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2017年6月30日金曜日

下村博文都連会長、献金疑惑“文春砲”に反論…元秘書が内部文書持ち出した疑惑ある

 都議選(2日投開票)で自民党を東京都連会長として取り仕切る下村博文幹事長代行(63)が29日都内で会見し、学校法人「加計学園」が13、14年に下村氏を支援する政治団体のパーティー券計200万円分を購入したのに、収支報告書に記載がなかったとした「週刊文春」の報道に対し「事実に反する」と反論した。下村氏は自民党以外から都議選に立候補している元秘書が内部文書を持ち出した疑惑があると主張。情報提供者と週刊文春に対し告訴を検討していることを明かした。

 都議選の真っただ中で発射された「文春砲」に下村氏は、いら立ちを必死で抑えながら「選挙妨害目的と受け止めざるを得ない」と強い口調で言い切った。午前11時、党本部の会見場に詰め掛けた約100人の報道陣の前で、紙に時折目を落としながら、約15分間にわたってコメントを読み上げた。

 この日発売された週刊文春は、政治団体「博友会」の収支報告書に加計学園が購入した計200万円のパーティー券の記載がなかったとしている。政治資金規正法では、政治団体は20万円超のパーティー券を購入した場合、報告を義務づけている。

 下村氏は13、14年に加計学園の秘書室長から政治資金パーティー券の購入代金計200万円を受け取ったことは認めたが、それは学園以外の計11の個人、法人からのものだったとし「学園から寄付もパーティー券の購入もしてもらったことはない」と主張。「いずれも個人、企業が1社20万円以下で購入した。秘書室長が取りまとめて現金を持参したので領収書を作成した」と説明し「加計学園が購入したものではない。記事は事実に反する」と反論した。

 さらに下村氏は、情報提供者についても言及。特定できていないとしながらも「事務所のデータを持ち出せるのは内部にいた者と考えざるを得ない」として、疑惑があるのは「現在自民党以外から都議選に立候補している私の元秘書」と主張。会見中には元秘書の直筆署名が入った上申書を配布。その文書によると、元秘書は、事務所のノートパソコンを隠し、業務を妨害したことと現金を詐取したことを認め、謝罪したとされている。

 元秘書はこの日、「私が週刊文春側に下村氏の事務所のデジタルデータを提供した事実はない」とするコメントを出した。さらに「上申書は偽造文書で、私の筆跡ではない。犯罪行為をした事実はない」と反論した。元秘書は「都民ファーストの会」から都議選に立候補している。

 下村氏は情報提供者に対して偽計業務妨害で刑事告訴を、週刊文春に対しては名誉毀損(きそん)で告訴を検討しているという。

 都民ファーストと激しい選挙戦を繰り広げる中、豊田真由子衆院議員(42)のパワハラ騒動、稲田朋美防衛相(58)の失言など自民党に吹くのは逆風ばかり。

 下村氏は「責任を取る必要はないと考えるか」と問われると「事実と違うから、責任を取るとかいう立場では全くない。疑念があれば選挙後に説明する」と会見を約35分間で打ち切った。
(スポーツ報知)

 献金時期は文科大臣の時か。

大谷翔平 日本ハム 1日の2軍戦で8か月ぶり実戦登板“二刀流解禁”

◆ソフトバンク1―0日本ハム(29日・福岡ヤフオクドーム)

 日本ハム・大谷翔平投手(22)が7月1日のイースタン・西武戦(鎌ケ谷)で投手として昨年10月22日の日本シリーズ初戦(マツダ)以来約8か月ぶりに実戦復帰することが29日、決まった。栗山監督がソフトバンク戦(ヤフオクD)前に明かした。この日、大谷はベンチから外れ試合前に帰京。30日のロッテ戦(ZOZO)も欠場予定で1日の2軍戦に備える。

 ついに二刀流を解禁する。左太もも裏の肉離れで離脱していた大谷は27日のソフトバンク戦で代打で80日ぶりに実戦復帰、28日には代打でタイムリーを放っていた。この日はヤフオクDでブルペンに入り約40球投げ込み登板へ向け「やってきたことを確認したいです」。30日に2軍に一時合流。フィールディングなどを確認し、まずは1イニングの登板となる予定で、翌日以降は再び代打の切り札として1軍に帯同する見込みだ。

 野手としては、29日から登板日まで1軍戦3試合欠場が濃厚だが栗山監督は「ブルペンでは155キロ以上は出ている。振ること、投げることはできているので細かいところをチェックしながら進めていく」と先発復帰を目指していく。

 昨オフ痛めた右足首の影響もあり、今季はキャンプから実戦登板なし。患部の状態を確認しながらとなるが、複数回の2軍戦登板を経て来月中に1軍マウンドに立つ可能性が出てきた。
(スポーツ報知)

 5連敗で、ロッテにも負けたら最下位転落か。
 大谷の先発復帰、二刀流解禁により、意図するところは、メジャーへのアピールだろうか。

加計文書を全否定――「萩生田はいいかげんにしろ!」と文科省内部から続々と怒りの告発

「総理は『平成30年4月開学』とおしりを切っていた」―。

 加計学園の獣医学部新設をめぐって、官邸の関与を疑わせる新たな文書が出てきたのは6月20日のこと。

 この文書は首相側近とされる萩生田光一(はぎうだ・こういち)官房副長官が文科省高等教育局長に伝えたとされる内容を、担当の専門教育課課長補佐がメモにまとめたもので、文科省の3つの課の職員のおよそ10人が共有していたという。

 作成時期は昨年10月21日。国家戦略特区で獣医学部の事業者として加計学園が正式に選ばれる3ヵ月前のことだ。もし、この文書の内容が事実なら、やはり首相は加計学園をえこひいきしていたことになる。

 ところが、萩生田氏は同日中に「加計学園に関連して、総理からいかなる指示も受けたことがない」「不正確なものが作成され、意図的に外部に流されたことに強い憤りを感じる」とのコメントを出し、文書の内容を全面否定。疑惑の火消しに大わらわなのだ。

 これに対し、文科省関係者の怒りは相当のよう。

 「不正確だなんて冗談じゃない! 加計問題で文科省職員が作成したとされるメモやメールに萩生田氏の名前が登場するのは10月7日付の萩生田副長官ご発言概要、11月1日付の行革室宛てメールに続き、これで3度目。“紙屋”と呼ばれる役人の第一の仕事は物事を正確に記録して残すこと。萩生田氏に関する情報が3つの文書すべてにおいて“不正確”なんてことは100%ありえません。文科省の職員をバカにするのもいいかげんにしてほしい」

 加計学園疑惑を追うフリージャーナリストもこう言う。

 「文書の内容は正確でしょう。萩生田副長官の発言とその後に実際に起きたことが、かなりの部分で一致していることがその証拠です」

 そのひとつとしてこのジャーナリストが指摘するのが、加計学園獣医学部の教員予定数だ。その数は72名。10月7日付文書も、萩生田氏が教員数を「既存大学を上回る教授数(72名)」と発言したとある。

 「加計学園のニュースが報道されるようになったのは今年になってからのこと。その段階でも予定教員数は約70名としか公表されていませんでした。なのに、この文書には戦略特区諮問会議が新獣医学部の設置を認めた昨年11月9日より以前に作成されたにもかかわらず、新獣医学部の正確な教員数が記載されている。信憑(しんぴょう)性はかなり高いと考えるべきです」

 ただ、この72名の内実はスカスカだ。

 「教員数は国内トップとなりますが、老教授と若手ばかりで年齢構成に偏りがあるんです。教授30人のうち65歳が15人。若手も実績のない人材が目立ち、学位のない人が23名もいます。そのなかには現役の大学院生9名が含まれています」

元文科省幹部がこう語る。

 「72名という数字をクリアしようと、研究者の実績を吟味しないまま、あちこちからかき集めたんでしょう。この陣容では戦略特区にふさわしい先進的な獣医学教育は無理。現在、大学設置審議会による審査が進められていますが、加計学園は最終的に不認可となる可能性が大です」

 事態の収束に躍起になる官邸だが、怒れる文科省からはさらなるリークが出てくる可能性も。もはや獣医学部の新設問題は最初からやり直すべきだろう。
(週プレNEWS)

 長年の友人のために便宜を図り、無駄な税金が浪費されるのは、おかしい。  

2017年6月29日木曜日

下村博文幹事長代行、加計から「闇献金」報道を否定

 自民党の下村博文幹事長代行は29日午前、党本部で記者会見し、学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)から「闇献金200万円」を下村氏が受けたとする、同日発売の週刊文春の記事について、「記事は全く事実に反する」と否定した。

 下村氏は記事について、「都議選終盤戦の大事な時期であり、この時期に掲載されること自体、選挙妨害目的と受け止めざるを得ない」と語った。週刊文春に対し、名誉毀損(きそん)容疑での告訴を検討する考えも示した。

 記事では、下村氏が文部科学相だった2013年と14年、同学園が下村氏の政治団体「博友会」のパーティー券を100万円ずつ計200万円を購入したが、政治資金収支報告書への記載がなかったとしている。

 政治資金規正法では、20万円を超えるパーティー券の購入について、報告書への記載を義務付けている。

 下村氏は各100万円の現金について、加計学園の秘書室長が11の個人や企業から預かってきたものだったと説明。11枚の領収書を作成し渡したが、20万円を超える購入がなく、報告書への記載義務の違反に当たらないとしている。
(読売新聞)

 闇献金を小口の献金に仮装だろう。
 前にも政治献金で問題になっていたが、秘書の悪巧みか、本人の指示もあるのだろうか。

【日本ハム】“大谷様”復帰初タイムリー!代打通算4発13打点で切り札起用へ

◆ソフトバンク6―5日本ハム(28日・福岡ヤフオクドーム)

 日本ハム・大谷が左太もも裏肉離れから復帰2打席目で初安打&初打点をマークした。1点を追う5回2死一、二塁、代打で武田から左前へ一時同点となる適時打を放った。チームは8回にデスパイネのソロで勝ち越され、今季4度目の4連敗を喫した。

 盛り上がる三塁ベンチへ、一塁に到達した大谷はしびれた両手を振るしぐさで、苦笑いを浮かべた。完全に詰まった。それでよかった。1点を追う5回2死一、二塁、代打で登場。敵地のヤフオクD全体が歓声とどよめきに包まれた。

 フルカウントから腕をたたみ、武田の内角135キロスライダーを逆方向へ運んだ。深い守備位置の左前へ落ちる適時打で同点とし、「詰まりましたけど、いい所にたまたま落ちてくれた。点につながってくれたのでよかった」と謙虚に言った。

 復帰わずか2打席目で、日本を代表する右腕の厳しい投球を攻略した。初球、ボールになった内角144キロの直球から、スライダーを交え全8球が体の近くに来た。際どいコースを見極め、ファウル2球で逃れ、最後にとらえた。これで代打通算成績は49打数15安打、打率3割6厘、13打点。手負いの状態でも、しびれる1打席勝負にも動じないハートと技術がある。

 直後に代走が出て交代したが「昨日も(球自体は)見えていましたけど、ついていけてなかった。復帰2打席であんなに内角のスライダーとかを見られると思ってなかった。個人的にはすごくいい打席」。2軍戦を経ずにぶっつけ本番で驚異の対応力を見せたが、涼しい顔だった。

 23日に1軍登録後は3戦連続で出番がなかった。27日の試合前、栗山監督から呼び出された。最終確認を受け、この3連戦中の代打出場を伝えられた。まだ全体練習も別メニューで、スライディング練習も行っていない。トレーナー陣から“完治”のお墨付きは出ていないが、指揮官と大谷の中で前に進む決断がされた。

 この日、宿舎の昼食会場で大谷は監督と偶然、鉢合わせになった。「ユニホームを着ていない時は基本、選手とは話さない」という指揮官だが、思わず声をかけた。気にしてしまうほど、状態はまだまだだ。

 チームは1度逆転し、その後2度追いつく粘りを見せたが、最後はデスパイネのソロに沈み、3カード連続負け越しで4度目の4連敗。29日も代打待機の大谷は「取られても追いついたり、いいところはある。勝ちにつながるように全員で頑張りたい」。5位からの逆襲へ、今できる最大限の力で貢献する。(岸 慎也)
(スポーツ報知)

 先発投手が打たれ、救援陣も抑えられない負け試合の負けパターンが続く。
 いっその事、来季以降のために、新人投手の先発でいいでしょう。

大谷翔平 日本ハム 復帰後初安打&初打点 全8球内角攻めに「個人的にはいい打席」

「ソフトバンク6-5日本ハム」(28日、ヤフオクドーム)

 1打席、いや1球ごとに、その鋭い打撃感覚を取り戻している。1点を追う五回2死一、二塁。前夜に続く代打のアナウンスに、大歓声で迎えられた日本ハム・大谷翔平投手(22)。期待に応え、左前への同点打で復帰後の初安打初打点をしるした。

 「昨日も(球が)見えてはいたけど、ついていけなかった。ヒットになって良かったです」。淡々と振り返るが、その能力の高さを見せつけた打席だ。

 ソフトバンク・武田の執ような内角攻め。2、3球目の内角スライダーに大谷のバットは空を切る。だが、フルカウントからの8球目。同じく内角スライダーが甘く入ったところを詰まりながらも逆方向へはじき返した。

 全8球すべてが内角。そのうち、直球はわずか2球。「あれだけ内角のスライダーとかを見られるとは思ってなかった。個人的にはいい打席だった」。左太もも裏肉離れから、2軍戦出場をせずに、ぶっつけでの1軍復帰。それだけに一線級投手の生きた球が、1球ごとに鋭敏な感覚をよみがえらせていた。

 ソフトバンクの一発攻勢に敗れてチームは4連敗。ただ大谷は「取られても追いついたりと、良いところはある。勝ちにつながるように全員で頑張りたい」と前を向く。大谷の完全復活。低迷するチーム救う希望は、やはりそれしかない。
(デイリースポーツ)

 栗山監督にキレかかっている、大谷をもっと出さんかい。

2017年6月28日水曜日

「私はダリの娘」遺体掘り起しDNA鑑定へ スペイン

スペインの画家、サルバドール・ダリの遺体を掘り起こすよう命令です。

 グニャリと曲がった時計の絵などで有名なシュールレアリスムの巨匠・ダリ。そのダリの娘だと主張する女性が親子関係の確認を求めて訴えていましたが、裁判所は26日、DNA鑑定のためにダリの遺体を掘り起こすよう命じました。女性によりますと、亡くなった母親が1950年代にダリの家政婦として働いていた時に交際していて、母親から自分はダリの娘だと言われたということです。DNA鑑定で親子関係が認められれば遺産相続の権利が発生する可能性があり、ダリ財団は上訴するとしています。ダリは1989年に亡くなり、遺体は生まれ故郷に埋葬されています。
(テレビ朝日ニュース)

 300億円の相続権の有無はおもしろい。

大谷翔平復帰初打席 大谷が帰ってきた!80日ぶり打席 三振も「ボール見えていた」

◇パ・リーグ 日本ハム0―6ソフトバンク(2017年6月27日 ヤフオクD)

 8回だった。ヘルメット姿の日本ハム・大谷がグラウンドに姿を現すと、敵地にもかかわらずスタンドはどよめき、拍手まで湧き起こった。4月8日のオリックス戦で左太腿裏を肉離れしてから約2カ月半。代打で80日ぶりの打席に立った。

 「2カ月半、投手の球を見ていなかったので、どういうふうに自分の目に映るか確認したかった」

 この回から登板した岡本と対峙(たいじ)し、4球連続直球でカウント2―2。5球目のチェンジアップにタイミングを崩され、空振り三振を喫した。2軍での実戦を経ず「ぶっつけ本番」だった大谷は「岡本さんは素晴らしい球を投げていて、ここまで(実戦で)調整しない中、そう簡単には打てない」と脱帽した一方で「思ったよりついていけていたし、球自体は見えていた。あとは自分がどういう反応ができるか」。結果は出なくても、収穫はあった。

 23日に1軍復帰し、3戦続けて出場がなかった。安打が初回の1本だけで、流れを変えようと起用に踏み切った栗山監督は「今日は(代打の)展開だった。あれだけ誰も打てない中で突破口を開く最大限の努力をしないといけない」と説明した。「早い段階で離脱してなかなかもどかしかった。早く治して試合に出たいなというリハビリ期間だった。試合に出られたことは良かった」。大谷は素直な感想を口にした。

 オールスターファン投票では出場8試合にもかかわらずDHで選出され「複雑だけどありがたい」と話した。期待は肌で感じている。2試合連続零敗で3連敗となったチームも大谷の本格復帰を待ち望む。今後の起用法について指揮官は「いろいろと考えている」と言葉を濁したが、スタメン復帰も近い。低迷打破へ、まずは打者・大谷として一歩を踏み出した。 (柳原 直之)

