブルージェイズ戦のスタメンに「1番・投手」で名を連ねた。勝てば球団史上初となる2年連続ワールドシリーズが決まり、負ければ1993年以来32年ぶりにブルージェイズが頂点に立つことになる。 いよいよ正真正銘の頂上決戦を迎える。ドジャースは2勝3敗と崖っぷちに立たされた第6戦で接戦を制して逆王手。3回に大谷への申告敬遠四球なども絡んで2死一、二塁のチャンスを作ると、スミスが左翼線へ適時二塁打を放ち、さらに不調で打順を4番に下げたベッツが2死満塁で左前へ2点適時打を放ってリードを3点に広げた。 投げては先発した山本由伸投手(27)が6回5安打1失点と好投。2点をリードした7回はロブレスキが無失点で切り抜けると、8回は佐々木朗希投手(23)が1死一、二塁のピンチを迎えるも切り抜けた。9回も朗希は続投。無死一塁でバージャーの左中間への当たりがフェンス下に挟まる珍事もあって無死二、三塁となってマウンドを降りた。第7戦の先発が有力視されたいたグラスノーが登板すると、クレメントを一飛に抑えて1死を奪い、最後はヒメネスを左直に打ち取り、飛び出した二塁走者が戻れず併殺が完成されてゲームセットとなった。 大谷は8回1死走者なしの4打席目に左中間フェンスに直撃する二塁打。データサイト「Baseball Savant」によるとドジャースタジアムであれば本塁打だった当たりだった。3試合、17打席ぶりの安打で出塁し、第7戦へ向けて弾みをつけた。 この日は先発のマウンドにも上がることとなった大谷。7回途中で93球を投げた第4戦の試合後には「全試合必要であれば準備したい」と意気込みを口にしていた。第6戦でグラスノーが9回に登板したことで大役が巡ってきた。 ブルージェイズの先発は通算221勝でサイ・ヤング賞3度の経験がある41歳のレジェンド右腕・シャーザー。第3戦で対戦した際には大谷が本塁打を放っている。4試合ぶりの本塁打で、球団のポストシーズン記録となる9号にも期待がかかる。 まさに総力戦となる第7戦。投打の大役を担い、二刀流で2連覇に導く大車輪の活躍が期待される。ドジャースのスタメンは以下の通り。 【ドジャース】(先攻) 1(投)大谷翔平、2(捕)スミス、3(一)フリーマン、4(遊)ベッツ、5(三)マンシー、6(右)T・ヘルナンデス、7(中)エドマン、8(左)E・ヘルナンデス、9(二)ロハス
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大谷翔平の二刀流により、史上最高の試合を目にできるでしょうか。

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