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茨城県と水戸市は30日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに1086人確認されたと発表した。1日当たりの新規感染者が4桁となるのは初めてで、28日に確認された983人を上回り過去最多を更新した。県内の累計感染者は3万5254人。感染力の強い「オミクロン株」の広がりを背景に、20代以下が感染者の約半数を占めるなど学校をはじめとする感染拡大が続いている。 1月の累計感染者数は30日現在で1万765人に上り、月別でも初めて1万人を突破した。流行「第5波」の昨年8月(8167人)を上回り、月別で過去最多となっている。 茨城県によると、直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は849・5人で、前週比176・7%。 30日の新規感染者のうち4割に当たる462人は感染経路が不明だった。 陽性者は北茨城市と河内町を除く42市町村で確認。居住地別では、水戸市が最多の104人、つくば市が100人、土浦市が86人などだった。 クラスター(感染者集団)の疑いは新たに10件報告され、いずれも学校や幼稚園、保育施設での発生だった。内訳は小学校4件(県西、水戸市)、幼稚園(県央、同市)と保育施設(県央、県北)各2件などで、陽性者はそれぞれ計5~13人に広がった。 年代別では、30代が最多の190人で、10歳未満と10代がともに187人、20代が163人と続いた。60代以降は計122人で全体の1割だった。1月1~26日に確認された新規感染者を年代別に見ると、第5波と同様に60歳以上は1割程度だが、20代以下が過半数を占める。このうち10歳未満が13%、10代が16%と、学校や保育所で続くクラスターの影響が目立つ。 30日現在の入院患者は前日比18人増の199人で、病床稼働率は33・1%に上昇。県が独自に定める判断指標の中で「病床稼働数」は、約4カ月ぶりに「ステージ3」に悪化した。うち重症者は2人増え6人となった。 ただ、オミクロン株は重症に至る割合が低いとされ、病床稼働数は第5波ピークの499人と比べると4割以下にとどまる。重症者も第5波の32人を大きく下回っている状況にある。 自宅療養者は同日現在4855人となり、10日連続で過去最多を更新。入院患者や宿泊療養者を含めた全ての療養者数は同5537人に上り、うち自宅療養者は9割近くを占めている。 ■茨城県内の感染状況 新規感染者 1086人(累計3万5254人) 死者累計 223人 入院患者 199人(重症6人) 退院・退所等累計 2万8955人 (茨城県・水戸市発表、30日午後10時現在)
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飲食店の時短ではなく、学校の休校・オンライン授業に予算を集中させるべきでしょう。
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