◎大谷の負傷と経過

☆4月8日 オリックス戦の走塁で左太腿裏を痛め「左大腿二頭筋肉離れ」の診断。翌9日に出場選手登録を外れる。10日にはインフルエンザB型を発症。

☆15日 リハビリ開始。

☆5月27日 屋外でのフリー打撃再開。30日にスパイクを履きダッシュ開始。

 ☆6月2日 都内での定期検査で左右の脚の筋力の差が発覚。ベースランニング再開は見合わせる。

☆13日 捕手を立たせ30球、座らせて11球の投球練習を再開。

☆20日 札幌ドームの全体練習に合流。フリー打撃では39スイング中7本の柵越え。

☆23日 リーグ再開初戦となる楽天戦前に出場選手登録される。3試合続けて出場機会はなかった。
(スポニチアネックス)

 DH大谷で勝ちたい。

2017年6月27日火曜日

ソフトバンク6-0日本ハム 日本ハム高梨「力不足を感じた」3被弾で6失点6敗

<ソフトバンク6-0日本ハム>◇27日◇ヤフオクドーム

 日本ハム高梨稔裕投手(26)が3発を浴びてKOされた。

 初回に柳田の2ランで先制され、4回には松田の通算200号3ラン、甲斐のソロと連続本塁打で4回までに6失点。5回からは立ち直り3イニングを3者凡退に抑えたが、味方が初回の1安打に封じられ逆転できなかった。

 7回6失点で6敗目を喫し「勝負どころでしっかり打たれた。力不足を感じた」と悔やんでいた。
(日刊スポーツ)

 先発では使えない。
 ストレートが狙われている。

大谷翔平 日本ハム「複雑」新人から5年連続球宴も今季わずか8戦32打席

 左太もも裏の肉離れの影響で、4月8日を最後に出場していない日本ハム・大谷翔平投手(22)は26日、球宴ファン投票で「DH」で選出された。複雑な感情を吐露しながらも全力プレーでの出場に気迫をにじませた。

 今季出場はわずか8試合。打率4割7厘、2本塁打の成績も、32打席しか立っていない。野手での選出基準となる「10試合または20打席以上」は満たしているが、23日に出場選手登録されたばかり。万全な状態からは程遠く、3戦連続で出番なし。そんな状況の中、新人年から5年連続5度目となる選出に「複雑ですけど、選んでいただいてありがたい。全力でプレーしたいし、期待に沿えるように頑張りたい」と約束した。

 03年には中日にFA移籍しながら、2年間1軍で登板がなかった川崎憲次郎投手を球宴に―とネット上が過熱。ファン投票でトップとなるも辞退した。その翌年から「投手は5登板または投球回10以上、野手は10試合または20打席以上」の出場規定ができた。06年にはオリックス・清原和博が2軍リハビリ中ながら選ばれたこともあったが、出場8試合での選出は異例中の異例。今オフにもメジャーに移籍する可能性もあり、「日本最後の球宴」になる公算が大きいことも、後押ししたと言える。

 この日の大谷は27日からのソフトバンク戦(ヤフオクD)へ向け、札幌から福岡へ移動。栗山監督は球宴での起用法は未定としながらも「出るのは当然。いけると思って登録しているんだから」と語気を強めた。一方、次カードも代打待機が濃厚で、患部の状態は万全ではない。大谷は対戦したい投手を聞かれても「全員素晴らしい投手なので」と明言を避け「まだまともに試合にも出ていないので、どうなるかは自分でも分からない。これから次第だと思う」と徐々に状態を上げていく意向だ。(岸 慎也)
(スポーツ報知)

 見たいけど、難しいだろう。

2017年6月26日月曜日

大谷翔平 日本ハム大谷が球宴出場 今季出場8試合も「全力で頑張りたい」

 「マイナビオールスターゲーム2017」(第1戦=7月14日・ナゴヤドーム、第2戦=同15日・ZOZOマリンスタジアム)のファン投票最終結果が26日、発表され、日本ハム・大谷翔平投手(22)が指名打者部門で選出された。

 5年連続5度目の出場で、ファン投票での選出は3年連続となる。今季は左太もも裏肉離れの影響もあり、8試合の出場にとどまるが、「複雑ですけど、選んで頂いてありがたいと思います。一流の選手が数多く出場されるので光栄」と神妙な表情で話した。

 左太もも裏はよくなっているもののまだ、完治はしていないこともあり「どうなるかこれから次第ですけど、選んで頂いたからには全力で頑張りたい」とできる範囲で力を尽くす覚悟だ。
(デイリースポーツ)

 日ハムの横やりがあるのだろうか。

1軍昇格の大谷翔平を今だ起用しない栗山采配はファンへの背信行為か?

 交流戦からペナントレース再開のタイミングで1軍昇格した日ハムの大谷翔平だが、首位・楽天との3連戦で一度も出番がなかった。24日の第2戦では1-1で迎えた延長10回裏二死一、二塁で、ネクストバッターズサークルに登場。それだけで札幌ドームを盛り上げて空気を変えたが、先に代打にいった矢野謙次が三振に倒れて大谷へは回らなかった。

 1点を追うことになった続く延長11回も一死から石井一成に替えて、大谷ではなく大野奨太が代打に送られた。この日も、楽天の先発、岸孝之の前に無失点が続き下位打線から始まる7回には、田中賢介、淺間大基と代打攻勢をしたが、大谷の名前はコールされなかった。結局、日ハムは、0-6の“完封負け”で連敗を喫した。

「どこでだよ?」

 試合後、栗山監督は、大谷の起用法に関しての質問を受けてメディアに逆質問をしたらしいが、切り札を手元に残したままの無抵抗な敗戦には、疑問が残る。敗戦濃厚の中で1軍昇格させた大谷をベンチに最後まで置いたままでは、応援を続けたファンに対しての背信行為とも取れるのではないか。
(THE PAGE)

 使わないのは、背信でしょう 。

バレンティーノ・ロッシ優勝 2017MotoGP第8戦オランダGP 決勝

 MotoGP第8戦オランダGPの決勝がTTアッセン・サーキットで行われ、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハMotoGP)が優勝した。
 [オートスポーツweb ]

 ロッシいいね。
 低速サーキットだから勝てたけど、ヤマハが心配。

巨人・石川サヨナラ打 日本ハムからの移籍組が“負の先制ジンクス”止めた

「巨人4-3中日」(25日、東京ドーム)

 初めて味わう手荒い祝福に、端正なマスクがはじけた。今季日本ハムから加入した巨人・石川慎吾外野手(24)のプロ初のサヨナラ打で、先制されれば21連敗というジンクスを打破した。「興奮してあまり覚えていない」と声を詰まらせ、ジンクスについて「メディアさんのおかげで、すごく気にしていました」と、小さく笑った。

 1点を追う九回。同点とし、なお1死一、三塁で小林に代わり、出番が来た。自身は20打席無安打と不調の底にいた。それでも、相対する田島を冷静に分析した。「これまで全部外で攻められた。外めを打ちにいこう」。読み通り、外角の変化球に食らいつき、打球は中前に抜けた。「対戦を全部覚えているのが自分の長所」。声に安どがにじんだ。

 「聞く」という姿勢が歓喜の一打につながった。連日、二岡打撃コーチとスイングの矯正などに取り組み、坂本勇にもアドバイスを積極的に求めた。「聞くことも大事。うれしかった」。殊勲の後輩と抱き合った主将も、表情を緩めた。

3タテ阻止

 同一カード3連敗を、土壇場で回避した。高橋監督は「苦しい中でもやっていくのがプロ野球選手。いい結果が出たので、また頑張ってくれると思います」と目を細めた。プロ6年目の24歳。苦境続きの中、待望久しいヤングGが、ヒーローになった。
(デイリースポーツ)

 日本ハムからの移籍組の活躍は笑える。

2017年6月25日日曜日

安倍晋三政権の主張、覆す文書=「説明回避」姿勢浮き彫り

 先の通常国会で、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をはじめ、安倍政権中枢の説明と食い違う政府の内部文書が次々と明るみに出た。菅義偉官房長官がいったんは「怪文書」と片付けながら再調査に追い込まれ、存在を認めさせられたことは、説明を尽くそうとしない政権の不誠実な姿勢を浮き彫りにした。

 ―獣医学部の早期開設について「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」などと記した内部文書の存在を文部科学省が認めたけど、内閣府と言い分が違っているね。

 そうなんだ。文科省の文書作成者とされる職員は「記載されている以上、こうした趣旨の発言はあったと思う」と言っているが、学部開設を認めた国家戦略特区を所管する内閣府は「発言した職員はいない」と否定している。文科省とのやりとりを示すメモも確認できないと言ってるよ。

 ―安倍晋三首相側近の萩生田光一官房副長官が、「総理は『平成30(2018)年4月開学』とおしりを切っていた」と文科省幹部に伝えた内容を記録したとされる文書も見つかった。

 これも文科省が「正確性を欠く」と説明し、萩生田氏もコメントを出して「不確かな情報が混在した個人メモ」と反論した。一方、同省の前川喜平前事務次官は作成した職員について「極めて優秀で聞き違いはあり得ない」と主張している。

 ―何が真実か分からないね。

 問題なのは、学部開設の承認に当たって政権中枢の不当な関与や圧力があった疑いが持たれているのに、当の本人たちがこれを否定するばかりで、調査や説明に後ろ向きなことだ。確かに、なかったことを立証するのは「悪魔の証明」と言われるほど難しい。でも、政権の主張を覆す文書が次々と判明しているのにきちんと調べようともせず、報道先行で渋々認めるのでは、「何か隠しているのでは」と疑念を抱かれるのは当然だ。

 ―南スーダン国連平和維持活動(PKO)でも、政府の説明と矛盾する文書が出てきたね。

 現地に派遣されていた陸上自衛隊が昨年7月の日報に、首都ジュバの状況を「戦闘」と記載したんだけど、PKO参加5原則に抵触しかねないとあって、稲田朋美防衛相は「法的な意味での戦闘ではない」と認めていない。しかも、日報は当初、防衛省が「廃棄した」と説明していたのに、実際には電子データで保管されていたんだ。

 ―これでは誰の言うことも信用できない。

 加計学園に絡む首相の意向に関する証言は文科省側の「また聞き」だし、陸自の日報も「戦闘」の解釈には幅がある。ちゃんと調べて納得のいく説明をすれば信頼性が損なわれたとは限らない。一連の対応が「権力のおごり」と受け取られているから内閣支持率も下がっているんだろう。首相は再登板した4年半前の「過去の反省を教訓として心に刻み、真摯(しんし)に国政運営に当たる」との自らの言葉を思い出してほしいね。
(時事通信)

 安倍総理の不誠実な姿勢しか見えない。
 真実ないのか、意図的な隠蔽なのか、誰もチェックするシステムがないから、不誠実な態度なのだろう。

MotoGPオランダGP予選:ルーキーのザルコがファクトリー勢を破ってMotoGP初ポール獲得

 MotoGP第8戦オランダGP、MotoGPクラスは、オランダのTTアッセン・サーキットで2日目の予選を行い、ヨハン・ザルコ(モンスター・ヤマハ・テック3)が1分46秒141でポールポジションを獲得した。

 MotoGPクラスの2日目は午前中のフリー走行3回目がウエットとなり、これにより、3回のフリー走行総合順位は、初日の総合結果順となった。

 フリー走行総合でトップに立ったのは、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)。総合11番手以下のライダーによって争われる予選Q1はウエットコンディションの中、接戦が展開。スコット・レディング(ドゥカティ)がトップタイムを記録する。2番手にサム・ロウズ(アプリリア)がつけ初の予選Q2進出を果たす。

 予選Q2はレディング、ロウズを加えた12名のライダーによって、気温18度、路面温度20度のウエットコンディションで争われた。

 Q2セッション序盤をリードしたのは、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)。ペトルッチは開始5分すぎから3周連続でファステストを更新する。

 2回目のアタックが始まると、残り4分を切ったところでマルク・マルケス(ホンダ)がファステストを更新してトップに立つが、残り1分を切ったところで1分46秒526を記録してペトルッチが逆転。

 しかし、マルケスは最後のアタックで1分46秒206をマークし、再度トップに浮上する。

 ところが、ヨハン・ザルコ(ヤマハ)が最後のアタックで1分46秒141をたたき出し、トップに浮上。ザルコはMotoGPクラス初ポールポジションを獲得した。

 マルケスは1分46秒206で2番手、3番手に1分46秒526でペトルッチが続き、フロントロウを3メーカーのマシンが分け合った。

 4番手に1分46秒705でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)。ロッシはセッション序盤から2番手前後を争い、残り3分で自己ベストを記録。セッション終盤のアタック中に、目の前でロウズのマシンがエンジンブローを起こし、最後のタイム更新はならなかった。

 Q1からQ2に進出したレディングが1分47秒574で5番手。レディングは残り5分でシケインで転倒を喫したが、走ってピットに戻り、マシンを乗り換えて最後のアタックで自己ベストを記録した。

 6番手に1分47秒663でジョナス・フォルガー(ヤマハ)、7番手に1分47秒812でアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、8番手に1分48秒042でカル・クロッチロウ(ホンダ)の順で続き、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)はセッション序盤に8コーナーで転倒を喫し、1分48秒079で9番手に。

 Q2初進出を果たしたロウズはエンジンブローに見舞われたが、1分48秒128で10番手とMotoGPクラスベストグリッドを獲得した。

 フリー走行総合トップでQ2に進出したビニャーレスはウエットセッションでは苦戦し1分48秒266で11番手、ダニ・ペドロサ(ホンダ)が1分49秒623で12番手に続き、ここまでがQ2の結果順となった。

 以下、Q1の結果順にジャック・ミラー(ホンダ)が1分47秒217で13番手、ロリス・バズ(ドゥカティ)が1分47秒234で14番手、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が1分47秒277で15番手。

 16番手に1分47秒649でアンドレア・イアンノーネ(スズキ)、17番手に1分47秒804でアレックス・リンス(スズキ)、18番手に1分47秒947でカレル・アブラハム(ドゥカティ)の順で続き、ポル・エスパルガロ(KTM)はQ1終盤に転倒、1分47秒957で19番手。

 20番手に1分48秒080でエクトル・バルベラ(ドゥカティ)が続き、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)はウエット路面に苦戦、1分48秒219で21番手に終わった。

 22番手に1分48秒448でブラドリー・スミス(KTM)、23番手に1分48秒700でティト・ラバット(ホンダ)。
[オートスポーツweb ]

 悪天候なら、ロッシの走りに注目でしょう。

日本ハム 66戦目で自力V消滅…大谷2日連続出番なし

◇パ・リーグ 日本ハム1―2楽天(2017年6月24日 札幌ドーム)

 日本ハムは延長11回に力尽き、66試合目で自力優勝の可能性が消滅した。

 前年日本一チームが球宴前に自力優勝が消えるのは14年の楽天以来。それでも、栗山監督は「全然関係ない」と前を向いた。

 10回2死一、二塁で大谷がネクストバッターズサークルで代打待機。指揮官は「四球でつながる可能性があったから」と話した。結局、復帰から2日続けて出場機会なし。「準備はしていた」という大谷は「出られるなら出たいし、打てるものなら打ちたい。やることは変わらずしっかりやりたい」と話した。大谷は試合前に直球主体で約40球の投球練習も行った。二刀流の本格復帰が待たれる。
(スポニチアネックス)

 大谷を使えよ、栗山監督。

2017年6月24日土曜日

麻央さんは「愛してる」と言い残し旅立った…海老蔵との最期の奇跡

 がん闘病中だったフリーアナウンサーの小林麻央さんが22日夜、34歳の若さで死去した。夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)は同日、東京・渋谷のシアターコクーンで会見。最期に麻央さんが「愛してる」と言って、息を引き取ったことを明かした。

 海老蔵は前日22日の同劇場での公演後、別の稽古があり、終わった後に麻央さんの母親から「具合がわるい」旨の連絡が入っていたことに気づき、急いで自宅に戻ったという。

 22日には話すことができなくなっていた麻央さん。海老蔵が横たわっている麻央さんの前に座ると、呼吸が苦しそうだったが、海老蔵は「不思議なことなんですが」と振り返りながら、麻央さんが「息をひきとる前に『愛してる』と言って…彼女が…」と話すと涙。海老蔵はしばらく目を閉じ、呼吸を整えてから「愛してる、その一言を言って……泣いちゃいますよね。愛してる、と言って、本当にそれで、そのまま旅立ちました」とあふれる涙をぬぐいながら語った。

 海老蔵はこの日正午から、同劇場で自主公演「ABKAI2017~石川五右衛門 外伝~」昼の部を気丈に演じ切った30分後に会見に臨んだ。
(スポーツ報知)

 最後に「愛してる」と言えるか、「このハゲー」と言うのか、この違いは大きい。

日本ハム7―3楽天  レアード、東映フライヤーズ・ユニでV打「光栄だよ」

◆日本ハム7―3楽天(23日・札幌ドーム)

 日本ハムのブランドン・レアード内野手(29)が23日の楽天戦(札幌D)で逆転2点二塁打を放ち、リーグ戦再開初戦を勝利に導いた。この日から「レジェンドシリーズ」と銘打ち、東映フライヤーズ時代の復刻ユニホームを着用。その最初の試合で、助っ人大砲が存在感を示した。

