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2023年1月17日火曜日

連続強盗傷害事件 神奈川県などでも同様の事件 関連を捜査

 14日、茨城県龍ケ崎市とつくば市の住宅で3人の男が高齢の夫婦を縛ってけがをさせ現金などを奪って逃走する強盗傷害事件が相次ぎました。

今月9日から神奈川県などでも3人組による同じような事件が起きているとして警察が関連性について調べています。

警察によりますと、14日午前0時50分ごろ、茨城県龍ケ崎市大徳町の住宅で1階の窓ガラスを割って3人の男が押し入り、この家に住む70代の夫婦の手足を粘着テープで縛ったうえ包丁で脅すなどし、現金およそ2万5000円を奪って逃走しました。
夫婦はいずれも軽いけがをしたということです。
また、およそ3時間後の午前4時ごろ、この住宅から北西におよそ30キロ離れたつくば市上郷の住宅にも3人の男が窓ガラスを割って押し入り、この家に住む70代と60代の夫婦の手足を粘着テープで縛って、夫をハンマーのようなもので殴るなどして、現金およそ80万円と預金通帳などを奪って逃げました。
夫婦は「命がほしかったら金を出せ」などと脅され、夫は頭にけがをしました。
つくば市の住宅に押し入った3人は、いずれも身長が170センチくらいで、黒っぽい服を着ていたということで、警察は犯行の手口が似ていることなどから同じ犯人による連続強盗傷害事件とみて調べています。
また、捜査関係者によりますと、今月9日に神奈川県で、10日に栃木県、12日埼玉県でも3人組による住宅をねらった同じような手口の事件があわせて3件相次ぎ、警察では、同一犯の可能性があるとみて捜査しています。
ほかにも千葉県で店舗を狙った強盗傷害などの事件が2件起きているということで警察は、関連についても調べています。

自宅に3人組に押し入られ、現金を奪われた茨城県龍ケ崎市に住む75歳の男性が16日、NHKの取材に応じました。
男性は当時の状況について、「寝室で寝ていたところ、『ガシャン』という音と、妻の『キャー』という叫び声で目を覚ました。その後、すぐに誰かに両肩を押さえられた」と話しました。
そして、「『金を出せ』と言われ、『何もないですよ』と応じたら『いや、あるんだろう』と詰め寄られ、お金を置いてある場所まで犯人に連れていかれた」ということです。
さらに、犯人のうちの1人が包丁を突きつけて、『声を出すな』と脅してきたということです。
男性は、「犯人は声は静かで、落ち着き払っていたように感じた。焦る様子もなく犯行に及んだ印象を持った」と話していました。
また、自宅に押し入った3人組の男は顔つきから20代から30代くらいに見えたといいます。
このうち1人は、黒っぽい服装をしていたということです。
男性は、粘着テープで口を塞がれ、両腕を縛られていましたが、3人組が車で走り去ったような音を聞いたあと、口元のテープを手首にこすりつけ、両腕のテープは、ねじったり歯に引っかけたりしてはがし、警察に通報したということです。
男性は、「まさか自分の身に降りかかるとは思っていなかった。身の危険を感じ、犯人の要求に素直に応じるしかなかった。事件の後は夜になると風の音などささいな音でも緊張する。しばらくはトラウマが続く。早く捕まってほしい」と話していました。
(NHKニュース)

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 高齢者を狙っての連続強盗は人間のクズでしょう。

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