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酒井は大会2枚目のイエローカードで準々決勝出場停止に
東京オリンピックの男子サッカーは7月28日、各地でグループステージ最終戦の8試合を開催。横浜国際総合競技場ではU-24日本代表対U-24フランス代表の一戦が行なわれ、日本が4-0で勝利を収め、決勝トーナメント進出を決めた。 2連勝で迎えた日本は、2戦目のメキシコ戦から先発3名を変更。左足首の負傷で戦線を離脱していた冨安健洋がスタメンに起用され、1トップには上田綺世、左MFには旗手怜央が起用された。2試合終了時点で、勝点6でグループA首位の日本は、引き分け以上なら首位通過が決定。敗れても1点差以内ならGS突破が決まる情勢となっていた。 試合は序盤から日本がボール保持率で優位に立つものの、フランスも要所を抑えた守備で一進一退の攻防に。しかし27分、日本は久保建英のスルーパスに反応した上田綺世が強烈なシュートを放つと、これは相手GKに阻まれたものの、こぼれ球に反応した久保が左足で押し込み、ネットを揺らした。日本が、ここまでエース級の活躍を見せる久保の日本五輪史上初となる3試合連続弾で先制に成功する。 さらに日本は34分、久保、旗手の連係から、抜け出した上田が左足で放ったシュートはまたもGKにセーブされたものの、こぼれ球を後方から走り込んだ酒井宏樹が押し込み、追加点を奪う。日本が2-0とリードを広げる。 しかし日本は前半終了間際に、ファウルを犯した酒井が今大会2枚目となるイエローカードを受けてしまう。酒井は次戦出場停止となる。前半は日本が2-0とリードして終了した。 日本は後半、久保に代えて三好康児を投入してスタート。さらに55分には酒井に代えて橋岡大樹を投入する。60分には右サイドをえぐった橋岡のクロスから旗手が決定機を迎える。しかし、ヘディングシュートは枠を外れ追加点とはならない。 それでも70分、日本は落ち着いたパス回しから左サイドへ展開。旗手からの折り返しのパスを途中出場の三好が左足を振り抜き、ゴール左へ叩き込んだ。日本がフランスを相手に3点目を奪う。さらにフランスは直後のラフプレーでランダル・コロムアニが一発退場。日本は数的優位となり、俄然有利な状況となる。 また日本は、堂安律に代えて相馬勇紀、遠藤航に代えて板倉滉、田中碧に代えて前田大然を投入するなど、主力選手を休ませる采配を見せる。さらに日本は終了間際にも途中出場の前田が決定的な4点目を奪う。 結局、試合はこのまま4-0で終了。日本がフランスに完勝し、グループステージ3連勝でグループAを首位通過。4位となった2012年ロンドン大会以来、2大会ぶりのベスト8進出を決めた。日本は7月31日の準々決勝で、ニュージーランドと対戦する。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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久保以外にもメンバーが揃っているから、上位に食い込む可能性があるでしょう。
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