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タス通信によると、ロシアの裁判所は22日、収監中の反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏に対し、詐欺や法廷侮辱の罪で禁錮9年を言い渡した。 同氏は禁錮2年6月の刑で服役中だが、刑期が大幅に延びた。ナワリヌイ氏の釈放を求めている欧米がプーチン政権への非難を強めるのは必至だ。 ロシアのウクライナ侵攻後、ナワリヌイ氏はインターネット交流サイト(SNS)を通じて反戦デモを呼び掛けてきた。プーチン政権は反戦や反政権の機運拡大を警戒しており、刑期の大幅延長は政権の意向を反映したと言えそうだ。判決後には、記者団に対応していたナワリヌイ氏の弁護士らが警察に一時拘束された。 裁判所は罰金120万ルーブル(約139万円)の支払いも命令。弁護士はこれまでの判決も含めて刑期が計9年になるとの見解を示した。ナワリヌイ氏は判決後、自らのインスタグラムで「プーチン(大統領)は真実を恐れている」と強調。政権を「戦争犯罪人ら」と表現し、抗議行動を訴えた。
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個人の権利や自由を奪うことが、為政者、司法の都合でどうにでもなるロシアは恐ろしい。
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