 二塁に滑り込みながら、レアードは何度も手をたたき、喜びを爆発させた。1点ビハインドで迎えた5回2死満塁。2ボール2ストライクから、楽天・高梨の真ん中に入ってきたスライダーを振り抜き、左翼線へ逆転2点二塁打を放った。「(直前に4番の)中田もフォアボールでチャンスを作ってくれたし、打球も三塁線のいいところに抜けてくれたね」と笑みを浮かべた。

 嫌な流れを吹き飛ばした。チームは両チーム無得点の4回に中田の9号2ランで先制したが、直後の5回に先発・メンドーサが3点を奪われ、すぐに逆転されていた。そうした状況の中、5回は2死一塁から西川、中田の連続四球で好機を拡大。すると、中盤の勝負所で打席に立った助っ人大砲は、最高の結果を残した。「すぐに逆転できてよかったよ」と胸を張った。

 この日から「レジェンドシリーズ」と銘打たれ、東映フライヤーズ時代の復刻ユニホームを着用した。1962年に球団創設から初めて日本一となった戦闘服を身にまとい臨んだ最初の試合で輝きを放ち、「日本一になった時のユニホームを着ることができて光栄だよ」と振り返った。

 これでチームは連勝を飾り、借金を9とした。前半戦は残り17試合。栗山監督は「全部勝ちにいっているつもり。あと17試合勝っていきたい」と語気を強める。いまだに5位に沈んでいるが、この1勝を弾みに、上位浮上を狙う。
(スポーツ報知)

 巨人のユニホームみたいで、違和感がある。

近藤健介 日本ハム 椎間板ヘルニア手術検討 4割バッター今季絶望も…

 日本ハム・近藤健介捕手(23)が、腰部椎間板ヘルニアの手術を検討していることが23日、明らかになった。

 11日に右太もも裏の張りで出場選手登録を抹消された同選手は、6月になり持病の腰痛が悪化。22日に札幌市内の病院で再検査を受けた結果「腰部椎間板ヘルニア」と診断されていた。

 この日、札幌ドームを訪れ、首脳陣やトレーナーらと今後の方針について話し合った。福島チーフトレーナーは「ここまでの経過は良くはなっていない。具体的な話は決まってないが、手術をした場合は、シーズンがダメになる可能性もある」と説明。近藤はこれまで50試合に出場し、リーグトップの打率・407を残している。
(デイリースポーツ)

 夢の4割もダメか。

MotoGPオランダGP初日:ビニャーレスが総合トップ。サテライトのフォルガーが2番手と好調

 MotoGP第8戦オランダGP、MotoGPクラスは、オランダのTTアッセン・サーキットで1日目の2回のフリー走行を行い、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が1分33秒130で初日総合トップに立った。

 MotoGPクラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、2回目共、ドライコンディションで行なわれたが、1回目は開始直後にアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)のマシンがエンジンブロー、コース上に出たオイル処理のため赤旗中断となった。

 2回目のセッションでは開始15分過ぎに雨が落ち始めたことを示すレッドクロスフラッグが掲示されたが、雨が本降りになることはなく、全員が1回目のベストを更新、初日の総合結果は2回目の順位順となった。

 1回目を12番手で終えていたビニャーレスはセッション序盤からリーダーボードのトップを争う。終盤はビニャーレスとマルク・マルケス(ホンダ)がトップ争いを展開したが、残り2分でビニャーレスが1分33秒130を記録、セッショントップ、初日総合でもトップとなった。

 終盤のアタックで1分33秒497を記録したジョナス・フォルガー(ヤマハ)が総合2番手に続き、マルケスは最後にフォルガーに逆転され、1分33秒782で総合3番手に。

 ドビジオーゾが1分33秒790で総合4番手に続き、総合5番手に1分33秒828でカル・クラッチロー(ホンダ)、総合6番手に1分33秒830でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)の順となった。

 フリー走行1回目でトップタイムを記録していたダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)は2回目は1分33秒890で7番手に終わり、初日総合7番手に。総合8番手に1分33秒986でヨハン・ザルコ(ヤマハ)、総合9番手に1分34秒103でアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、総合10番手に1分34秒148でダニ・ペドロサ(ホンダ)の順で続いた。

 カレル・アブラハム(ドゥカティ)が1分34秒299で総合11番手、ジャック・ミラー(ホンダ)が1分34秒337で総合12番手、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が1分34秒491で総合13番手。ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)は1分34秒523で総合14番手。ロレンソは1回目9番手だった。

 スコット・レディング(ドゥカティ)が1分34秒596で総合15番手が続き、総合16番手に1分34秒605でロリス・バズ(ドゥカティ)、総合17番手に1分34秒617でアンドレア・イアンノーネ(スズキ)、総合18番手に1分34秒759でエクトル・バルベラ(ドゥカティ)。今レースから復帰したアレックス・リンス(スズキ)は1分34秒923で総合19番手に。サム・ロウズ(アプリリア)は2回目のセッション終盤に転倒、1分35秒039で総合20番手。

 以下、総合21番手に1分35秒185でティト・ラバット(ホンダ)、総合22番手に1分35秒373でポル・エスパルガロ(KTM)、前戦カタルーニャGPで転倒し、左手小指を負傷したブラドリー・スミス(KTM)は1分36秒334で総合23番手で初日を終えた。
[オートスポーツweb ]

 ヤマハに注目だろう。低速サーキットだから、他のメーカーと互角に戦えるだろう。

暗黙の了解をぶち壊し菅官房長官を追い詰めた東京新聞女性記者が与えた勇気…それでも安倍政権はメディアと国民をナメている!

20日、新たな文書の存在が明らかになった「加計学園」の問題。

『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏が考える、この問題をウヤムヤにしようとする官邸への反撃の一手とは?

* * *

学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題で、文科省が作成したとされる「総理のご意向」文書。その存否について、安倍政権が再調査する方針を決めた。これまで官邸はこの文書を「怪文書」と決めつけ、「再調査の必要なし」と突っぱねてきた。

それが一転、追加調査する羽目になったのだから、官邸の敗北と言ってもよい。

今回驚いたのは、これまで官僚同様「安倍一強」にすくみ、菅義偉(よしひで)官房長官の言い分を記事として垂れ流すだけだった大手メディアが、その菅氏を会見で追い詰めたことだ。いつも「批判は当たらない」「問題はない」などの決まり文句で政権批判をかわしてきた菅氏が、記者の質問にタジタジとなって、冷静さを装うのに必死になる光景などこれまで見たことがなかった。

今回、大手メディアが踏ん張れたのは、3つの幸運が重なったからだ。それは、(1)前川前次官の告発があったこと。(2)それに続いて、現職の文科省職員がメディアに「総理のご意向文書」が本物と捨て身の証言をしたこと。(3)6月6日の菅長官の会見に記者クラブ外から東京新聞の望月衣塑子(いそこ)記者が参加したことの3点である。

特に、望月氏が21分間で11回も質問して、官邸クラブの「質問はひとり1、2問」という暗黙の了解をぶち壊したことは、他社の記者に勇気を与え、後に複数メディアが追及する突破口を切り開いた。

だが、官邸サイドはそうした事情を十分承知で、実は反攻に自信を持っているようだ。一連の追及が、官邸記者クラブの記者たちの実力によるものではないとわかっているからだ。

その反攻の一手が規制改革である。再調査で文書が本物とわかっても、「総理のご意向」とは「規制改革に不退転の決意で進め」ということであって、「加計学園をえこひいきせよ」というものではないというつもりだ。

官僚や既得権団体の反対を封じ、規制緩和をやれるのは強いリーダーシップを持つ安倍首相だけ。だから、「総理のご意向」と内閣府が口にすることはむしろ当然というわけだ。

ただ、安倍政権は規制改革など、ハナからやる気がない。

その証左となるのが、内閣が6月9日に発表した「骨太の方針」である。そこに列挙された規制緩和メニューはいずれも小粒なものばかり。素案の段階で目玉メニューとして注目されていた新発薬と後発薬の価格差を患者負担とする案なども、きれいさっぱり削除された。製薬業界の強い抵抗に遭い、白旗を掲げてしまったからだ。

安倍首相が規制改革に本気ならば、この目玉メニューを外すはずがない。「岩盤規制にドリルで穴をあける」という首相のかけ声はポーズだけ。なんとも情けない話だ。

その一方で、獣医学部の新設を阻む規制にだけはドリルを持ち出す。しかもそれでポッカリとあいた穴から、なぜか首相のお友達の加計学園が顔を出す。そんなバカなことはありえない。

メディアが官房長官にしつこく質問することで、文科省の再調査が実現した。ならば、メディアの次の役割は規制改革に消極的な政権の実態を繰り返し報道することではないか? それで「総理のご意向」=「規制緩和の決意」という図式が成り立たないことを証明できれば、官邸も加計学園問題の安易な幕引きはできなくなるはずだ。

●古賀茂明(こが・しげあき)
1955年生まれ、長崎県出身。経済産業省の元官僚。霞が関の改革派のリーダーだったが、民主党政権と対立して11年に退官。新著は『日本中枢の狂謀』(講談社)。ウェブサイト『Synapse』にて動画「古賀茂明の時事・政策リテラシー向上ゼミ」を配信中
(週プレNEWS)

 国民を舐めている。

2017年6月23日金曜日

OB税理士に情報漏えい=調査官ら処分―名古屋国税局

 名古屋国税局は22日、同局OBの男性税理士に対し職務上知った情報を漏えいしていたとして、静岡県内の税務署の男性上席国税調査官(58)を国家公務員法違反で停職3カ月の懲戒処分にした。

 調査官は同税理士から現金を受け取っていたといい、同日付で依願退職した。

 同国税局によると、調査官は2009~16年、元同僚の税理士とタイやフィリピンに16回渡航。この間、同税理士から約12万5000円のパソコンをただでもらった上、「二次会費」などの名目で現金計約5万円を受け取り、飲食代など計約1万円を負担させていた。

 一方で調査官は、税務調査を以前担当した4社に「税理士が付いていない」と同税理士に漏らし、所属する税理士法人はうち2社と顧問契約を結んだ。税理士は問題発覚後、登録を取り下げ廃業した。

 同局はまた、これらの旅行に5回参加し、現金などを受け取った愛知県内の税務署の男性上席国税徴収官(49)を戒告の懲戒処分とした。

 同局の西村佳久・国税広報広聴室長の話 職員の綱紀の厳正な保持について一層の徹底を図る。
(時事通信)

 OBと現職の癒着は、当たり前で、氷山の一角だろう。

大谷翔平 23日に1軍復帰最終判断!昇格なら楽天戦「3番・DH」

◇パ・リーグ 日本ハム―楽天(2017年6月23日 札幌D)

 左太腿裏肉離れから復帰を目指す日本ハム・大谷が、リーグ戦再開の23日に打者で1軍復帰できるかの最終判断を受ける。昇格となれば「3番・DH」で当日の楽天戦に出場する見込み。札幌市内の球団事務所を訪れた吉村浩GMは「明日(23日)、(1軍昇格させるか)決めます」と語った。

 当日は課題でもあるベースランニングなどを行い、栗山監督が決断を下す。この日、チームは休養日で、大谷も札幌市内の寮で静養に努めた。
(スポニチアネックス)

 いよいよ復帰か。楽しみです。

豊田真由子衆院議員(埼玉4区)<自民党>「逆風が暴風雨に」…豊田議員離党届で迅速な幕引き

◇23日告示の東京都議選を前に嘆く声も

 自民党は22日、豊田真由子衆院議員(埼玉4区)による元政策秘書への暴行が週刊誌で報じられると、その日のうちに離党届を提出させて幕引きを急いだ。豊田氏は当選2回で党や政府の要職にはついていないが、学校法人「加計学園」の問題などで批判が高まる中、安倍政権はさらなる痛手を負った。23日告示の東京都議選を前に「逆風が暴風雨に変わった」(都選出衆院議員)と嘆く声も出ている。

 自民党は当選2回の衆院議員に失態が続いている。豊田氏が所属する細田派では4月、中川俊直氏が週刊誌で女性問題を報じられ、経済産業政務官を辞任し離党したばかり。5月には大西英男氏が「がん患者は働かなくていい」と発言し、党都連副会長辞任に追い込まれた。

 豊田氏による暴言、暴行の録音記録は22日朝からテレビ番組で繰り返し放映され、党のイメージダウンは深刻化。党幹部は「かばいようがない」と突き放した。

 安倍晋三首相は22日午後、下村博文幹事長代行(党都連会長)から報告を受け、「やむを得ない」と語った。【村尾哲】
(毎日新聞)

 どんなにすばらしい経歴でも、これですべてが終わりだと思うと哀れ。
 

【鈴鹿8耐】ホンダ、参戦体制を発表…新型CBR1000RR SP2 でタイトル奪還ヘ

 7月30日に決勝レースが行われる「2016-2017 FIM世界耐久選手権シリーズ(EWC)最終戦 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第40回記念大会」に参戦する主なホンダチームの体制が決定した。各主要チームは新型「CBR1000RR SP2」で参戦し、タイトル奪還を目指す。

 今季、開幕からEWCに参戦し、鈴鹿8耐で最終戦を迎える「F.C.C. TSR Honda」は、スーパーバイク世界選手権シリーズで活躍中のステファン・ブラドルと、MotoGP Moto2クラスに参戦中のドミニク・エガーターを迎え、優勝を狙う。

 「MuSASHi RT HARC-PRO.Honda」は、3度の鈴鹿8耐優勝経験を持ち、現在、全日本ロードレース選手権(JRR)JSB1000クラスに参戦中の高橋巧と、MotoGP Moto2クラスに参戦中の中上貴晶に加え、昨年のMotoGPオランダGPで優勝し、鈴鹿8耐に初参戦となるMotoGPライダー、ジャック・ミラーを迎え、3年ぶりの優勝を目指す。

 昨年の鈴鹿8耐でホンダ勢最上位となる8位を獲得した、参戦6年目の「Satu HATI. Honda Team Asia」は、CEVレプソルMoto2ヨーロッパ選手権に参戦中のディマス・エッキー・プラタマと、アジア ロードレース選手権に参戦中のラタポン・ウイライロー、ザクワン・ザイディの体制で、今年も上位入賞を目指す。

 「au&テルル・Kohara RT」はJRR JSB1000クラスに参戦中の秋吉耕佑、スーパースポーツ世界選手権に参戦中の大久保光、MotoGP Moto2クラスに参戦中の長島哲太の体制で臨む。「Honda Dream Racing」はJRR JSB1000クラスに参戦中の山口辰也を中心にチームを編成。9年ぶりに鈴鹿8耐へ復帰する「MORIWAKI MOTUL RACING」は、JRR JSB1000クラスに参戦中の高橋裕紀と清成龍一の体制で優勝を目指す。

 「Honda DREAM RT 桜井ホンダ」は、JRR J-GP2クラスに参戦中の水野涼と英国スーパーバイク選手権のジェイソン・オハローランを迎え、2年ぶりの参戦。ホンダに部品を供給するサプライヤー16社の連合による「Team SuP Dream Honda」は、4度の鈴鹿8耐優勝経験を持つベテラン伊藤真一に、EWC参戦中のグレッグ・ブラック、ジョシュ・フックを迎え、上位入賞を目指す。
(carview)

 新型CBR投入で、タイトル奪還しかないだろう。

2017年6月22日木曜日

策士策に溺れた菅官房長官 危機管理が崩壊した全内幕

 安倍晋三総理(62)が変調を来たした原因の一つに、菅義偉官房長官(68)による危機管理の崩壊も挙げられる。まさしく、策士策に溺れ、安倍一強体制に亀裂を生じさせた。一時は、“影の総理”とまで持て囃された政権の重鎮に一体、何が起こったのか。

 ***

 菅官房長官は一貫して、前川喜平前文科事務次官がリークしたとされる「総理のご意向文書」を「まったく怪文書みたいな文書」と切り捨て、再調査に応じる姿勢も一切見せなかった。

「官邸内からも菅官房長官の対応を不安視する声が上がっていました」

 とは、政治部デスク。

「とりわけ、今井総理秘書官は“長官が熱くなっちゃうと危機管理上、良くないんだよね”と不満を漏らしていた。再調査に方針転換する前日の8日にも番記者相手に、菅批判を繰り広げていました。曰く、“菅さんは感情的になっていて、おかしいよ”“俺も前川のことはムカつくけど、あんな言い方をしてはいけない”と。続けて、“総理や菅さんには、再調査して全部オープンにすべきだと言ったんだ”と明かしたのです」

 今井総理秘書官の主張が功を奏したのか、安倍総理は直々に、松野博一文科相に対し、「総理のご意向文書」について再調査の指示を出した。つまり、菅官房長官は外されたというのだ。
■成功体験

