静岡県の川勝知事は、土石流が発生した地点には開発された盛り土があったとして、土石流発生との因果関係を追究する方針を示しています。
土石流が発生したのは熱海市の市街地から約1キロ上流の山の中。 山肌がえぐられたこの場所はもともと・・・住宅造成地でした。 石竹爽馬記者「奥に見えますのが土石流が始まった現場なんですが、山肌が大きくえぐられているのが分かります。土石流の凄まじさを物語っています」 取材中にも時折、土砂が・・・ この場所について4日、川勝知事は。 川勝知事「開発行為がある所を確かめてもらっています。一つは住宅造成の盛り土がされているところ」 宅地造成のために開発された土地であり「盛り土」があったと指摘、土石流との因果関係を検証する姿勢を示しました。 川勝知事「上の方に開発行為がみられるということは歴然たる事実でございますから、この関係は明確にしておかなくてはならない」 熱海市によると、2006年開発業者から市にこの土地を「宅地造成」をしたいと相談がありました。 しかし業者は届け出なく樹木を伐採し、搬入した土砂も産業廃棄物であることがわかり指導を受けていたということです。 地元の人「産業廃棄物は入れた。だから市が注意した。住民もなんか臭いぞ。窓開けると色んなにおいが入ってくるということで市に言って。坂になってるんですけど構築物かなんかを作ろうっていう計画があって。それを許可するためには盛り土をしなければならない、それで盛り土をしたんだねと」 その後この土地は別の会社が買い取り熱海市の指導で植林がされましたが、木が育たないまま今回の崩落となりました。 川勝知事「今回の場合、目下のところではありますけれども、盛り土の部分が全部持っていかれたことは極めて重要な、たいへん危険をもたらすような山への手の加え方ということでございまして。ここはしっかりと検証するという決意でおります」 県が2020年に取得したデータと2010年以降に取得したデータを照合したところ、赤い部分に土が加わっていることがわかり、その量は5.4万立方メートルと推定されました。 盛り土は土石流に影響したのか県は因果関係を追究する方針です。 この土地の所有者の関係者がFNNの取材に応じ、「開発行為についても市から許可を得ていて問題ない。この土地を10年以上前に買った時、ここが盛り土だということは知らなかった」と話しています。
テレビ静岡
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産廃の不法投棄が崩落の原因でしょうか。
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