東京都は22日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1979人報告されたと発表した。感染第3波の真っただ中だった1月15日(2044人)に次ぐ水準で、前週木曜日の7月15日からは671人増加した。重症者は前日から1人増えて65人だった。7月に確認された感染者は2万人を超えた。月ごとの感染者数が2万人を超えたのは今年1月と5月に続いて3度目。
都内では緊急事態宣言が再発令されたが東京五輪の開幕を控え、感染者の増加傾向が続いている。厚生労働省の基準によると、重症者用病床の使用率は20日時点で51・7%。ステージ4(爆発的感染拡大)の指標を上回った。
ただ、高齢者へのワクチン接種が進んだ影響で、専門家からは「第3波の危機的な水準とは違いがある」との見解も示される。
宣言再発令に伴い都内主要繁華街の人出は減少傾向で、7月中に都民のワクチン接種率が4割を超えるとみられる。だが今後、感染者が加速度的に増え続ければ、入院患者や重症者の増加は避けられず、病床が逼迫(ひっぱく)する恐れもある。
国内全体では5月22日以来の5千人台に達した。
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夏休みで人流が減らず、感染拡大による医療ひっ迫は、時間の問題だろう。
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