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ソフトバンクが米大リーグ・レンジャーズ傘下3Aを自由契約となった有原航平投手(30)を獲得することが5日、分かった。レンジャーズでは2021年からの2年間で計3勝と苦しんだが、日本ハム時代には最多勝を獲得するなど6年間で計60勝と実績は十分。エースの千賀が米大リーグ・メッツに移籍し、先発投手は補強ポイントの一つだっただけに、大きな戦力アップとなりそうだ。 ◇ ◇ ◇ 年が明けてもソフトバンクの大型補強は終わらない。昨年11月に米大リーグ・レンジャーズ3Aを自由契約となった有原を獲得することが決定。チームのエースとして通算87勝を挙げた千賀の抜けた先発陣の補強に成功した形だ。 ポスティングシステムを利用して2021年に米大リーグ・レンジャーズへ移籍した右腕だが、1年目は2勝に終わった。昨季も1勝にとどまり、防御率9・45と本来の力を発揮することはできなかった。ただ日本球界での実績は抜群だ。日本ハム時代の19年には15勝を挙げて最多勝を獲得。2桁勝利を3度マークするなど、6年間で計60勝と安定した成績を残した右腕に対し、他球団も調査を進めていた。 今オフのソフトバンクはここまで総額60億円規模の大補強を行ってきた。FA戦線では日本ハムから近藤、DeNAから嶺井のダブル獲得に成功。さらに前ロッテのオスナや前阪神のガンケル、アストゥディーヨらの新外国人も入団が決定。2年続けてリーグ優勝を逃してきたチームは、V奪還に向けて大きく姿を変えることになる。 今季、ソフトバンクの先発陣は昨季2桁勝利を挙げた東浜、2年続けて20試合以上に登板している石川が軸となる。ここに昨季7勝ずつを挙げた大関と和田の両左腕が加わり、藤井と森は先発に転向。さらにガンケル、板東、武田、笠谷、田中正らもローテ入りをうかがう状況だ。一方でリリーフ陣はモイネロ、オスナをはじめ、又吉、松本裕、嘉弥真、津森らが控える盤石の布陣となりそうだ。 安定感を見せてきた有原の加入が大きな補強となることは間違いない。同じ勝率ながら優勝を逃した昨季の悔しさを晴らすべく、ソフトバンクが桁違いの「本気度」を見せつけている。
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なぜ、日本ハムに戻らない。
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