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2017年6月27日火曜日

大谷翔平 日本ハム「複雑」新人から5年連続球宴も今季わずか8戦32打席

 左太もも裏の肉離れの影響で、4月8日を最後に出場していない日本ハム・大谷翔平投手(22)は26日、球宴ファン投票で「DH」で選出された。複雑な感情を吐露しながらも全力プレーでの出場に気迫をにじませた。

 今季出場はわずか8試合。打率4割7厘、2本塁打の成績も、32打席しか立っていない。野手での選出基準となる「10試合または20打席以上」は満たしているが、23日に出場選手登録されたばかり。万全な状態からは程遠く、3戦連続で出番なし。そんな状況の中、新人年から5年連続5度目となる選出に「複雑ですけど、選んでいただいてありがたい。全力でプレーしたいし、期待に沿えるように頑張りたい」と約束した。

 03年には中日にFA移籍しながら、2年間1軍で登板がなかった川崎憲次郎投手を球宴に―とネット上が過熱。ファン投票でトップとなるも辞退した。その翌年から「投手は5登板または投球回10以上、野手は10試合または20打席以上」の出場規定ができた。06年にはオリックス・清原和博が2軍リハビリ中ながら選ばれたこともあったが、出場8試合での選出は異例中の異例。今オフにもメジャーに移籍する可能性もあり、「日本最後の球宴」になる公算が大きいことも、後押ししたと言える。

 この日の大谷は27日からのソフトバンク戦(ヤフオクD)へ向け、札幌から福岡へ移動。栗山監督は球宴での起用法は未定としながらも「出るのは当然。いけると思って登録しているんだから」と語気を強めた。一方、次カードも代打待機が濃厚で、患部の状態は万全ではない。大谷は対戦したい投手を聞かれても「全員素晴らしい投手なので」と明言を避け「まだまともに試合にも出ていないので、どうなるかは自分でも分からない。これから次第だと思う」と徐々に状態を上げていく意向だ。(岸 慎也)
(スポーツ報知)

 見たいけど、難しいだろう。

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