MotoGPクラスの2日目は午前中のフリー走行3回目がウエットとなり、これにより、3回のフリー走行総合順位は、初日の総合結果順となった。
フリー走行総合でトップに立ったのは、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)。総合11番手以下のライダーによって争われる予選Q1はウエットコンディションの中、接戦が展開。スコット・レディング(ドゥカティ)がトップタイムを記録する。2番手にサム・ロウズ(アプリリア)がつけ初の予選Q2進出を果たす。
予選Q2はレディング、ロウズを加えた12名のライダーによって、気温18度、路面温度20度のウエットコンディションで争われた。
Q2セッション序盤をリードしたのは、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)。ペトルッチは開始5分すぎから3周連続でファステストを更新する。
2回目のアタックが始まると、残り4分を切ったところでマルク・マルケス(ホンダ)がファステストを更新してトップに立つが、残り1分を切ったところで1分46秒526を記録してペトルッチが逆転。
しかし、マルケスは最後のアタックで1分46秒206をマークし、再度トップに浮上する。
ところが、ヨハン・ザルコ(ヤマハ)が最後のアタックで1分46秒141をたたき出し、トップに浮上。ザルコはMotoGPクラス初ポールポジションを獲得した。
マルケスは1分46秒206で2番手、3番手に1分46秒526でペトルッチが続き、フロントロウを3メーカーのマシンが分け合った。
4番手に1分46秒705でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)。ロッシはセッション序盤から2番手前後を争い、残り3分で自己ベストを記録。セッション終盤のアタック中に、目の前でロウズのマシンがエンジンブローを起こし、最後のタイム更新はならなかった。
Q1からQ2に進出したレディングが1分47秒574で5番手。レディングは残り5分でシケインで転倒を喫したが、走ってピットに戻り、マシンを乗り換えて最後のアタックで自己ベストを記録した。
6番手に1分47秒663でジョナス・フォルガー(ヤマハ)、7番手に1分47秒812でアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、8番手に1分48秒042でカル・クロッチロウ(ホンダ)の順で続き、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)はセッション序盤に8コーナーで転倒を喫し、1分48秒079で9番手に。
Q2初進出を果たしたロウズはエンジンブローに見舞われたが、1分48秒128で10番手とMotoGPクラスベストグリッドを獲得した。
フリー走行総合トップでQ2に進出したビニャーレスはウエットセッションでは苦戦し1分48秒266で11番手、ダニ・ペドロサ(ホンダ)が1分49秒623で12番手に続き、ここまでがQ2の結果順となった。
以下、Q1の結果順にジャック・ミラー(ホンダ)が1分47秒217で13番手、ロリス・バズ(ドゥカティ)が1分47秒234で14番手、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が1分47秒277で15番手。
16番手に1分47秒649でアンドレア・イアンノーネ(スズキ)、17番手に1分47秒804でアレックス・リンス(スズキ)、18番手に1分47秒947でカレル・アブラハム(ドゥカティ)の順で続き、ポル・エスパルガロ(KTM)はQ1終盤に転倒、1分47秒957で19番手。
20番手に1分48秒080でエクトル・バルベラ(ドゥカティ)が続き、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)はウエット路面に苦戦、1分48秒219で21番手に終わった。
22番手に1分48秒448でブラドリー・スミス(KTM)、23番手に1分48秒700でティト・ラバット(ホンダ)。
[オートスポーツweb ]
悪天候なら、ロッシの走りに注目でしょう。
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