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大会4日目を終えた東京五輪。日本勢は金8個、銀2個、銅3個と計13個のメダルを奪取する快進撃で、一大フィーバーを巻き起こしている。 この状況を独自の視点で切り取って報じたのが、英公共放送『BBC』の電子版だ。「母国のメダルが大会周辺の雰囲気を穏やかにしている」と銘打ち、特集記事を組んでいる。 同局は「大会前、感染拡大が止まらない新型コロナウイルスを危惧して、日本の人口の大多数が大会開催に懐疑的だった」と前置きし、「それがここまで母国の選手たちが合計13個のメダルを獲るに至り、意見にも変化が生まれはじめている」とレポートした。 さらにIOC(国際オリンピック委員会)が公表したデータを紹介。「開会式前の先週水曜日と木曜日に行なわれたプレ競技(男女サッカーとソフトボール)を、日本国内で6940万人がなんらかの形で視聴観戦した」と記し、その関心度の高さを伝えている。 日本で取材を続ける同局の記者は、「ゴールドラッシュの日本にあって新しいヒーローが生まれている。月曜日には13歳のニシヤ(西谷椛/スケートボート)が日本で最年少の金メダリストになった。明るいスポーツの情報が、大会を覆っていたスキャンダルやコロナウイルスの報道をほぼ凌駕してしまっている。これはまさに日本政府と組織委員会が期待していた展開だろう」と報告した。 加えて、「街ゆくひとに話を聞いたが、彼は『いまでも大会には反対だけど、日本のアスリートの力強いパフォーマンスを観ると感動してしまう』と話していた」と書き添えた。そして最後は、「ただ、選手村や東京での感染者が増加傾向にあるのも事実。彼らの意見がまた変わってもなんらおかしくない状況ではある」との一文で結んでいる。 構成●THE DIGEST編集部
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盛り上がるのは結構だが、東京の感染拡大で、IOCの金儲けのツケを払うのは日本国民です。
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