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新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、土浦市、つくばみらい市、利根町の3市町に県が要請していた外出自粛と酒類を伴う飲食店の営業時間短縮が21日、解除された。先月28日から約3週間にわたる自粛が明け、市民からは「久しぶりの外出だ」などと喜ぶ声が上がる一方で、「感染が怖い。もう少し我慢」「帰省を控える」などと、全国的に収まらない新型コロナを不安視する声が聞かれた。 霞ケ浦湖畔を彩る「水郷桜イルミネーション」が21日、土浦市大岩田の霞ケ浦総合公園で始まった。11月28日の開始予定が外出自粛要請と重なり、点灯を延期していた。 つくば市から家族3人で訪れた男性は「外出を控えており、久々の遠出。娘が楽しんでいて良かった」と喜ぶ。長女(5)は光のアーチをくぐり「お姫さまになったみたい」と笑顔だった。 小学4年の長女と来た土浦市の30代女性は「毎年来ていて、楽しみにしていた」と待ちわびていた一方で、「感染が怖い。子どもにはあまり他の子と遊ばないよう、もう少し我慢してもらう」と申し訳なさそうだった。 土浦市の男性(77)は、埼玉県に住む孫に「高校受験を控える大事な時期。感染したらいけない」と帰省を控えるよう促した。「コロナが収まったら、来てくれたらいい」と寂しげな顔を見せた。 事務局の市産業文化事業団は、混雑が予想される土日祝日に警備員を2人配置し、来場者にマスク着用や密接回避を呼び掛ける。担当者は「まずは点灯できて良かった。感染拡大の動向や、行政の要請に沿う形で開催したい」と話した。 JR土浦駅の利用者も、自粛解除の安堵(あんど)と年末年始の不安を口にした。 70代女性は「外出を控えていた。落ち着いてきたので久しぶりにショッピングモールに行った」と買い物袋を手にほほ笑んだ。土浦市内に通学する高校1年の男子生徒(16)は「感染したらいけないので近くにある祖母の家には帰省しない。家族はGo To トラベルを使って冬休みに旅行を考えていたけど、諦めた」と肩を落とした。
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Goto継続で、約3週間、外出自粛していた人は少ないと思います。
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