 これまで、“政権の守護神”“策士”などと呼ばれた菅官房長官だったが、なぜ、加計問題では戦略を誤ったのか。

「官邸における菅官房長官の権力の源泉は、なによりも官僚組織を掌握しているということでした」

 とは、別の永田町関係者である。

「官僚の幹部人事を一手に握る内閣人事局を率いる立場に就き、官僚の首根っこを抑えつけてきた。だからこそ、楯突くものはいませんでした。しかし、前川前次官は猛然と反旗を翻し、安倍政権を攻撃してきた。菅官房長官とすれば、飼い犬に手を噛まれたようで怒り心頭に発したに違いありません。さらに、逆らったらどうなるかを他の官僚に見せつけるためにも、前川前次官を徹底的に潰すしかなかったのです」

 挙げ句、菅官房長官の打った手が、出会い系バー通いをリークしたり、天下り問題のときには辞任する意向を示さず、地位に恋々としたなどと暴露する個人攻撃だったわけだ。しかし、あまりに強権的過ぎると批判を浴び、完全に裏目に出てしまったのである。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏が解説する。

「菅さんは成功体験に囚われ、加計問題の対応を誤ったという側面がある。それは、森友問題で安倍総理が追及されたとき、森友学園の籠池泰典前理事長は悪いヤツだという情報を流し、危機を回避できたことです。要するに、個人攻撃による印象操作。同じ手口で危機を乗り越えようとしたものの、籠池さんと前川前次官では発言の重みが違いすぎました」

 安倍総理の再登板以来、歴代最長の1500日以上にわたって政権の中枢に携わってきた菅官房長官。しかし、加計問題への対応の失態で、安倍総理との間にすきま風も吹き始めた。

 前出の政治部デスクによれば、

「9月の内閣改造では官房長官を外されるかもしれません。菅さんは以前から、ポスト安倍へのステップとして幹事長の椅子を狙っていた。でも、いまは二階さんが幹事長の座を譲ることはないですから、無役に転落ということもあり得ます」

“影の総理”が、ただの政治家に成り下がるか。

特集「『結婚30周年』記念日の夜に主治医が私邸に駆け付けた! 『安倍総理』深更の重大変調」より

「週刊新潮」2017年6月22日号 掲載

 対応を誤って、能力の無さが露呈してしまった。

女と共謀、痴漢被害でっち上げ容疑 アルバイトの男逮捕

 電車内でわざと痴漢させて被害をでっち上げ、取り押さえた男性を警察に引き渡したとして、大阪府警は21日、同府茨木市本町のアルバイト生田佑馬容疑者(21)を逮捕監禁と虚偽告訴の疑いで逮捕したと発表した。

 曽根崎署によると、生田容疑者は5月22日夜、インターネットで知り合った大阪市浪速区のパートの女(26)=同容疑で逮捕、釈放=と共謀。京都市の男性(50)に大阪市営地下鉄堺筋線の車内で女の胸などをわざと触らせた後、生田容疑者が男性の腕をつかんで取り押さえ、警官に虚偽の痴漢被害の申告をした疑いがある。生田容疑者は「弁護士がつくまで話すことはありません」と話しているという。

 生田容疑者は、女に「痴漢させて示談金をもらういい稼ぎ方がある」と持ちかけ、女がネット掲示板に「痴漢してもらいたい」と投稿。応じた男性に服装や乗っている車両を教えていたという。男性が府警に「掲示板で知り合った女性と勘違いしました」などと話し、虚偽だと発覚。男性は翌日未明に釈放された。
(朝日新聞デジタル)

 痴漢被害のでっち上げは多いだろう。

2017年6月21日水曜日

安倍晋三政権、「加計学園問題」新文書も否定=閉会中審査、応じぬ姿勢

 学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設をめぐり、萩生田光一官房副長官が文部科学省に安倍晋三首相の意向を伝えたとされる新たな文書の存在が明らかになり、萩生田氏は20日、首相と自身の関与を否定した。

 野党は事実究明のため閉会中審査の開催を求めているが、政権は応じない姿勢だ。民進党などは批判を強めた。

 文科省によると、文書は昨年10月21日に常盤豊高等教育局長が萩生田氏と面会した際のやりとりを、担当の課長補佐が局長の説明を基にまとめたもの。「10/21萩生田副長官ご発言概要」と題された文書には、「官邸は絶対やると言っている」「総理は『平成30年4月開学』とおしりを切っていた」などと、時期を区切るなどして新設を促していたと受け取れる記述があった。

 これについて萩生田氏は、文書内容を全面的に否定するコメントを発表。文科省側から「伝聞など不確かな情報を混在させて作った個人メモで、著しく正確性を欠いたものだ」との説明と謝罪を受けたとし、学部新設を「私の方から文科省に指示していない」と明言。「首相からいかなる指示も受けたことはない」とも強調した。

 菅義偉官房長官は20日の記者会見で、「首相は全く関与していないと明快に申し上げている」と指摘。首相自身が会見などで説明することについて「考えていない」と述べた。自民党の竹下亘国対委員長は、民進党の閉会中審査実施の申し入れを拒否した。

 これに対し民進党は、「加計学園疑惑調査チーム」の会合を開催。出席した蓮舫氏は、首相が19日の会見で「国民への丁寧な説明」を約束したことに触れ、「何が起きているのか丁寧にご説明いただきたい」と求めた。
(時事通信)

 またしても頑なに対応が遅れ、閉会中審査に応じなければ、更に支持率低下だろう。
 問題がないのであれば、きちんと説明すべきであり、拒否する政権に世論は納得しない。

2017年6月20日火曜日

萩生田官房副長官 加計学園“新文書”の中身と問題点

 加計学園の獣医学部開設をめぐり、松野文科相は省内で見つかった新たな文書を公表した。それが、萩生田官房副長官の発言をまとめたとされる文書だ。文書にはどのようなことが書かれているのか。政治部・柳沢高志記者が解説する。


――今回見つかった文書というのはどのようなものか?

 今回、見つかったのは1枚の文書で、タイトルは「10月21日萩生田官房副長官の発言概要」となっている。萩生田副長官というのは安倍首相の側近として知られている。去年10月21日というのは、特区で獣医学部開設が決まる約半月前で、この時点で、加計学園ありきで動いていたとの疑念を生じさせる文書といえる。

 さらに注目する点は「総理は『平成30年4月開学』とおしりを切っていた」と書かれており、安倍首相から加計学園の獣医学部開設の時期について、具体的な指示があったことをほのめかす内容となっている。


――それは今までの説明とは違うことになる?

 安倍首相は国会で、特区の決め方について「国家戦略特区諮問会議の議長として、大きな指示は出す。しかし、具体的には山本地方創生担当相が責任を持って決めている」と説明していた。具体的に安倍総理自ら指示していたとすれば、この説明と矛盾することになる。その他にも、この文書には「官邸は絶対やると言っている」とも書かれている。


――官邸側の強い意向が感じられる文章だが。

 ただ、萩生田副長官は、この文書について、「文科省の担当者が内閣府などから聞いた情報を混ぜこぜにして作った個人メモ」だとして「著しく正確性を欠いたもの」と反論している。首相周辺からは「官邸の一員である萩生田副長官が、『官邸は絶対やると言っている』という言い方はしない」との指摘もある。

 今回の文書には誰の発言かなど不明確な箇所がある。また、この文書は大臣や副大臣などには共有されていないということで、どこまでの信憑性があるのか確認が必要だ。安倍首相が19日、丁寧に説明すると決意を語ったが、これをどう実行するのかが問われている。
(日本テレビニュース)

 新たな文書が、次から次へと出てくる。
 官邸主導は、これまでの発言と矛盾するし、おもしろい。

北に拘束、昏睡状態で解放の米国人学生が死亡

【ワシントン=大木聖馬】北朝鮮に2016年1月に拘束され、今月13日に昏睡(こんすい)状態で解放されて帰国した米国人学生オットー・ワームビア氏(22)は19日、地元の米オハイオ州の病院で死亡した。

 ワームビア氏の両親が声明を発表して明らかにした。

 同病院の医師は15日の記者会見で、ワームビア氏が脳に大きな損傷を受け、「目は開くが反応はない」と容体を説明していた。
(読売新聞)

 北朝鮮の拷問・生物兵器が原因だろうか。

大谷翔平 23日に1軍復帰も 栗山監督GOサインなら代打かDHで

 左太腿裏肉離れで2軍調整中の大谷翔平投手(22)が、交流戦明け初戦の23日の楽天戦(札幌ドーム)から1軍復帰する可能性が19日、浮上した。札幌市内の合宿所へ移動し、20日から札幌ドームで行われる全体練習に合流する。栗山英樹監督(56)からGOサインが出れば、代打もしくはDHからの復帰が見込まれる。

 午後2時30分すぎ。札幌市内の合宿所に到着したタクシーから大谷が降りると、ファンから驚きにも似た歓声が起こった。

 20日から2日間の全体練習参加が決まった。栗山監督は「全力で走れないと話にならない。全力で走れればいろいろなことを考える」と話しており、復帰への条件は「全力疾走」となる。

 4月8日のオリックス戦の走塁中に左太腿裏を肉離れしてから約2カ月半。千葉・鎌ケ谷でのリハビリを慎重に進めてきたため、ダッシュの強度は「6、7割」程度だが、大谷は「だいぶ(状態が)上がっていると思う」と話している。再発の原因となる恐れがあった左右の筋力差も克服しつつあり、栗山監督の直接チェックに至ったもようだ。GOサインが出れば、リーグ戦再開となる23日にも出場選手登録される可能性がある。

 打撃面では、5月末に屋外でのフリー打撃を再開し、2軍投手の球も打っている。一方、投手としては今月13日にブルペン投球を始めたが、打者相手には投げていない。栗山監督は「投手だけのパターン、打者だけ、代打だけ。全て考えている」と話すが、ぶっつけ本番で1軍復帰となれば、代打もしくはDHからの出場が現実的だ。

 昨季の日本一チームは現在、借金10の5位に低迷する。特に打線は主砲・中田が本調子ではなく、リーグトップの打率・407を誇る近藤が右太腿裏の張りで戦線離脱している。大谷の動きを見て、指揮官はどんな判断を下すのか。当初は6週間とみられていた復帰は大きくずれ込んだが、今後の巻き返しへ、大谷の存在は起爆剤となる。

 ≪大谷負傷後の経過≫

 ☆4月8日 オリックス戦(京セラドーム)の走塁中に左太腿裏の肉離れ。同10日にはインフルエンザB型を発症。

 ☆同15日 リハビリ開始。

 ☆5月27日 屋外でのフリー打撃再開。21スイング中、4本の柵越え。同30日にスパイクを履いてダッシュを開始。

 ☆6月2日 都内で定期検査を受け左右の脚の筋力の差が発覚。ベースランニング再開は見合わせ翌週はウエートトレーニングに重点を置く。

 ☆同13日 捕手を立たせて30球、座らせて11球の投球練習を再開。球を受けた中山ブルペン捕手は「150キロは出ていたと思う」
(スポニチアネックス)

 もう大谷の活躍しか楽しみがない。 

安倍晋三首相「国民に説明」具体性なく 森友・加計・「共謀罪」

 安倍晋三首相は19日、前日の通常国会閉会を受けて首相官邸で記者会見した。首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」の問題で政権批判が高まるなか、野党への反論など自らの国会対応を取り上げて「政策論争以外の話を盛り上げてしまった。深く反省する」と語った。「指摘があればその都度、説明責任を果たす」とも述べたが、具体的にどう国民に説明するかは明らかにしなかった。

 加計学園の獣医学部新設問題では、文部科学省が作成した「総理のご意向」などと記された文書をめぐり、政権が当初「怪文書」と位置づけ再調査を拒んだことに批判が集中。国会閉会に合わせた報道各社の世論調査で、内閣支持率は軒並み大きく落ち込んだ。

 首相はこうした状況を踏まえ、会見冒頭で通常国会の審議について「政策とは関係ない議論ばかりに多くの審議時間が割かれた。国民の皆さまに大変申し訳なく感じている」と釈明。加計学園や学校法人「森友学園」の国有地売却問題をめぐる野党の追及を念頭に、「印象操作のような議論に対して、つい強い口調で反応してしまう。そうした私の姿勢が、政策論争以外の話を盛り上げてしまった」と語った。
(朝日新聞デジタル)

 反省ではなく、単なる言い訳は見苦しい。
 説明責任を果たさず、逃げの姿勢は、国民をバカにしている、舐めているとしか感じられない。

2017年6月19日月曜日

【日本ハム】大谷翔平 20日に1軍合流も!

 左太もも裏の肉離れで2軍調整中の日本ハム・大谷翔平投手(22)が早ければ20日から札幌Dで行われる1軍練習に合流し、首脳陣から実戦復帰への最終チェックを受ける可能性が18日、浮上した。

 大谷はこの日、千葉・鎌ケ谷でスパイクを履き6、7割程度の力で30メートルダッシュを5本。その後アップシューズで外野ポール間を4本走るなど強度を上げ「だいぶ(患部の状態は)上がっていると思います」と手応えを口にした。

 次クールで8割走、切り返し走、ベースランニングを行う見通しで福田2軍チーフトレーナーは「ここからは栗山監督の意向も入ってくる。どこで何をやっても同じように進める状態にはきている」と説明。鎌ケ谷を離れ、札幌Dの1軍練習に合流する可能性が出てきた。1軍登録時期は指揮官次第だが、実戦復帰は秒読み段階だ。

4割打者近藤近く再検査も 右太もも裏の張りで2軍調整中の近藤は、まだ治療に専念し、練習を行える状況ではなかった。近日中に再検査を受ける可能性も出てきており、目指していたリーグ戦再開の23日・楽天戦(札幌D)の復帰は絶望的。DHとして欠かせなかった4割打者が当分不在となれば、大谷にかかる期待は大きくなってくる。
(スポーツ報知)

 大谷復帰で、楽天に3連勝したい。

2017年6月18日日曜日

日本ハム0―5ヤクルト 4安打零敗…新打線沈黙に栗山監督「こちらの責任」

◇交流戦 日本ハム0―5ヤクルト(2017年6月17日 神宮)

 日本ハムは中田、レアード、大田で中軸を組んだ新打線がブキャナンの前にわずか4安打で零敗。3カードぶり負け越しで交流戦の負け越しも決定し、栗山監督は「何とかできなかったのはこちらの責任」と悔しそう。

 4回は2死から中田が四球で出塁し、レアードも右前打でつないだが、大田が空振り三振。四球以外の3打席は全て凡退の中田は「明日、何とか勝って(札幌に)戻りたい」と切り替えていた。
(スポニチアネックス)

 まさか、ヤクルトに3連敗はないだろう。
 打てない、抑えられないでは、ありか。

2017年6月17日土曜日

「総理のご意向」文書、安倍首相は...

