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1週間で9000人超へ! 東京都の新型コロナウイルスの感染状況を分析するモニタリング会議が13日、都庁で開かれ、直近7日間を平均した一日当たりの新規感染者数が1週間後には9567人になるとの試算が示された。小池百合子知事は病床使用率が20%に達した場合はまん延防止等重点措置、50%で緊急事態宣言を政府に要請する方針も明らかにした。 オミクロン株への置き換わりが進み感染が急拡大する中、東京都でショッキングな予測が示された。「9567人」。感染者の増加ペースがこのまま続いた場合、1週間後の20日時点での直近7日間を平均した一日当たりの新規感染者数だ。 「近いうちに1万人を超えることは現実的に起こり得る。先手を打って十分に備えることが肝要だ」。東京iCDC(東京感染症対策センター)専門家ボードの賀来満夫座長は、こう指摘した。 東京都で一日当たりの新規感染者数で過去最多だったのは、流行「第5波」の時期にあたる昨年8月13日の5773人。近くこれを大きく上回るという想定だ。オミクロン株は昨夏の流行の主体だったデルタ株より感染力が強いとされ、第5波を上回る拡大が懸念されている。 国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は「全ての都民が感染者や濃厚接触者になるリスクが高まり、社会活動の停止を余儀なくされる可能性がある」。都は新型コロナに関する独自の感染状況レベルを2週連続で引き上げ、4段階のうち上から2番目に。医療提供体制のレベルも引き上げ、上から3番目とした。 都では12日時点で入院患者は954人(重症者4人)で、病床使用率は13・7%。小池百合子知事は「今なすべきことは都民一体となって感染防止を徹底すること。対応策もスピード感を持ってやっていかなければ」と危機感をあらわにした。 病床使用率が20%に達した段階でまん延防止等重点措置、50%で緊急事態宣言を政府に要請する方針。都では昨年9月30日期限で宣言が解除されて以来となるが、首都がまたも〝我慢〟の季節に突入するのか…。
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ショッキングな予測もあり、先手先手で抑える対策が必要でしょう。また、同じことの繰り返しでは、全く進歩が無さ過ぎる。
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