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天皇陛下の名誉総裁としてのご臨席が想定される23日の東京五輪開会式で、皇后さまのご同席が見送られる見通しであることが14日、関係者への取材で分かった。過去に自国開催された五輪では、開会式に天皇皇后がそろって臨席していたが、新型コロナウイルスの感染拡大下で迎えた今回は無観客開催となり、大会関係者も配偶者の同伴を制限するなど、大幅に絞り込んでいる状況を考慮。陛下お一方で臨席し、開会宣言される方向で関係機関が最終調整を進めている。 五輪憲章は、開催国の国家元首が開会宣言を行うと規定している。これまで国内で開催された五輪では、昭和39年の東京大会、47年の札幌大会に名誉総裁の昭和天皇が香淳皇后とともに臨席し、開会を宣言。平成10年の長野五輪開会式では、在位中の上皇さまが宣言され、上皇后さまが同席された。 東京五輪をめぐっては、都内の感染者が増加している状況などから、政府や東京五輪・パラリンピック大会組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)、都など関係機関が大半の会場で無観客開催を決定。組織委はIOCや各国オリンピック委員会役員など、関係者も人数を絞るため、配偶者の同伴を断っている。 関係者によると、過去の五輪では期間中、天皇皇后が競技を観戦する機会もあったが、無観客開催を受け、天皇、皇后両陛下のご観戦見送りも含め検討が進められている。IOC関係者や五輪開会式に合わせて来日する各国首脳とのご面会は、22、23日にかけて人数を絞り、飲食を伴わない形にするなど、簡素化して行われる見通し。 両陛下はコロナ禍のご活動で、感染が広がらないよう気遣われている。陛下は今月6日、新型コロナの1回目のワクチン接種を終えられた。
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感染拡大の中、安全安心でないということでしょう。
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