「加計学園」の獣医学部新設をめぐる問題。
 参議院予算委員会で、共産・小池書記局長は「怪文書だ、印象操作だと、否定し続けたじゃないですか」と述べた。

 安倍首相は「この間ですね、時間がかかったこと。そして、この対応について、さまざまなご批判があることについては、私も総理として真摯(しんし)に受け止めたい」と述べた。
 文部科学省が、「総理のご意向」、「官邸の最高レベルが言っている」と記された文書の存在を明らかにした中、安倍首相は何を語るのか。
 その集中審議が始まる前に、与野党の間で、すでに火花が。
 自民・役員連絡会で、自民・高村副総裁は「野党の一部にある、ゲスの勘繰りを払拭(ふっしょく)していただきたい」と述べた。
 民進・代議士会で、民進・蓮舫代表は「高村自民党副総裁ですか。『野党の一部にある、ゲスの勘繰りを払拭してもらいたい』と発言した。それこそ、ゲスの極みじゃないでしょうか」と述べた。
 そして始まった、野党による安倍首相への追及。
 民進・福山参院議員は「総理が、『自分が言ってない』とか、『やってない』とか言っても、どう見ても、これは総理が言っている可能性があります」と述べた。
 安倍首相は「私は常に、岩盤規制改革を全体として、スピード感を持って進めるように、常々指示をしてきている。しかし本件について、具体的に指示したり、働きかけをしたことは一度もない」と述べた。
 加計学園の指定などについて、「働きかけは一切ない」と、あらためて否定した安倍首相。
 追及は、文科省が新たに公表した文書にも及んだ。
 萩生田官房副長官が、広域的に存在しない地域に限ると、認可条件の修正を指示したようだとされる、メールと文書。
民進・福山参院議員は「萩生田副長官は、こういった形で指示を出されたことはございますか」と述べた。
 萩生田副長官は「私が修正の指示を出したことは、全くございません。昨日、文科省が公表したメールに、大変戸惑いを感じております」と述べた。
 これについて、山本地方創生相は、修正は自らの指示だったとしたうえで、「その(メールを)作った方は、直接の担当者でもありません。ただ、文科省から出向してきた方でありまして、それが不適切なことでありますが、陰で隠れて、本省の方にご注進したというようなメールであります」と述べた。
 民進・福山参院議員は「自らの職員に向かって、『陰に隠れて』。えー? 安倍政権は、何か問題が起こると、必ず役人のせいにする」と述べた。
 「ゲス」と、ののしりあった与野党の攻防も、事実上の会期末を迎え、いったん終了。
 しかし、加計文書をめぐっては、文科省と内閣府の間で矛盾が。
 山本地方創生相は「『官邸の最高レベルが言っている』とか『総理のご意向』などと伝えた認識はなく、また総理からもそうした指示等は一切ありませんでした」と述べた。
 16日朝、内部調査の結果を公表した内閣府。
 8つの文書の存在を確認したことを明らかにしたが、「総理のご意向」発言などについては否定した。
 この発表に、義家文科副大臣は、「(文科省担当者は)メモに書かれていることが、自分が作成したと思われる以上、そのような受け取り方、そのような声があったんだと」、「(発言にうそはない?)やってきた汗に全くのうそも、全くのごまかしもない」などと述べた。
 文科省幹部は、「結局、官邸は無傷で、文科省と内閣府の責任でしょ」、「発言は実際あったと思うよ。『官邸の最高レベルが...』、『総理の意向』みたいな言い方は、いろんな場面であふれてるからね」などとしている。
 結局、「総理のご意向」が働いたのかどうか、わからないままの幕引き。
 国民には、理解を得られるのか。
(フジテレビニュース)

 官邸無傷も、支持率低下につながるだろう。

【日本ハム】逆転負けで借金再び10に

◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト8―5日本ハム(16日・神宮)

 日本ハムが痛恨の逆転負けを喫し、連勝は2でストップした。同点で迎えた8回2死一、三塁から代打・矢野が左翼線へ勝ち越し2点二塁打を放ち、終盤に再びリードを奪った。

 しかし、8回裏に2番手・鍵谷が2安打1四球で2死満塁のピンチを招くと、雄平に同点2点打を許した。さらに2死一、三塁から今度は3番手・公文が代打・荒木に勝ち越し3ランを浴び、試合は決まった。これで借金は再び10となった。
(スポーツ報知)

 また勝てるゲームを落としてしまった。

2017年6月16日金曜日

税務署職員、所得税339万円を不正還付 懲戒免職に

 東京国税局は16日、千葉県内の税務署の男性職員(40)が親族名義のうその還付申告書を作り、7年間で所得税計約339万円を不正に還付させていたと発表した。国税局は、同日付で職員を懲戒免職処分にするとともに、千葉地検に詐欺容疑で告発した。

 国税局によると、職員は税務署の上席国税徴収官で、税金の滞納整理を担当。親族名義の2009~15年分の申告で、源泉徴収税額を過大に記載したうその申告書を作って税務署に提出し、所得税の還付金約339万円を不正に受け取っていた。

 今年1月に提出された16年分の親族名義の申告書に不審な点が見つかり、国税局が過去の申告を含めて調査し、発覚した。職員は不正還付を認め、「得た金は遊興費や借金の返済に使った」と説明しているという。

 国税局は、時効にかからない6年分の金額から本来の納税すべき金額を差し引いた約295万円について、国からだまし取ったとして刑事告発した。

 東京国税局は「税務行政に携わる公務員としてあるまじき行為で深くおわびします。厳粛に受け止め、信頼確保に努める」などとしている。
(朝日新聞デジタル)

 税務署職員の不正還付は悪質も、なぜ、長い期間、発覚しなかったのかが不思議。

 

義家弘介(ひろゆき)副文部科学相 <加計学園>「守秘義務違反」副大臣発言に批判続出

 加計(かけ)学園の獣医学部新設計画を巡り、内部文書が存在すると職員が内部告発して明らかにした場合、国家公務員法(守秘義務)違反に問われる可能性があると述べた義家弘介(ひろゆき)副文部科学相の発言が波紋を広げている。専門家は「文書は秘密ではない。仮に秘密であっても告発には公益性がある」と批判している。

 国家公務員法は、職員が職務上知りえた秘密を漏らすことを禁じ、違反した場合は1年以下の懲役または50万円以下の罰金を科すと規定している。義家氏は13日の参院農林水産委員会で「一般論として、告発内容が法令違反に該当しない場合、非公知の行政運営上のプロセスを流出させることは国家公務員法違反になる可能性がある」と述べた。

 だが、公務員が内部情報を明らかにして罪に問われるケースはまれだ。最高裁の判例は、漏らした情報が形式的に秘密として扱われていただけでなく、実質的な秘密として保護するに値する場合でなければ罪は成立しないとする。

 今回のケースについて、情報管理に詳しい清水勉弁護士は「省内で秘密文書に指定されていたわけでもないだろうし、国家戦略特区の議論は透明性をもって進められることが望ましい。本来は文科相や内閣府の担当相が、進んで事実を明らかにすべき事柄で、守秘義務違反に問えるはずがない」と話した。

 公益通報者保護制度に詳しい日野勝吾(しょうご)・淑徳大准教授も「法令で定められた秘密とは言い難いし、外交上の機微のやりとりを漏らすことなどとはレベルも違い、一律に守秘義務違反だと言うのは失当だ」と指摘。「副文科相の答弁は公益通報、内部告発の印象を悪くするもので、別の件で通報・告発しようとする人を萎縮させかねない」と批判した。

 ある現役裁判官は「守秘義務違反で罪に問われるのは、秘密を流出させた方法が著しく社会常識から逸脱しているなど、極めて例外的な場合に限られる」と話す。別の裁判官は「形式的に守秘義務違反に当たる場合でも、公益のための内部告発など目的に正当性があれば、裁判では違法性が否定される可能性がある」と説明している。【青島顕】
(毎日新聞)

 ヤンキー先生が、副大臣になると考え方まで変わるのか。

上沢直之 日本ハム 709日ぶり勝利ならず

「交流戦、中日4-5日本ハム」(15日、ナゴヤドーム)

 日本ハム・上沢直之投手の709日ぶりの勝利はお預けとなった。

 4月21日西武戦以来の先発。最速144キロの直球にフォーク、スライダー、チェンジアップを織り交ぜ五回まで1失点と力投したが、疲れが見え始めた六回2死二塁からゲレーロに左前適時打を浴び1点差に。

 続く藤井に四球を与え無念の途中降板となった。中継ぎ陣が同点打を浴び2015年7月7日以来、2年ぶりの勝ち星はならなかった。

 「五回も六回もヒットを打たれた後にフォアボールを与えてしまったので、流れがよくなかったです。野手の皆さんが点を取ってくれたんですけど、点を意識しながら投げてしまい、難しさを感じました」とコメント。

 昨季、右肘痛に悩まされ未勝利に終わった右腕の復活星は次回登板へ持ち越しとなった。
(デイリースポーツ)

 勝利ならずも、見事な力投だろう。
 しかし、中継ぎ陣が抑えられない。

2017年6月15日木曜日

「総理の意向」文書...再調査で一転「あった」

 この1カ月、安倍政権を揺るがし続けてきた「総理のご意向」などと書かれた文書。その存在が文部科学省の追加調査で一転、確認された。国会の閉幕直前。この問題も、これで幕引きとなるか。
 15日午後1時30分すぎから行われた、松野文科相の緊急記者会見。
 松野文科相は「民進党等から提示された19の文書のうち、14については同内容の文書の存在が確認できましたが、2つの文書については、存在が確認できなかったとの調査結果が得られた」と述べた。
 5月の調査で、確認できなかったとしていた加計学園の獣医学部新設をめぐる文書の大半が、再調査の結果、見つかったことを明らかにした。
 確認できたのは、19の文書のうち、様式や構成が異なっているものもあったものの、「総理のご意向」、「官邸の最高レベルが言っている」などと書かれたものを含む14の文書の存在を確認。
 残りの5つのうち、萩生田官房副長官の発言を記したものなど、2つについては、存在を確認できなかったとしているが、3つの文書については、学校法人の利益に関わるものだとして、あったかなかったか明らかにできないとしている。
 文書は、前回の調査より調べる対象を拡大したところ、確認できたという。
松野文科相は「前回調査は、その時点において合理的な調査であったと考えるものの、前回確認できなかった文書の存在が明らかになったことは、大変申し訳なく、私としても、この結果を真摯(しんし)に受け止めている」と述べた。
 調査の責任者の文科省の義本博司総括審議官は、「総理のご意向」などと書かれた文書を、ある課長補佐が作成したことを認めたうえで、「ここに、こういう記述がある以上は、こうした趣旨の発言があったものだということだと。ただし、その真意はわからない」と述べた。
 ヒアリングの結果、真意はわからないものの、実際、そうした発言があったと、課長補佐は話しているという。
 5月、この文書について、前川前文科事務次官は「あったものを、なかったことにはできない。官邸の最高レベルが誰のことだかわからないが、一番上であれば総理、その次なら官房長官だから、お二方のどちらかなのかなと思った」と述べていた。
 15日の会見では、「官邸の最高レベル」などの発言が、内閣府の誰からあったのかについても質問が出た。
 義本総括審議官は「責任ある立場から話があったと理解している。自分がそういうことを聞いたと同趣旨のことを聞いたと、ここに書かせてもらっているので、それ以上でもそれ以下でもない」と述べた。
 文書の存在が確認されたことについて民進党の蓮舫代表は「結果としては、隠蔽(いんぺい)していた。この文書を怪文書と言い放ち、個人攻撃を繰り返してきた菅官房長官の責任が問われているとあらためて強く言わせてもらう」と述べた。
文書の発覚直後、「怪文書みたいな文書じゃないか」と話していた菅官房長官は、会見で「当初は、信ぴょう性も出所もわからない文書だった。怪文書という言葉だけが独り歩きしているのは残念」と述べた。
 文科省が、文書の一部を確認したことを受けて、これまで調査に消極的だった内閣府も、調査を行うことを明らかにした。
 山本地方創生相は「今晩、徹夜してでもやって、明朝には結果を発表することにしたい」と述べた。
 この問題をめぐっては16日、参議院の予算委員会で、安倍首相も出席のもと、集中審議が行われることになった。
(フジテレビニュース)

 追求できる機会がないのは、本当に国民を舐めているだろう。

菅義偉「怪文書」発言、撤回せず=菅長官、圧力を否定

 菅義偉官房長官は15日の記者会見で、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐり文部科学省が存在を認めた内部文書について、「怪文書」とした自身の発言を撤回しなかった。

 菅長官は文書の出所が当初不明で、自身に関する記載も事実に反していたと強調。「こうしたことが(報道で)説明されずに、『怪文書』という言葉が独り歩きしたことは残念だ」と述べた。
(時事通信)

 ウソつき長官は終わりだろう。
 反省・撤回をしないのは笑えるし、愚かでしょう。
 こんな人間が官房長官は情けないし、日本の恥。

<加計学園>「官房副長官が修正指示」新たなメール明らかに

 加計学園の獣医学部新設計画で、国家戦略特区諮問会議が昨年11月に獣医学部の新設を空白地域に限って認めると決定する直前、萩生田光一官房副長官と内閣府の藤原豊審議官が文科省の担当者に対し、「広域的に」と「限り」の文言を付け加えるよう指示していたことが15日に公表された文科省の資料で分かった。官邸主導で「加計ありき」の規制緩和が進められた疑いがさらに強まった。

 文科省は獣医師の過剰を防ぐためとして獣医学部新設を認めていなかったが、諮問会議は昨年11月9日、「広域的に存在しない地域に限り新設を可能」とする規制緩和を決定。加計学園が今年1月20日に事業者に認定された。京都産業大(京都市)も学部新設を希望していたが、大阪府内の大学に獣医師養成課程があることから「広域的に」「限り」の文言が障壁となり、断念した経緯がある。

 文科省は15日、「総理のご意向」などと記された文書の存否を調べた再調査結果の関連資料として、内閣府から文科省の担当者に送信された昨年11月1日付の電子メールと、メールに添付された文書を公表した。

 メールや文書によると、藤原氏ら内閣府側と文科省の担当者が諮問会議に提出する文面を内々に打ち合わせた際、藤原氏が「獣医師系養成大学等のない地域において獣医学部の新設を可能とする」という文科省の原案の冒頭に「広域的に」を付け加え、「おいて」を「限り」に変更するよう指示した。メールには「指示は藤原審議官曰(いわ)く、官邸の萩生田副長官からあったようです」と記されていた。

 萩生田氏は記者団に対し「修正の指示を出したことはなく、文科省が公表したメールの内容は事実に反する。違和感を感じている」と語った。

 安倍晋三首相は5日の衆院決算行政監視委員会で「広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限る、1校に限るという要件は、獣医師会等の慎重な意見に配慮した。獣医師会から要請があった」と答弁し、「加計ありき」との批判に反論していた。一方で日本獣医師会顧問の北村直人元自民党衆院議員は「獣医師会として空白地域に限るというお願いをした事実はない」と説明している。【伊澤拓也】
(毎日新聞)

 官房副長官の指示ならば、某官房長官も知っていたということか。
 嘘付きの某官房長官に呆れる。

文科省の『奇兵隊』が「総理のご意向」文書に続く告発ネタを準備中!?

 「認可なら世論に批判され、不認可なら官邸ににらまれる。いずれにせよ叩かれるというわけです。大学設置・学校法人審議会はハムレットの心境でしょう」

 文科省の中堅職員がこう声を潜める。

 加計(かけ)学園が国家戦略特区に新設を予定している獣医学部。すでに建設が進んでいることから、開学は既定路線と思われがちだが、それは甘い。文科省OBが説明する。

 「現状は国家戦略特区の諮問会議が52年ぶりに獣医学部の新設を認める方針を打ち出し、加計学園が設置認可申請を出したにすぎない。本当に開学にこぎ着けるためには、審議会の許可が必要なのです」

 その結論が出るのは8月末。もし、ここで審議会が「認可不適当」と判断すれば、森友学園同様、校舎はできても開学できないという事態になりかねない。果たして、審議会はどのような結論を出すのか?

 前出の中堅職員が展望する。

 「これだけ世間に注目されると、審議会としてもお手盛りは無理。公明正大に審査するしかない。実は審議会は5月末、加計学園の新獣医学部は『定員や教員の態勢に問題あり』との報告を出しているんです。定員160人と国内最大規模となる計画なのに、教員はわずか70名。それも65歳以上の元教授や学位のない若手研究者が目立つ。これで本当に充実した教育ができるのかと審議会が疑問視するのも当然です。この懸念をスルーして認可すれば、『忖度(そんたく)だ!』と批判が上がるのは間違いない。そうならないよう、最低でも大幅な開学プランの見直し要求、場合によっては不認可も十分ありえます」

 不認可なら獣医学部新設の夢はパー。プラン見直しでも開学時期が大幅に延び、加計学園の「野望」に黄信号が灯(とも)ることになる。

 加計学園にとって、不安材料はもうひとつある。

 「文科省内には前川前事務次官を慕う『奇兵隊』という官僚グループがあります。『奇兵』は前川氏の名前の『喜平』をもじったものです。この『奇兵隊』関係者が、今問題になっている『総理のご意向』文書に続く第2、第3の告発ネタをリークするという噂が省内でささやかれているんです」(前出・文科省OB)

 すでに「総理のご意向」文書は「省内の複数の部署で、共有されていた」と文科省職員が証言し、怪文書と一蹴してきた安倍政権にダメージを与えている。その上、さらに第2、第3の告発リークが炸裂(さくれつ)すれば、もはや官邸はギブアップ、審議会も不認可を宣言するしかない。

 加計学園の森友学園化がいよいよ現実味を帯びてきた。
(週プレニュース)

 官僚の抵抗はおもしろい。

2017年6月14日水曜日

斎藤佑樹 日本ハム 14日の中日戦で目指すスタイルは原点回帰

 日本ハム・斎藤佑樹投手(29)が、14日の中日戦(ナゴヤドーム)での原点回帰を誓った。

 前回7日の広島戦(札幌ドーム)では制球が上ずり、4回途中8安打5失点KOで2敗目(1勝)を喫した。3度目の先発となる中日戦に向けては「変わらないことを意識して。(中日打線の)イメージはありますけど、自分(の投球)が大事。自分自身ができることしかないんで」。低めにボールを集めてゴロアウトを量産する原点投球だけを目指すつもりだ。

「(前回は)初回はよかったんですけど、バティスタに本塁打を打たれた後にいくつか失投があった。少し意識してしまった」という斎藤。ナゴヤドームでの登板は2012年の球宴以来、実に5年ぶり。「5年前なんであまり記憶にないですけど、そんなに悪い印象はない」といい、投げ合う同級生の大野雄大投手(29)については「交流はないですね」と話した。
(東スポWeb)

 ビシエドとゲレーロを抑えられるか。

中日7―5日本ハム 逆転で3位に1ゲーム差 ビシエド2発ゲレーロV打

◇日本生命セ・パ交流戦 中日7―5日本ハム(2017年6月13日 ナゴヤドーム)

 中日が逆転勝利で3位・DeNAに1ゲーム差に迫った。ビシエドが初回に12号2ランを放つと、6回には13号同点ソロ。本拠地では初の1試合2発に「今日はしっかり捉えられた」と笑顔を見せた。

