15日に実施された大学入学共通テストで「世界史B」の出題内容が試験時間中に流出した疑いがある問題で、関与したとみられる受験生の女性(19)が27日、香川県警に出頭した。捜査関係者への取材で分かった。「共通テストの画像を流出させた」などと話しているという。警視庁捜査1課が詳しく事情を聴いている。
捜査関係者によると、受験生は母親に相談した上で27日午前、県警の丸亀署に出頭してきた。大阪府内居住の大学1年生で、府内の試験会場で受験したという。不正行為の動機について「別の大学を目指していたが、受かる自信がなかった」と説明している。
捜査1課は、流出行為は出頭した受験生が1人でやったとみており、今後、任意で調べを続ける方針。
問題を流出させたとされる女性は、インターネット上で高校2年の女子生徒を自称していた。実際は受験生で、偽名も使っていたとみられる。家庭教師紹介サイトを通じて知り合った大学生らに対し、世界史や国語の問題について解答を依頼。試験時間中にスマートフォンといった端末を使って問題用紙を撮影して送信し、大学生らに解答を求めていたとされる。
捜査1課は、共通テストの公正さを害し、大学入試センターの職員らの業務を妨害したとして、偽計業務妨害容疑を視野に捜査。やりとりした東大生らから事情を聴くとともに、家庭教師紹介サイトの登録情報などから調べを進めていた。
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自信がないから、カンニングは短絡的でしょう。受験制度の弊害もありますが、共通テスト1発勝負は公平と思います。
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