菅義偉首相が17日、日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜、前8・00)にリモートでゲスト出演。東京五輪について「主催が東京都ということで遠慮していたことも正直ある」と明かした。
コロナ禍での五輪開催について問われた首相は「世界で約40億人がテレビを通じて見る。たとえ無観客でも、アスリートの感動を国民はもちろん、世界に届けるのは大事。コロナ禍という時期ですから、困難に直面する今だからこそ、世界一致団結して乗り越えることができると発信することも意味のあること」と開催意義を改めて説明した。
さらに「バレーボールの東洋の魔女、(柔道の)オランダのヘーシンク選手、マラソンの円谷さん…。いろんなことをいまだに忘れないくらいの印象を受けた。このようなことを子どもたちにも伝えたい」と、自身が見た1964年東京五輪の思い出を語った。
インタビューでは、そのような熱い思いは主催である東京都の小池百合子知事がアピールすべきではないかと問われると、首相は「私自身も主催が東京都ということで遠慮していたことも正直ある」と率直な心境を明らかに。それでも「今、こういうコロナの時期ですから国と東京都が一体となって進めて、国民の皆さんに理解してもらいたい。連携しながらやることが大事だと思う」と、都と協力して五輪を開催することを強調した。
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東京が主催でも、1.6兆円の予算のほとんどは国の負担のため、首相の口数も多くなるのでしょう。
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