 試合を決めたのはゲレーロだ。5―5の8回1死二塁で左中間に決勝二塁打。森監督は「いいところでの一発が出ると(試合を)取っていける」と話した。
(スポニチアネックス)

 先発・加藤が抑えられない。

 

2017年6月13日火曜日

加計問題の内部告発者、処分の可能性 義家副大臣が示唆

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設問題で、「総理のご意向」と書かれた文書の存在などを告発した文部科学省の内部告発者について、義家弘介文科副大臣は13日の参院農林水産委員会で、国家公務員法違反(守秘義務違反)で処分する可能性を示唆した。

 自由党の森ゆうこ氏は、「文科省の文書再調査は(文書の存在をあると告発した)犯人捜しのためにやっているという話も出ている。今回告発した人は公益通報者にあたると思うが、権利を守る意識はあるか」と尋ねた。

 これに対し、義家氏は「文科省の現職職員が公益通報制度の対象になるには、告発の内容が具体的にどのような法令違反に該当するのか明らかにすることが必要だ」と説明。さらに森氏が「『(告発者を)守る』と言えないのか。勇気を持って告発した人たちの権利を守ると言って欲しい」と求めると、義家氏は「一般論」と断った上で、「告発内容が法令違反に該当しない場合、非公知の行政運営上のプロセスを上司の許可無く外部に流出されることは、国家公務員法(違反)になる可能性がある」と述べた。

 森氏は「残念な発言だ。この件に関して報復の動きがあったら許さない」と述べた。(南彰)
(朝日新聞デジタル)

 副大臣の内部告発者を守らない発言はおかしいだろう。
 総理の口利き・無理押しをきちんと調べないと、法令違反かどうかわからない。
 初めから、法令違反に該当しない場合の話はどんなものだろうか。

前川喜平 菅義偉 「出会い系バー」報道が波紋 読売新聞「公共の関心事」

 読売新聞が、前川喜平・前文部科学事務次官が「出会い系バー」に通っていたと報じた5月の記事が、波紋を呼んでいる。「不公正な報道」などと批判が出ていることに対し、同紙は今月、「公共の関心事であり、公益目的にもかなう」と説明する記事を掲載した。

 3日、読売新聞社会面に東京本社の原口隆則社会部長名の記事が掲載された。5月22日付の「前川前次官 出会い系バー通い」という記事に対して「不公正な報道であるかのような批判が出ている」ことに対し「批判は全く当たらない」との見解を示した。

 22日の記事は、前川氏が在職中、平日夜に東京・歌舞伎町の出会い系バーに出入りしていたことを報じた。店について「売春や援助交際の交渉の場になっている」とし、店の関係者への取材をもとに、前川氏が女性と店外に出たこともあったと伝えた。

 前川氏については、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐり、5月25日付朝日新聞や同日発売の週刊文春が「行政がゆがめられた」などと証言するインタビューを掲載した。

 読売新聞の記事掲載のタイミングや内容について、山井和則・民進党国会対策委員長は同日、国会内で記者団に「前川氏のスキャンダル的なものが首相官邸からリークされ、口封じを官邸がしようとしたのではないかという疑惑が出ている。背筋が凍るような思いがする」と述べた。

 前川氏は25日の記者会見で、出会い系バーについて「女性の貧困を扱う報道番組を見て、話を聞いてみたくなった」と理由を説明。読売新聞の報道について、権力からの脅しかと問われると「そんな国だとは思いたくない」と語った。

 一方、菅義偉官房長官は26日の会見で「教育行政の最高の責任者が、そうした店に出入りして、小遣いを渡すようなことは到底考えられない」と批判。萩生田光一官房副長官は31日の衆院農水委員会で「政府として情報を収集し、マスコミにリークしたという事実はない」と否定した。

 3日付読売新聞の社会部長名の記事は「独自の取材で(略)つかみ、裏付け取材を行った」「次官在職中の職務に関わる不適切な行動についての報道は、公共の関心事であり、公益目的にもかなうもの」「本紙報道が(略)前川氏の『告発』と絡めて議論されているが、これは全く別の問題」とした。
(朝日新聞デジタル)

 為政者側からの依頼か忖度かわからないけど、迎合した、一方的で不公平な報道だろう。
 記事掲載の経緯を国会で取り上げるべきだろう。

2017年6月12日月曜日

MotoGPカタルニアGP:ヤマハ大苦戦。ビニャーレス「衝撃的だった」

 ヤマハ・ファクトリーチームは、カタルニアGPで非常に苦労した。バレンティーノ・ロッシは8位でフィニッシュ。マーベリック・ビニャーレスに至っては、10位が精一杯だった。

 何が起きたのかと尋ねられたビニャーレスは「遅い」と答え、「本当にわからないんだ」と語った。

「今朝、中古タイヤで15周走った時には、僕は1分46秒1で走ることができた。しかし午後には新品タイヤで1分46秒7でしか走れず、クラッシュしそうだった。僕は本当に分からない。何を言えばいいのか分からないんだ。毎日同じ話をするしかないんだ」

「僕らのバイクは、素晴らしいバイクだ。それが、僕が言えることだ。カタールやアルゼンチンでは良かった。でも全てのレースで、僕らのシャシーがそうなっているわけではない。問題は、バイクにあるんじゃないんだ」

「最初はトップにいたのに、今では16位だ。それは僕にとって、大きな衝撃だよ。何が起こったのか分からず、家に帰るんだ。僕はモチベーションがないのに、まだ多くのレースをしなければならない」

「正直なところ、今日の結果だけではない。多くのレースでそういう結果だ」

 現状ではまだ、ビニャーレスはランキング首位に立っている。しかし、ランキング2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)との差は、26ポイントから7ポイントに急接近した。

 ビニャーレスは、現状にチームも困惑していると語る。そして今回は、ヤマハのサテライトチームであるテック3のヨハン・ザルコとジョナス・フォルガーにも先行されてしまったのだ。

「僕の頭の中では、本当に大きな衝撃だ。何が間違っているのか、分からないんだから」

 そうビニャーレスは語った。

「僕らはカタールやアルゼンチン、そして他のレースと同じことをしている。同じようにバイクに乗っているんだ」

「チームは、今日何が起きたのか理解できていない。アルゼンチンで僕はウォームアップを1分39秒7で走り、レースを1分39秒6で走った。ムジェロでのウォームアップは1分47秒2で、レースでは1分47秒6だった」

「ここでは、ウォームアップで1分46秒1だったのに、レースでは1分46秒台はたった1回しか出せなかった。それは驚くべきことだ」

「最終的には、僕はMoto2のように乗っていた。僕は理解できなかった。正直言ってストレートでは、驚くべき状態だったんだ」

Mitchell Adam
(motorsport.com)

 明らかにマシン性能の差だろう。 

村田透 巨人3年でクビの日本ハム・村田 古巣からプロ初星 

「交流戦、日本ハム5-1巨人」(11日、札幌ドーム)

 逆輸入の苦労人が、プロ入り10年目でプロ初勝利をつかんだ。日本ハム・増井からウイニングボールを手渡され「やっと勝ったんだな」と村田。じわじわと実感が込み上げてきた。

 巨人入りした22歳の時に描いた夢とは、全く違う野球人生になった。3年で戦力外となり、通訳なしで単身海を渡った。「すべてを向こうで学んできた」。巨人時代は見えない鎖にとらわれっぱなし。それを断ち切った米国での日々を振り返った。

 ツーシームなど細かく動く球主体の投球スタイルは本場仕込み。2打席凡退の阿部は「アメリカでやってきたから、球の動かし方を知っているのかな」と対戦を振り返った。

 四回までの快投から一転、勝ち投手の権利がかかった五回はピンチを招き、5回1失点で降板。内容的には不満な部分もあるが、諦めなかったからこそ、夢の続きが見られる。「オールドルーキーの村田です。まだ1勝ですが、これを続けられるよう頑張ります」とファンに約束した。
(デイリースポーツ)

 3年で戦力外で、10年目で初勝利は苦労人だね。

 

2017年6月11日日曜日

加計学園問題「猛省してもらいたい」 村上元行革相

■村上誠一郎・元行革担当相(発言録)

 (加計〈かけ〉学園問題について)政治や行政は公平・公正にやることが一番大事なことだ。それに対して疑惑を持たれるようなことは、為政者は注意の上に注意すべきだが、残念ながらあまりにも脇が甘かったんじゃないか。

 与党だから言いづらいが、ああいうふうに新聞報道や(前文部科学事務次官の)前川さんの人格をおとしめるようなことを時の為政者がやるというのは非常にまずい。それで(疑惑を)打ち消そうとするならば、逆に国民の皆さん方の信頼を失うんじゃないか。私は猛省してもらいたいと思っている。(TBSの対談番組で)
(朝日新聞デジタル)

 官房長官を筆頭に為政者側は、つまらない言い訳はするけど、反省はしないだろう。
 現職の文科省職員が告発するしかないだろう。
 米国並みに為政者をチェックできるシステムが必要だろう。

日本ハム・大田 猛打賞ヒーローも、古巣相手でパフォーマンスは“自粛”

「交流戦、日本ハム3-2巨人」(10日、札幌ドーム)

 日本ハムが逆転勝ちで連敗を6で止めた。 大田が古巣の巨人に痛烈な“恩返し”をした。移籍後、初めてとなる1番に抜てきされると、最初の一振りで栗山監督の期待に応えた。

 初回。1ボール1ストライクからのストレートを軽く振り抜くと、バックスクリーンへ飛び込む特大の7号ソロ。巨人時代の昨年6月5日の日本ハム戦(東京ドーム)で大谷から打って以来、自身2本目の先頭打者アーチとなった。

 これで勢いに乗ると、六回には左前打。七回にも無死一塁から、中前打で好機を広げ、中田の逆転打をお膳立てした。

 大田はヒーローインタビューで「すごい緊張しました。思い切って振って、一番深いところに入ってくれてよかったです」と先頭打者弾を振り返った。

 古巣と初対決となった9日は2安打。そしてこのは移籍後初の猛打賞もマークした。「本当に素直にうれしいですし、たくさんのファンの方が見に来ていただいているので、頑張るだけだと思って。2日間、いい結果が出ているのでうれしい」と喜んでいた。

 大田はヒーローになるたび、お立ち台で「ファイターズ最高!」と絶叫するのが、移籍してからのおなじみとなっている。ところが、この日は古巣の巨人への気兼ねからか、インタビュアーからパフォーマスを乞われると「やりたところなんですけど、諸事情がありますので、きょうはご勘弁下さい。スイマセン。諸事情が…」と“自粛”していた。
(デイリースポーツ)

 オトナの諸事情があるのだろう。
 活躍できれば、FAで巨人に戻ることもあるだろう。

小出恵介「500万円要求された」 事務所に相談せず自ら交渉も

 17歳の女子高生との飲酒、淫行があったとして無期限の芸能活動停止となった俳優の小出恵介(33)が、「相手側から500万円の支払いを要求された」と話していることが9日、分かった。

 スポニチ本紙の取材では、金銭を要求された小出は、所属事務所に報告せず、自身で事態を収束させようとした。複数の関係者の話を総合すると、相手側の提示金額は500万円。その後、小出が相手と交渉し200万円を支払うことで話がまとまったという。ただ、実際には金銭は支払われなかった。知人は「(小出は)周囲に止められたこともあって、思いとどまったようだ」と説明した。

 小出は5月9日から10日にかけて大阪で女子高生と飲酒し、淫行した。所属事務所が事態を知ったのは、写真週刊誌「フライデー」の問い合わせを受けて本人に事実確認をした今月6日。事務所に相談する前に一連の金銭に関する交渉は終わっていたとみられる。女子高生のものとみられるインスタグラムには「私はフライデーに掲載してほしくて事実をお話ししたわけでもありませんし金銭目的でもありません」との書き込みもあった。

 小出が17歳の女子高生と飲酒し、淫行に及んだことは許されるべきではない。女子高生は週刊誌の取材に、小出とのことを振り返って「本当に最悪でした」と答えている。

 一方で当時、女子高生とみられる人物が自身のツイッターに「小出恵介くんと2人でbar二件行ってなんやかんやお喋(しゃべ)りして帰ってきた カッコよかったよ~う。笑」と投稿。フライデーに掲載されたツーショットと同じ写真を添付していた。
(スポニチアネックス)

 淫行はもちろん悪いことだが、結果として金銭目的の者に騙されたんだろう。

2017年6月9日金曜日

加計学園“文書”菅氏「再調査は必要ない」

 安倍首相の友人が理事長を務める加計学園の獣医学部開設をめぐる問題。「官邸の最高レベルが言っている」と書かれた文部科学省内で作成されたとされる文書について菅官房長官は8日、再調査は必要ないとの認識を改めて強調した。

 文科省の現役職員が文書の存在を認めているが、菅官房長官はあくまで「出所や入手経路が明らかにされない文書の調査は必要ない」と主張した。

 菅官房長官「文部科学省で調査した結果、文書は確認されていないという報告。その上で出所や入手経路が明らかにされない文書については、その存否や内容などの確認の調査を行う必要がないと判断したと、こういうふうにも承知しています」

 「(Qですからその判断した理由を教えていただきたい)現在も出所等は不明な状況であるという中で状況は変わりはないというふうに考えています」

 「(Qこれをもしどなたか文科省の職員が実名での告発に踏み切った場合、適正な処理をしてもらえる?)仮定のことについて答えることは控えたいと思いますが、いずれにしろ文部科学省で判断すると思っています」

 菅官房長官はこのように職員が今後、実名で告発した場合の対応については回答を避けた。

 再調査をめぐっては自民党内からも「後ろ暗いことがないなら調べさせた方がいい。印象が悪い」などの声が出ている。
(日本テレビニュース)

 どうしておバカでくだらない発言に終始しているのだろうか。
 存在する文書について、調べて出所や入手経路を明らかにするのは当然のことだろう。
 アマゾンで文書が販売されているのは笑える。

日本ハム5連敗で13連敗の巨人戦へ 栗山監督「相手も苦しいけど、こっちも大変」

「交流戦、日本ハム3-5広島」(8日、札幌ドーム)

 日本ハム・栗山英樹監督(56)が、本拠地札幌ドームでの広島3連敗をファンに謝った。

 昨年、日本シリーズを戦った広島との再戦。本拠地での3試合3連勝を飾り日本一への道を開いたが、交流戦ではまさかの3タテを食らい「本当に申し訳ないです」と平謝り。

 チームは今季3度目の5連敗。9日からは札幌ドームで13連敗中の巨人を迎える。「相手も苦しいけど、こっちも大変な状況なんでしっかりやります」と立て直しを誓った。
(デイリースポーツ)

 どちらの連敗が止まるだろうか。
 巨人打線と日本ハム投手陣のレベルの低い対決に注目でしょう。

2017年6月8日木曜日

12連敗でG党の怒り爆発 毎回ブーイング&横断幕は「負けは見飽きた」

「交流戦、西武3-0巨人」(7日、メットライフドーム)

 巨人が6安打零封負けを喫し、球団ワーストの12連敗を喫した。四回、1死一、二塁や七回1死一、三塁など、再三の好機を生かせず。暗黒の歴史を作ってしまった高橋監督は「何とかチャンスで1点でも返していかなければいけなかったですね」と、力なく振り返った。

 巨人ファンの不満も爆発し、ふがいない攻撃が終わるたびにブーイングの嵐。右翼席には「俺たちを失望させるな」「負けは見飽きた」などと、怒りの横断幕がズラリと並んだ。
(デイリースポーツ)

 歴史的なワースト記録は巨人中心野球の終焉だろうか。

斎藤佑樹 日本ハム 4回途中5失点KO バティスタの逆転2ランに「僕のボールでは勝負にならなかった」

◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム3―8広島(7日・札幌ドーム)

 日本ハム・斎藤佑樹投手(29)が7日、広島戦(札幌D)に先発し4回途中8安打5失点で降板し2敗目を喫した。チームは今季3度目の4連敗で借金は10。

 初回は先頭の田中、丸を連続で遊ゴロに打ち取るなど無失点で立ち上がった。しかし、1点を先取してもらった直後の2回、先頭の安部に中堅フェンス最上部に直撃する三塁打。その後何とか、2死までこぎつけたが、バティスタに甘く入ったフォークを左翼席に運ばれ逆転を許した。この場面を振り返り「力負けしました。気持ちよく打たせてしまいました。(体を)前に出す、踏み込みづらくするといったことが出来なかった。一塁が空いていたので、厳しいところを突いて歩かせてもよかった。僕のボールでは勝負にならなかった」と完敗を認めた。

 3回に4連打でさらに1点を失うと、4回、松山に中前安打、バティスタに左越え二塁打を許したところで降板。2番手・エスコバーも止められず、斎藤の出した走者を全てかえしてしまった。この日は変化球が高めに入り、強力広島打線の餌食となり「中継ぎ陣に負担をかけて申し訳ないです。自分自身がもっと成長していかないといけない。打者が嫌がる投球をしていかないといけない。反省して努力したい」と振り返った。

