実業家で慶應義塾大学特別招聘教授の夏野剛氏が21日、ニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA TV)に生出演。東京五輪の無観客開催に持論を展開した。
夏野氏は、共演者の「子どもの運動会とか発表会が無観客で行われてるのに、なんで五輪はOKなのか不公平感が出る」といったコメントを踏まえ「これは今年選挙があるからって理由だけだと思いますよ。公平感? ピアノの発表会なんてどうでもいいでしょ。オリンピックに比べれば」とバッサリ。
続けて「なんだけど、それを一緒にするアホな国民感情に今年選挙があるから乗らざるを得ない。Jリーグやプロ野球だって入れてるんだから。ポリティカルな判断に尽きると思う。まあ、そのうち誰かが金メダル取ったら雰囲気変わると思いますよ」と分析した。
またメディアに対しても「コロナと関係なく、リオだって『間に合うわけがない』って報道してましたよ。めちゃめちゃでした」と釘を刺し「始まったら熱狂ですよ。まあそんなもんですよ、スポーツイベントは」と論じた。
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他のスポーツに比べて感染リスクが高いこと、東京の人出を抑えるための無観客で、常識や国民感情を理解できない人に、語る資格はない。静かに熱狂も雰囲気は何も変わらない。
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