ウクライナ東部ドニエプロペトロフスク州の地元当局者は15日、州都ドニプロの集合住宅を破壊した14日のロシア軍のミサイル攻撃による死者数が30人に上ったことを明らかにした。ウクライナのメディアが伝えた。現場では救助作業が続くが、いまだ30~40人ががれきの下敷きになっているとみられ、死傷者はさらに増える可能性がある。
ウクライナ国営ウクルインフォルム通信によると、同州のババチェンコ知事顧問はテレビで「(ロシア軍の)ロケット攻撃はすでに30人の命を奪った」と語った。同州の発表では、これまでに70人以上が負傷し、少なくとも数名が重体となっている。破壊された9階建て集合住宅の現場では、救助隊員、警察官、医師ら550人以上が生存者の捜索を続けている。
一方、南部ヘルソン州の州都ヘルソンでは15日、ロシア軍の砲撃で7人が負傷し、赤十字社の施設が被弾した。地元当局者が発表した。ウクライナのティモシェンコ大統領府副長官のテレグラムへの投稿によると、この施設は昨年12月中旬にも攻撃を受け、赤十字社のボランティアが1人、死亡したという。【ブリュッセル岩佐淳士】
***************************************************************
民間施設への無差別攻撃の危険なロシアを国際社会が何とかしないとダメでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