井上はバトラーに勝利し、バンタム級4団体統一に成功
13日に行われたボクシングの世界バンタム級4団体統一戦でポール・バトラー(英国)を11回KOで下し、アジア人初の4団体統一を達成した井上尚弥(大橋)。試合後はスーパーバンタム級転向に意欲を示していたが、現在同級ではWBC&WBO王者としてスティーブン・フルトン(米国)が君臨。そんなフルトンは、ツイッター上で井上にも触れた話題に反応。米記者に「(自分が)まだ122ポンド(スーパーバンタム級)の王者であることを忘れるな」などと返信している。
バトラーを倒し、4団体統一の偉業を成し遂げた井上。スーパーバンタム級への転級に意欲を示しているが、同級では現在、4本のベルトを2人の2団体統一王者が分け合っている。WBC&WBO王者のフルトンとWBAスーパー&IBF王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)だ。
井上が階級を上げた場合のスーパーバンタム級戦線に注目が集まる中、米著名ボクシングジャーナリストのダン・ラファエル氏のツイッターに、海外ファンから「フルトンは126ポンドに転向するの?」との質問が飛んだ。質問してきた海外ファンは、フルトンVSアフマダリエフで4団体統一戦を行い、その勝者が井上と4団体王者同士で激突するというストーリーを望んでいるようで、「(フルトンが)アフマダリエフ戦を行わないのは茶番だ」とも記している。
これにラファエル記者は「彼の計画は126ポンド(フェザー級)に行って、WBC暫定王座を懸けて(ブランドン)フィゲロアと対戦することのようだ」と返答。これにフルトンが「(自分が)まだ122ポンドの王者であることを忘れるな」と反応した。
するとラファエル記者は「忘れてなんかいないさ! あなたはイノウエとの試合が最も興味深いはず。1番儲かると思う」と井上の名前を出してリプライ。フルトンは「予定されている試合をやらせて。何が起きるか見てみよう」と井上には触れなかったが、フェザー級に階級を上げる以外の選択肢もあることを示唆していた。
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数カ月先にフルトン戦が実現するでしょうか、それともフェザー級転向でしょうか。
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