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プロ野球・日本ハムの新庄剛志監督(50)は29日、札幌ドームで西武との本拠地開幕戦に臨み、ドローンのような空飛ぶバイクにまたがり、空中を舞いながら入場した。「世界初」のパフォーマンスと予告していた新庄監督は「必ず札幌から全国の皆さんを笑顔にできるチームを作っていきます」と宣言した。 「新庄劇場」はプレーボールの30分前から幕が開いた。球場が暗転し、スタメン選手がゴンドラでグラウンドに下りながら紹介された。そして、真打ち登場だ。イメージカラーの赤いジャンパーをまとった新庄監督は「ホバーバイク」にまたがり、左翼フェンスから現れた。バイクは命綱なしで垂直に上昇し、外野を高く舞って中堅付近に着陸した。大歓声を浴びながら二塁ベース付近に歩を進め「球場が一つになり、みんなで拍手をし、より一層プロ野球を素晴らしいスポーツにしてもらいたい」とファンに呼び掛けた。 新型コロナウイルスの感染対策のため収容人数の半分を目安としたチケットは早々と完売。「ビッグボス」ショーは2万868人の観客を大いに沸かせた。一方、試合は西武に0―4と零封され開幕4連敗。「これだけ足を運んでもらったのに、楽しい試合を見せられなくて……」と申し訳なさそうに第一声を絞り出したが、それでも前向きな言葉が次々と出てくるのが新庄監督だ。「これを乗り越え、どんどん成長してもらいたい。まだ始まったばっかしやん」。ド派手な初飛行で、桜前線がしばらく届かない北海道に球春の訪れを告げた。【森野俊】
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だから監督が目立ってどうするんだ。監督のショーを見るために観客が来ている訳ではない。
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