 斎藤は先月31日のDeNA戦(札幌D)で6回途中1失点で623日ぶりの1軍勝利を挙げていたが、連勝はならなかった。
(スポーツ報知)

 2番手・エスコバーではなく、経験のために若手を使うべきだろう。

2017年6月7日水曜日

巨人、11戦11敗は球団史上初の屈辱 75年は1分け挟む

◇交流戦 巨人5―8西武(2017年6月6日 メットライフD)

 巨人が75年と並ぶ球団ワーストタイの11連敗。前回は1分けを挟んでおり、11戦11敗は初めてだ。この日は6回表まで5―2のリードを守れず。今季巨人の3点差以上の逆転負けはリーグ最多の4度目。一方、3点差以上の逆転勝ちはない。

 また、連敗中の本塁打は村田3本、長野1本の計4本で被本塁打は全11試合で16本と4倍になる。なお、セ・パとも6球団になった58年以降、11連敗以上を喫したチームは全てBクラスに沈んでいる。
(スポニチアネックス)

 日本ハムと同じで、逆転負けは悲しい。

2017年6月6日火曜日

斎藤佑樹 日本ハム 14年以来の2勝目へ「自分自身がちゃんと準備するだけ」

 この日29歳の誕生日を迎えた日本ハム・斎藤佑樹投手が、7日の広島戦(札幌D)に先発する。

 前回登板の5月31日のDeNA戦(札幌D)では6回途中1失点と好投し、623日ぶりの勝利をマーク。14年以来の2勝目に向けて、右腕は「相手というより、自分自身がちゃんとした投球が出来るように準備するだけ」と話した。
(スポーツ報知)

 勝てるといいね。
 味方が大量点ならば勝てるだろう。

大谷翔平 球宴ピンチ 左足の筋力戻らず、実戦復帰7月以降に大幅ずれ込み

 左太腿裏の肉離れで戦列を離れている日本ハム・大谷翔平投手(22)の実戦復帰が7月以降にずれ込むことが5日、分かった。2日の定期検査の結果を受け、6日にも再開予定だったベースランニングは次週以降に延期。交流戦明けの実戦復帰も見込まれていたが、現実的には厳しい状況だ。さらに回復が遅れれば、7月14、15日に行われる球宴出場も危ぶまれる。

 まだ、先が見えない。神戸空港から札幌へ移動した栗山監督は、左太腿裏の肉離れで2軍調整中の大谷について言及した。「練習の映像は毎日見ている」と話した上で、具体的な復帰時期については「トレーナー管理が外れれば考える。まず走れるようになるのを待つ」と、改めて見通しが立っていないことを明かした。

 2日に都内で定期検査を受け、痛めた左足の筋力が戻っていないことが判明。左右の筋力差があるまま練習強度を上げると再発の恐れがあるため、今週はウエートトレーニングに重点を置く方針となった。そのため、6日にも再開予定だったベースランニングは次週以降に延期した。まずは打者出場を目指すことが濃厚だが、右足首痛でリハビリ中だった開幕前はベースランニングから打者復帰まで約20日間を要しており、現実的に復帰は7月以降にずれ込むことになった。

 4月8日に故障し、当初は実戦復帰まで約6週間とされたが、今週でもう9週目に入る。故障当日の診断より症状は重く、回復具合も想定より進んでいないのが現状だ。7月中旬に開催される球宴(14日・ナゴヤドーム、15日・ZOZOマリン)への出場も不安視される。5日時点のファン投票ではパ・リーグDH部門で2位・デスパイネ(ソフトバンク)を5万票以上引き離してトップを走る。このまま選出されることが濃厚だが、リハビリにこれ以上、遅れが生じれば出場辞退の可能性も出てくる。

 フリー打撃を再開した5月末、大谷は「しっかり(1軍の)試合を見て復帰したときのイメージを持ちながら練習できればいい」と話していた。だが、焦りは禁物。指揮官も「(大谷)本人もチームがこういう状況(5位)でいろいろと感じていることがあると思う。周りに流されないようにしっかりやることが大事」と慎重な姿勢を崩さなかった。
(スポニチアネックス)

 大谷が戻ってこないと、チームの状況は不振で勝てない。
 

2017年6月5日月曜日

MotoGPイタリアGP決勝:ドビジオーゾが母国で優勝。ドゥカティに今季初勝利をもたらす

 MotoGP第6戦イタリアGP、MotoGPクラスは、イタリアのムジェロサーキットで決勝レースを行ない、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が優勝した。

 MotoGPクラスの決勝レースは気温25度、路面温度42度のドライコンディションで争われた。好スタートを切ったのはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)。マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が2番手で続くが、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が2周目に入ったストレートでビニャーレスを、1コーナーでロッシを交わしトップに浮上する。3人は序盤から激しくポジションを争い、ドビジオーゾがこれに加わる。

 この中からロレンソが序盤にトップ争いから後退。代わってダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)がトップ争いに加わり、ビニャーレス、ロッシ、ドビジオーゾ、ペトルッチの4人が後続をやや引き離してトップ争いを展開する。中盤までトップ争いをビニャーレスがリードするが、14周目のストレートでドビジオーゾがビニャーレスを交わしてトップに浮上する。さらに15周目の最終コーナーで、ラインがややふくらんだビニャーレスのインをついてペトルッチが2番手に浮上、ドゥカティがワンツー体制を築く。

 レース終盤になると、ドビジオーゾが2番手以下に約1秒のリードを築く。最終ラップにその差は約コンマ8秒に縮まったが、ドビジオーゾはリードを守って今シーズン初優勝、昨年のマレーシアGP以来となるMotoGPクラス通算3勝目をドゥカティのホームレースで記録した。また、ドビジオーゾの優勝で、Moto3クラス、Moto2クラス、MotoGPクラスと全クラスでホームレースのイタリア人ライダーが優勝を記録した。

 2番手争いは残り3周のホームストレートでペトルッチを交わしたビニャーレスが、そのままペトルッチの追撃を振り切ってゴール。ペトルッチが2015年のイギリスGP以来の表彰台となる3位に入賞した。ロッシは負傷を抱えながら、トップ争いに加わったが、4位でチェッカーを受けた。

 5番手争いは、マルク・マルケス(ホンダ)とアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)がポジション争いを展開。中盤の11周目にマルケスを交わして5番手に浮上したバウティスタは、僅差でマルケスを抑え込み、5位に入賞。マルケスが6位に続いた。単独7位にヨハン・ザルコ(ヤマハ)が続き、ロレンソは8位でゴール。ワイルドカード参戦のミケーレ・ピロ(ドゥカティ)が9位に続き、僅差の10位にアンドレア・イアンノーネ(スズキ)が入賞。

 ティト・ラバット(ホンダ)が11位、スコット・レディング(ドゥカティ)が12位、ジョナス・フォルガー(ヤマハ)が13位、エクトル・バルベラ(ドゥカティ)が14位、ジャック・ミラー(ホンダ)が15位に入賞。

 16位にカレル・アブラハム(ドゥカティ)、17位にシルバン・ギュントーリ(スズキ)、18位にロリス・バズ(ドゥカティ)、19位にサム・ロウズ(アプリリア)、20位にブラドリー・スミス(KTM)の順で続いた。

 ダニ・ペドロサ(ホンダ)とカル・クロッチロウ(ホンダ)は最終ラップまで11番手を争っていたが、10コーナーでインをついたペドロサがアウト側にいたクロッチロウを巻き込み転倒、両者リタイアとなった。

 アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)はジャンプスタートのライドスルーペナルティを取られ、ペナルティを消化してレース復帰したが、再びピットに戻りリタイア。ポル・エスパルガロ(KTM)はマシントラブルにより、8周を回ってピットに戻ってリタイアとなった。

 チャンピオンシップ争いは、ビニャーレスがランキングトップをキープ。26ポイント差の2番手にドビジオーゾが浮上。ドビジオーゾから4ポイント差の3番手にロッシ、ロッシから7ポイント差の4番手にマルケス。ノーポイントに終わったペドロサはマルケスと同ポイントの5番手に後退した。
[オートスポーツweb ]

 ホームのドゥカティ強し。

阪神4x―3日本ハム【阪神】想定外ヒーロー岡崎、プロ初サヨナラ打!金本監督「まさか。ビックリですね」

◆日本生命セ・パ交流戦 阪神4x―3日本ハム=延長11回=(4日・甲子園)

 岡崎が2日続けて“奇跡”を起こした。延長11回1死満塁。内角直球を振り切った打球は三塁線を破った。プロ初のサヨナラ打。ベンチ前で金本監督と抱き合い、2日連続のお立ち台で「誰も期待していなかったと思いますが、サヨナラやりました!」と絶叫した。

 前日は逆転の決勝2ラン。13年目でのプロ初本塁打は、野手ではプロ野球史上2位タイの遅咲き弾だった。帰宅すると、食卓には豪華な食事が用意されていた。「よそ行きの料理を作ってくれていて」。2軍暮らしが長かった岡崎。苦しい時期を支えてくれた妻は「ありがとう」と言って、静かに涙を流した。「僕もうれしかった」。3人の子どもが祖父母宅に泊まりに行っていたため、夫婦水入らずで祝杯を挙げた。

 そんな前夜の余韻も冷めやらないデーゲームで、途中出場でサヨナラ打。金本監督は前日「(活躍が)一日で終わってほしくない」と話していたが「次の日にまさか来るとは。ビックリですね」と“想定外”のヒーローによる今季2度目のサヨナラ勝ちに笑みがこぼれた。追い込まれてから7球ファウルで粘った後の13球目のサヨナラ打を「粘っているのか、前に飛ばなかったのか…。でも、最後に打ったというのは粘ったんでしょ」とジョークを交えて執念を称賛。33歳が“ラッキーボーイ”となって交流戦2カード連続で勝ち越した。(橋本 健吾)
(スポーツ報知)

 甲子園の魔物だね。


2017年6月4日日曜日

<加計獣医学部>前川氏「プロセス乱暴」 2カ月で急展開

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画を巡り、文部科学省の前川喜平前事務次官(62)が3日、毎日新聞のインタビューに応じた。前川氏は昨年8月下旬以降、官邸側から開学に向けた手続きを急ぐよう求められた経緯を詳述。和泉洋人首相補佐官からは昨年9月と10月の2回、「官邸に呼び出された」と明かした。政府はこの直後の同11月9日に獣医学部新設を認める規制緩和を決めており、約2カ月の急展開を「プロセスが乱暴だった」と批判した。

 和泉氏は昨秋の面会の記録について「確認できない」と説明しているが、前川氏は自身のスケジュールを管理しているスマートフォンを示しながら、昨年9月5日午前10時25分にアポイントが入ったと証言。このとき初めて獣医学部新設の手続きを急ぐよう求められたとし、「私の記憶では、補佐官は『総理は自分の口から言えないから私が代わって言う』とおっしゃった」と語った。

 また、翌10月17日午後3時45分にも面会の日程が入り、「『早く結論を出せ』ということを言われた」と明らかにした。

 昨年8月下旬、文科省OBで当時内閣官房参与だった加計学園の木曽功理事から事務次官室で手続きを急ぐよう求められた際は「内閣官房参与という肩書で来られたと思う」と指摘。「政府側の立場と規制緩和を求める法人の立場と両方持っている。利益相反的な問題はあった気はする」と述べた。以前から加計学園が獣医学部新設を目指していることは把握していたが、学園の計画を強く意識するようになったという。

 内閣府が文科省に「総理のご意向」などと伝えたことを記録したとされる文書については、同じものを昨秋に担当の専門教育課から示されたとし、「上司への説明資料として作ったその場限りの文書。課長補佐らはこの件で、週1回くらい(説明に)来ていた」と説明。規制緩和が決まるまでの過程について、「本来尽くすべき議論がなされなかった」と振り返った。【杉本修作、遠藤拓】

 ◇文科省、長年「慎重」姿勢

 文科省は獣医師過剰を防いで質を確保するとして、獣医学部の新設や定員増を認めない方針だった。政府は2015年6月に「既存の獣医師養成ではない構想が具体化」するなど一定の要件の下で獣医学部新設特区を検討する方針を閣議決定したものの、それから1年以上、具体的な動きに乏しかった。

 文科省は16年9月16日の国家戦略特区のワーキンググループでも、獣医師の需給を理由に慎重姿勢を崩さなかった。同21日の特区の区域会議では「(新設の)要件が満たされることを確認することが重要だ」として、容認へと軟化した印象に。

 内閣府は同年10月28日に特区の原案を作成。文科省は11月2日に了承の方針を内閣府に伝え、同9日に「広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限り獣医学部の新設を可能とする」との規制緩和が決まった。この間、官邸側から前川氏への働きかけが強まっていたとされる時期と符合し、安倍晋三首相も加計学園の加計孝太郎理事長とゴルフや会食を重ねていた。首相は国会で、学園からの相談などについて「一切ない」と答弁している。
(毎日新聞)

 きちんと調査して、説明しないと誰も納得しない。

MotoGP第6戦イタリアGP予選:ビニャーレスが今季3度目のポール獲得。ロッシは2番手

 MotoGP第6戦イタリアGP、MotoGPクラスは、イタリアのムジェロサーキットで2日目の予選を行ない、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が1分46秒575でポールポジションを獲得した。

 MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)。トレーニング中に負ったケガを抱え、レースへの出場すら不安視されていたロッシだが、フリー走行3回目でトップタイムを記録し、トップでQ2に進出した。

 総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたヨハン・ザルコ(ヤマハ)とダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)のふたりを加えた12名のライダーによって、気温28度、路面温度55度のドライコンディションで、Q2は争われた。

 1回目のアタックをリードしたのはQ1で2番手につけQ2に進出したペトルッチ。残り5分を切って2回目のアタックが始まると、ダニ・ペドロサ(ホンダ)がリーダーボードのトップに浮上する。

 しかし、その直後にアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)がファステストラップを更新。さらに残り2分を切ったところでビニャーレスが1分46秒575を記録。このタイムを上回る者はおらず、ビニャーレスが前戦フランスGPに続く、今シーズン3回目のポールポジションを獲得した。

 ロッシはフリー走行4回目で転倒を喫したが、Q2では終盤のアタックで1分46秒814を記録。この時点ではペトルッチが2番手につけていたが、ペトルッチの当該ラップはコース外走行でキャンセルとなり、ロッシが2番グリッドを獲得。ヤマハが予選ワンツーを獲得した。

 3番手に1分46秒835でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が続き、今シーズン初のフロントロウを獲得。ワイルドカード参戦のミケーレ・ピロ(ドゥカティ)が1分46秒878で4番手に続いた。

 5番手に1分46秒999でダニ・ペドロサ(ホンダ)、6番手に1分47秒050でマルク・マルケス(ホンダ)、7番手に1分47秒152でホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)の順で続き、バウティスタは1分47秒167で8番手、ペトルッチは1分47秒266で9番手となった。MotoGPクラスステップアップ後、初めてQ2に進出したティト・ラバット(ホンダ)は1分47秒282で10番手に。

 Q1でトップタイムを記録していたザルコは1分47秒319で11番手。アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)はQ2序盤に9コーナーで転倒を喫したが、マシンを乗り換え走行を続行。1分47秒475で12番手となった。

 以下、Q1のタイム順に、カル・クラッチロー(ホンダ)が1分47秒220で13番手、エクトル・バルベラ(ドゥカティ)が1分47秒272で14番手、ジョナス・フォルガー(ヤマハ)が1分47秒305で15番手に続き、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)は1分47秒625で16番手に終わった。

 以下、17番手に1分47秒809でロリス・バズ(ドゥカティ)、18番手に1分47秒940でポル・エスパルガロ(KTM)、19番手に1分47秒961でジャック・ミラー(ホンダ)、20番手に1分47秒975でスコット・レディング(ドゥカティ)、21番手に1分48秒361でカレル・アブラハム(ドゥカティ)、22番手に1分48秒416でサム・ロウズ(アプリリア)、23番手に1分48秒594でブラドリー・スミス(KTM)、24番手に1分48秒892でシルバン・ギュントーリ(スズキ)の順となった。
[オートスポーツweb ]

 ロッシとビニャーレスのバトルに注目だろう。

「印象操作」安倍晋三首相が連呼 野党「どこで覚えたのか」

 安倍晋三首相が、国会で加計(かけ)学園(岡山市)の獣医学部新設計画などをめぐり野党から追及を受け、反論する際に「印象操作」を連呼している。この言葉が国会で使われるようになったのは最近。首相が多用することに違和感を示す人もいる。

 5月30日の参院法務委員会。友人の加計孝太郎氏が理事長を務める加計学園との関係を野党議員に問われ、首相が反論した。「1年間に14万円の報酬を受けたことはございます。しかしこれは印象操作であって、まるで私が友人のために便宜を図ったかのごとく議論をしておりますが恣意(しい)的な議論だと思います」

 首相は「印象操作」を今国会でたびたび使う。「忖度(そんたく)した事実がないのに、まるで事実があるかとのことを言うのは典型的な印象操作なんですよ」「我々がまるでうそをついているかのごとく、そういう印象操作をするのはやめていただきたい」

