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サッカーW杯カタール大会で日本時間12月2日午前4時に勝負のスペイン戦を迎える日本代表が30日、公式記者会見。メンバーを大幅に入れ替えるターンオーバーを採用して落とした27日のコスタリカ戦の采配が賛否両論を呼んでいることを受け、森保一監督は「手のひら返しをされるのは勝負の世界なので、勝てば称賛、負ければ批判されるのは当たり前のこと。できれば批判はされたくないが、称賛も批判も含めて日本の国民のみなさんがサッカーに興味を持ち、議論してもらえることをうれしく思う」と正面から受け止めた。 さらに指揮官はサッカーが日本国民と切り離せない存在になっていることを歓迎。「議論は自由、見方も自由なので。喜ぶのも、ストレスをぶつけるのも、すべてうれしい」と話した。 また、GK権田修一も「GKは点を取られたら批判される。1試合目にPKを与えたけどマン・オブ・ザ・マッチに選んでもらって、2戦目は自分のミスで失点した。批判も当然、浴びる」と話した上で、「ずっと手のひらが表になったり、裏になったりをサッカー人生で繰り返している。ただ、何があってもプレーするのは自分。称賛されたから自信過剰になっても良くないし、批判されたから自分を見失ってもいけない。先輩方も批判されながらやってきたのを僕たちが引き継いでいるだけ。天気と同じでストレスに感じても仕方ない。しっかり自信を持っていきたい」と決意を示した。 1次リーグE組の日本は初戦では大胆な采配でドイツを破ったものの、第2戦ではターンオーバーの弊害が指摘される内容でコスタリカに敗れて1勝1敗の勝ち点3。指揮官にとっては毀誉褒貶(きよほうへん)が渦巻く中で、勝ち点4のスペインと最終戦を迎える。勝ち点3のコスタリカは同1のドイツと対戦。同組の2試合は同時刻に開始される。 日本は勝てば無条件で2大会連続の決勝トーナメント進出が決定し、負ければ敗退。引き分けの場合はコスタリカとドイツの勝敗次第となる。
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毀誉褒貶(きよほうへん) ほめたりけなしたりすること、ほめたりけなしたり世の評判がさまざまであるという場合に用いる、がすべてでしょう。
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