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笠松競馬(岐阜県笠松町)の騎手や調教師、その親族ら約20人が名古屋国税局の税務調査を受け、総額3億円を超える所得隠しを指摘されたことが複数の競馬場関係者への取材でわかった。内部情報をもとに馬券を購入して得た利益を隠したり、競走馬の売却益を除外したりしていたという。
笠松競馬では昨年6月、騎手3人と調教師1人が競馬法違反(馬券購入)容疑で岐阜県警の強制捜査を受けた。今回の税務調査で、引退したこの4人を含む多くの関係者が内部情報を悪用し、利益を得ていた疑いが出てきた。
複数の笠松競馬関係者によると、「人気馬だが今回は脚が痛い」「出走予定だが鼻血がでている」といった情報を騎手や調教師のグループで共有。他人名義の銀行口座で馬券購入を繰り返していたという。競馬法は、地方競馬に所属する騎手・調教師らについて、全国の地方競馬の馬券を購入することを禁じている。
1千万円超の所得隠しを指摘されたという元調教師の男性(36)は「負けることもあったが、収支がマイナスになった年はなかった。利益は申告しなかった」と取材に話した。すでに修正申告したという。
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警察から通報を受けての税務調査か。違法な収益としても納税義務はあります。
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