 インターネットの国会の会議録で「印象操作」という言葉で検索をかけると、初登場は2015年3月。同年は4回、16年は8回使われた。今国会(2日夕時点の公開分)、首相は16回発言している。

 「印象操作」と言われた共産党の小池晃書記局長は取材に「事実関係を確認しようと質問しているのに、それに答えず『印象操作だ』と応じるのでは議論にならない。聞く耳を持たないという意志の表れだ。あんな言葉、どこで覚えたんですかね?」と話した。
(朝日新聞デジタル)

 親しい友人のために便宜を図って何が悪い、としか聞こえない。

 

中田翔 日本ハム 大ブレーキ5タコ3三振 「俺が全部止めちゃった」

「交流戦、阪神4-2日本ハム」(3日、甲子園球場)

 主砲のブレーキが最後まで響いた。九回2死二、三塁の打席で捕邪飛に倒れると、日本ハム・中田翔内野手(28)は天を仰いだ。5打数無安打3三振を喫し、チームも逆転負け。「俺が全部止めちゃったね」と敗戦の責任を背負った。

 好機で凡退を繰り返した。初回1点先制しなおも無死一、二塁。青柳のシュートに詰まり遊ゴロ。三、五回と空振り三振。変則右腕を攻略できなかった。「別にパ・リーグにもいるからね。いいボールが多かった。内角にもいいところにきていたし」と相手右腕の力投に脱帽するしかなかった。

 前カードDeNA3連戦では11打数5安打、打率・455と打ちまくり甲子園に乗り込んだが、この2試合は10打数無安打。打撃練習では聖地で柵越えを放った後「屋外は気持ちいいね」と話していたが、ピタリと快音は止まった。

 連勝が「3」で止まり栗山監督は「相手より点が取れないと勝てないということ。こっちは信じているだけなんで」と、悔しさをバネにした主砲の爆発を願った。
(デイリースポーツ)

 これだけ好機を潰すと勝てない。

2017年6月3日土曜日

「知人警官から捜査情報」愛知県警漏えい疑惑 博多金塊盗主犯格の男供述

 福岡市のJR博多駅近くで昨年7月、警察官を装った複数の男に約160キロ、約7億6千万円相当の金塊が盗まれた事件で、主犯格とみられる野口和樹容疑者(42)が「知人の警察官から捜査情報を教えてもらった」と供述していることが2日、関係者への取材で分かった。この警察官は愛知県警の暴力団捜査担当の捜査員とみられる。

 愛知県警監察官室は同日、地方公務員法(守秘義務)違反の疑いもあるとして調査を始めている。

 関係者によると、野口容疑者は事件が報道された昨年12月以降、自ら愛知県警に出向き、この捜査員に「事件は出来レースだった」と説明。捜査員は「自分もそう思う。(逮捕されたら)証言してやる」と答えたという。その後、捜査員から福岡県警の情報について教えてもらったとも供述。「おまえらの名前が割れている」「近く逮捕されるらしい」と電話などで伝えてきたという。

 福岡県警は今回の捜査で通信傍受法に基づき、容疑者らの携帯電話を傍受しており、この捜査員を含む複数の警察官との通話を確認している。

 野口容疑者の兄の直樹容疑者(43)も逮捕前の3月ごろ、被害に遭った貴金属店の実質的経営者側に示談交渉を持ちかけており、福岡県警は入手した捜査情報を基に、逮捕を免れようと画策した可能性があるとみている。

 関係者によると、直樹容疑者はこの交渉の中で「警察に完全にマークされている」などと述べており、「『近く捕まるらしい』との情報をグループ内で共有していた」と話しているという。

 警察官が捜査情報を漏らした疑いについて、菅義偉官房長官は2日の記者会見で「事実があるのか確認している。(情報漏えいは)当然、職務上あってはならない」と述べた。松本純国家公安委員長は会見で「まずは県警が対応する」と述べ、福岡、愛知両県警の捜査の推移を注視する考えを示した。

=2017/06/03付 西日本新聞朝刊=

 西日本新聞社

 最近、警察官の不祥事が多いね。

阪神2-4日本ハム 日本ハム、九回に一挙3点で逆転勝ち! 松本が決勝の2点適時打

(セ・パ交流戦、阪神2-4日本ハム、1回戦、日本ハム1勝、2日、甲子園)日本ハムは九回に阪神守護神・ドリスを攻め、松本の勝ち越し2点適時打などで逆転勝ちした。

 日本ハムは1-2の九回、先頭のレアードが内野安打で出塁すると、大田が四球で出塁。大野が送りバントを決めて一死二、三塁とすると、中島がセーフティスクイズを成功して追いついた。相手一塁手・荒木のフィルダースチョイスもあってもチャンスは続き、代打・松本が左翼線を破る勝ち越しの2点適時打。この回3点を奪い逆転に成功した。

 最後は増井がピンチを招くも、阪神の猛追を振り切りゲームセット。八回に登板したD8・玉井がプロ初勝利を挙げた。

 阪神は六回、一死二、三塁の好機で岡崎がスクイズを失敗するなど、得点圏にランナーを進めながら1本が出ない場面が続き、最後は守護神・ドリスが3失点と崩れる大誤算。先発岩貞が6回1/3を投げ3安打1失点の好投も、痛い逆転負けとなった。
(サンケイスポーツ)

 逆転勝ちいいね。
 岩貞好投も、最後までわからない。

<加計問題共有メール>文科省、終始逃げ腰「文書出所不明」

「官邸の最高レベル」の圧力は、文部科学省で共有されたのか--。学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を巡り、民進党が入手したとする新たな文書。同党は2日に国会内で会合を開き説明を求めたが、文科省は逃げ腰の対応に終始し、職員たちには動揺が広がった。【遠藤拓、宮本翔平、伊澤拓也】

 ◇大臣と「連絡取れない」

 「いただいた文書は出所不明。コメントは差し控えたい」。会合の冒頭、文科省の福島崇専門教育課企画官は、聞き取りづらい声で語った。

 民進党は会合に先立ち、独自に入手した文書を文科省に提示。松野博一文科相にも示して判断を仰ぐよう求めたが、文科省側から断続的に寄せられる情報は「公務中」「政務で連絡が取れない」。山井和則・党国対委員長が松野氏と直接電話をするとして席を立ったが、つながらなかった。

 約2時間に及ぶ会合で、文科省側は最後まで松野氏の見解を回答しなかった。「暗黒国家だ。疑惑があろうが調査もしない」。山井氏が痛烈に批判した。終了後、文科省の松尾泰樹官房審議官が記者団に「出所不明。調査はしない」と述べると、串田俊巳総務課長が「対応を協議する」と説明し直す一幕も。

 文科省内には動揺が広がった。一連の文書を野党や報道機関に提供してきたのは、文書の存在を証言した前川喜平前事務次官との見方が支配的だったが、今回のメールの宛先に記載されていたのは課長補佐や係長などの若手職員の名前ばかり。事務方トップだった前川氏が直接目にした可能性は低く、記者会見などでもこの文書には触れていない。

 ある職員は「(文書は)内部から出ている可能性が高い。再調査を拒否し続ければ、文科省への信頼は失墜し、取り返しがつかないことになる」と危機感を募らせる。別の職員は「いつまで文書に翻弄(ほんろう)されるのか。ないなら再調査して『ない』とはっきり言えばいい」とため息をついた。【伊澤拓也】

 ◇隠蔽体質丸出し

 有識者からは文部科学省に改めて調査を求める声が相次いだ。右崎正博・独協大名誉教授(憲法)は「内容などから素人目にも偽メールではないと思う」と指摘。「文書を巡る政府のこれまでの対応は隠蔽(いんぺい)体質丸出し。再調査は避けられない」と語る。

 文科省による調査は、高等教育局の幹部ら7人に一連の文書を示して作成・共有したかを聞き取ったほかは、担当部署の職員がパソコンで利用できる共有フォルダー内しか調べていない。

 NPO法人・情報公開クリアリングハウスの三木由希子理事長は今回発覚した文書について「職員のメールや文科省のサーバーを調べれば本物かどうか分かると思う」と述べた上で「調査は必要だが、中立第三者的なところがしないと、個人が特定されて(職員が)不利益を被る恐れもある」としている。【田口雅士、三股智子】
(毎日新聞)

 きちんと説明責任を果たさないと、ますます政治不信・自民党不信になる。

2017年6月2日金曜日

<加計学園> 安倍晋三首相がラジオ番組で前文科事務次官批判

 安倍晋三首相は1日、ニッポン放送のラジオ番組の収録で、学校法人加計学園の獣医学部新設計画について「行政がゆがめられた」と主張している文部科学省の前川喜平前事務次官を批判した。

 首相は「議論して最終的に(文科省、農水省、内閣府の)3省の大臣が認めた。そこには(前川)事務次官もいた。そこで認めておいてどうなのか。なぜそこで反対しなかったのか不思議だ」と述べた。【遠藤修平】
(毎日新聞)

 ポイントがずれている批判でしょう。

近藤健介【日本ハム】近藤“張本超え”出場47試合打率4割…球団記録更新「すごい方…いいのかな」

◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム5―3DeNA(1日・札幌ドーム)

 日本ハム・近藤が“張本超え”を果たした。DeNA戦の3回に決勝の2点二塁打を放つなど2打数2安打。打率を4割1分5厘に上げた。出場47試合時点で打率4割台とし、1973年、張本勲(当時は日拓)の球団最長記録を更新した。近藤の全4打席出塁の活躍もあり、チームは3カードぶりに勝ち越した。

 決勝2点二塁打 偉大な大先輩を追い越した近藤に、実感はなかった。出場47試合時点での打率4割台で球団記録を更新。「現役時代は知らないので…。すごい方。いいのかなとは思いますけど、記録になるのはうれしい」と“あっぱれ”級の活躍にはにかんだ。

 全4打席で出塁。今季の近藤らしさが凝縮されていた。3回無死一、二塁、井納の内角の146キロを引っ張り右翼線へ先制2点二塁打。5回は逆方向を意識し左前へ。第1、4打席はボールを見極め四球。今季59安打に加え、両リーグでダントツの53四球。打数にカウントされない四球の多さが高打率を支えている。「低めの振らせてくる変化球を見逃せば有利。そこを続けている結果」と選球眼が大きな武器になっている。

 15年に高卒4年目で打率3割2分6厘をマーク。しかし、昨年は左膝の痛みに悩まされ打撃を崩した。痛みが癒えた今季、大谷が離脱した後は「3番・DH」を指定席とし「ボールの見え方が違う」と進化。本塁打こそ3本だが、二塁打14本はリーグトップ。決して俊足ではなく内野安打は5本と少ないが、強く振ることを継続している。栗山監督は「普通にやれている感じ。4割打てると思っている」と潜在能力の高さを説明する。

 憧れの先輩のおかげでもある。対戦相手には横浜高の2学年先輩・筒香がいた。1、3年で三遊間を組んだ先輩が「すごいやつが入ってきたと思った」と認めるほど、当時からセンスはずば抜けていた。近藤は「あの人を見てスイングスピードを速くしないといけないと思った。目標にしていた先輩ですし成長した姿を見せたい」と話していた通りの打撃だった。

 1989年にクロマティ(巨人)がマークした過去最長96試合ははるか先。「僕の中で4割キープとかはない。1日1本いいところで打っていく積み重ね」と地に足をつけ安打を重ねていく。(岸 慎也)
(スポーツ報知)

 近藤いいね。

2017年6月1日木曜日

加計問題 内閣参与も特区推進を前川氏に要請

 加計学園の獣医学部新設問題で、内閣官房参与(当時)の木曽功氏が、前川喜平文部科学省事務次官(当時)に対し、国家戦略特区制度で、獣医学部新設を進めるよう働きかけていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。

 前川氏によれば、昨年8月下旬、木曽氏は次官室を訪ね、次のように要請したという。

「国家戦略特区制度で、今治に獣医学部を新設する話、早く進めてほしい。文科省は(国家戦略特区)諮問会議が決定したことに従えばいいから」

 当時は、内閣改造で特区を担当する地方創生相が石破茂氏から山本幸三氏に代わった直後で、止まっていた獣医学部新設が大きく動き始めていた時期だった。

 木曽氏は、元文科省の官僚で、前川氏の3期先輩にあたり、14年4月から内閣官房参与に任命されていた。一方、16年4月からは加計学園理事兼千葉科学大学学長にも就任しており、加計学園の利害関係者でもあった。

 木曽氏は「前川さんと会い、様々な話をしたのは事実です。獣医学部の件も話したと思いますが、加計学園理事としてで、内閣官房参与として会ったわけではありません」と回答した。

 この問題では、前川氏は木曽氏の要請の翌月上旬に、和泉洋人首相補佐官から「総理が自分の口から言えないから、私が言うんだ」と特区推進を要求されたと証言している。

 官邸関係者による文科省への新たな要請が明らかになったことで、首相官邸からの圧力の有無が、さらに論議を呼びそうだ。

「週刊文春」6月1日発売号では、首相官邸からの圧力や“出会い系バー”に関する重要証言を掲載している。

「週刊文春」編集部

 絡んでいる政治家のほとんどが、加計学園の利害関係者は笑える。
 有利にことが進むような働きかけや圧力は当然だろう。

「正々堂々、精進します」高安 口上も真っ向勝負

 日本相撲協会は31日、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、関脇・高安(27=田子ノ浦部屋)の大関昇進を満場一致で決めた。高安は都内のホテルで行われた昇進伝達式で「正々堂々、精進します」という口上に看板力士としての決意を込めた。平成生まれでは日本出身初となった大関は、00年春場所以来の4横綱3大関となる名古屋場所で初優勝を目指す。

 ついにつかんだ大関の座。「緊張した」という昇進伝達式を終えると高安の表情は穏やかになった。「込み上げるものがある。この世界に入って自分がこの場に立てるとは思っていなかった。本当に幸せ」と感慨に浸った。

 伝達式の口上は「大関の名に恥じぬよう、正々堂々、精進します」と述べた。「一生に一度なので、かまないように心がけた。自分の気持ちを正直に言えた」と満足げだ。「正々堂々」は三役で初めて勝ち越した昨年名古屋場所から意識してきた言葉。「態度が正しくて立派な様子」「公正で偽りなく、真正面から事を行うこと」などの意味があるように、どんな相手にも真っ向勝負で臨んで番付を上げた。くしくも同じ茨城県出身の武双山(現藤島親方)が大関昇進の際に使った言葉と重なった。

 最初の大関獲りに失敗した昨年九州場所は「守りに入って悔いが残った」という。そこから「攻める相撲をしようと取り組んできた」。大関は格下力士を迎え撃つ立場だが「名古屋でも攻める相撲を見せたい」と大関昇進につなげた攻めの姿勢は貫いていく。

 高安が考える大関像は「どんな状況でも顔色一つ変えずに胸を張っている」というもの。威厳を示しながら見据えるのは最高位の横綱だ。「上に上がるには優勝するしかない。それを目指していきたい」と早くも優勝という言葉も飛び出した。

 15日制以降の新大関優勝は、千代の山(49年秋)、若羽黒(59年九州)、清国(69年名古屋)、栃東(02年初)、白鵬(06年夏)の5人だけ。4横綱3大関の豪華番付になるからこそ、新大関場所から正々堂々と存在感を示していく。
(スポニチアネックス)

 横綱になるためには優勝しかない。

 

斎藤佑樹 日本ハム 623日ぶり勝利「1勝、2勝で終わるわけにはいかない」

「交流戦、日本ハム6-1DeNA」(31日、札幌ドーム)

 長かった分だけ、喜びも格別だ。先発で5回0/3を5安打1失点に抑えた日本ハム・斎藤佑樹投手が15年9月16日以来、623日ぶりの復活星を挙げた。本拠地の札幌ドームでは14年9月29日以来、975日ぶりの勝利。万雷の拍手で迎えられ、笑顔でお立ち台に上がった。

 「うれしい…、うれしくはないですけど、長かったなあという感じです。すいませんでした」。ファンにわびながらも白い歯をこぼした。

 「一人一人、100%で集中して投げた」。1点リードの五回2死二塁。倉本に左前打を浴びるも本塁タッチアウト。安どもつかの間、リプレー検証に。ドキドキしながらベンチで祈り、判定が変わらず勝利投手の権利を手にすると、両手を叩いて喜んだ。

 昨季は未勝利に終わり、背水の覚悟でオフの自主トレに取り組んだ。千代大海や魔裟斗らを指導したケビン山崎氏を頼り、体のしなりをテーマに股関節から上半身に連動する投球フォームを徹底的に覚え込ませた。ウエートトレ偏重のメニューを脱却し、大みそかも練習に励んだ。「オフに取り組んできたことは間違いではなかった」と充実感に浸った。

 「1勝、2勝で終わるわけにはいかない。今日のピッチングを最低限に考えていきたい」。連敗を3で止めた右腕はチームを救う投球を続ける。
(デイリースポーツ)

 予想に反してよかった。