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ロシアの国営テレビでニュース番組の放送中に反戦を訴えた女性社員のマリーナ・オフシャンニコワさんに対する裁判が15日、モスクワ市内で開かれた。英BBCなどによると、3万ルーブル(約3万3000円)の罰金刑が科された。 オフシャンニコワさんは14日夜の代表的ニュース番組の生放送中、ニュースを読み上げているキャスターの後ろに、「NO WAR」などと大書した紙を掲げて飛び出し、「戦争をやめて!」などと繰り返し叫んだ。またSNSにプーチン大統領を批判するなどした動画も投稿した。 その後、拘束され警察で取り調べを受けているとされていたが、15日にモスクワ市内の裁判所に人権派弁護士とともに出廷したという。 オフシャンニコワさんの極めて異例の抗議行動に対しては、ウクライナのゼレンスキー大統領が14日のビデオ演説で「真実を広めることをやめないロシア人たちに感謝している。第1チャンネルのスタジオに現れた女性にもだ」と述べるなど、世界から勇気をたたえる声が相次いでいる。フランスのマクロン大統領も、大使館での保護や亡命による保護などの支援を表明。プーチン氏との次の会談で提案するなどとしている。 一方でロシアのペスコフ大統領報道官は15日、この抗議を「野蛮行為」と呼んで非難した。
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厳しい刑罰であれば、また世界を敵にまわすことになったでしょう。
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