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茨城県と水戸市は19日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計1621人確認されたと発表した。累計の感染者数は10万92人となり、県内で感染が初めて確認されてから2年を経て10万人の大台を超えた。変異株のオミクロン株の爆破的な広がりで、今年に入り7万5千人以上が感染した。全国的に「第6波」のピークは越えたとみられるが、県内では18日に過去最多の1800人の感染が報告されるなど、高止まりの状況が続いている。 県内初確認は2020年3月17日。その後約1年3カ月で累計は1万人に達し、21年末時点で2万4489人だった。「第6波」の急拡大で今年1月末からは1日当たりの感染者数がほぼ連日千人台となり、2月11日に5万人、同26日に7万人到達とハイペースで増え続けた。 19日に死者の報告はなく、県内死者の累計は356人。年代別では80代が140人で最も多く、70代以上が8割以上を占める。累計死者の約4割の136人は今年に入り報告された。オミクロン株は重症化率は低いとされるが、高齢者や基礎疾患のある人を中心に急増した。 1日当たりの新規感染者数(週平均)は19日現在、1418・2人で、前週比100・9%。12日以降は再び1400人台と高い水準にあり、前週比も横ばいから微増を示すほぼ1倍で推移。学校や保育施設など子どもの感染拡大などで、3月中の感染者は10代以下が4割近くまで増えた。一方で、3回目ワクチンの接種が進んだことにより、60歳以上は約1割と減少傾向にある。 累計感染者の居住地別では、つくば市が1万918人で最も多く、水戸市が7592人、土浦市が6708人、古河市が5778人と続く。地域別の割合は県南が4割以上を占め、県西と県央が2割前後で続く。 今月7日に改定した県独自の対策指針の判断指標は19日現在、「1日当たりの新規陽性者数」と「濃厚接触者以外の陽性者数」(602・7人)がともに最高のステージ4となる一方、医療提供体制に関する「病床稼働数」は前日比6床減の271床でステージ3、「重症病床稼働数」は同1床増の5床でステージ1となっている。 県によると、19日の新規感染者のうち、721人は経路不明。陽性者は42市町村で確認され、居住地別ではつくば市が190人で最多だった。 年代別では10歳未満が329人で最も多く、10代(299人)と合わせると全体の38・7%を占めた。60歳以上は計125人で全体の7・7%だった。 新たなクラスター(感染者集団)の疑いは計9件報告され、内訳は小学校4件、保育施設など3件、高校と障害者福祉施設各1件。 ■茨城県内の感染状況 新規感染者 1621人(累計10万92人) 死者累計 356人 入院患者 271人(重症5人) 退院・退所等累計 8万9031人 (茨城県・水戸市発表、19日午後10時現在)
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つくば市が多いのは東京での感染でしょうか。高止まりの状況で、制限解除で大丈夫でしょうか。
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