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前半で2ゴールをゲット。後半序盤に反撃許すもエースが一撃!
第100回全国高校サッカー選手権大会は1月10日、東京・国立競技場で決勝の大津(熊本)対青森山田(青森)が行なわれた。青森山田が4-0で勝利を収め、3大会ぶり3度目の優勝を飾った。 試合は立ち上がりから青森山田が圧巻のハイプレスで大津を自陣に押し込み、主導権を握る。セットプレーから多くのチャンスを得た青森山田は、9本目となったCKが実を結ぶ。前半37分、MF藤森颯太(3年)からのクロスをDF丸山大和(3年)が頭で押し込み、ネットを揺らした。青森山田が先制する。 リードした青森山田は前半終了間際に大津を突き放す。左サイドからMF田澤夢積(3年)が切り込むと、そのクロスを走り込んだFW名須川真光(3年)が右足で合わせ、これがGKの股間を抜きゴールに吸い込まれた。青森山田が2点をリードして前半を終了した。 迎えた後半は、立ち上がりから大津が積極的な姿勢を見せる。テンポのいいパスワークから両サイドの田原瑠衣(2年)、川口敦史(3年)が果敢なドリブル突破で仕掛けていく。セットプレーでは191センチのFW小林俊瑛(2年)が存在感を見せ脅威となったが、青森山田も最終ラインを中心に粘り強い守備で得点を許さない。 すると後半10分、青森山田はセットプレーのチャンスから最後はキャプテンの松木玖生(3年)が頭で押し込み、ネットを揺らす。10番を背負うエースが、再びチームに流れを引き寄せる3点目をゲットした。 息を吹き返した青森山田は再び大津を押し込み始め、後半33分には渡邊星来(3年)が4点目を奪う。青森山田はその後も攻守に隙の無い戦いを見せる。 結局、試合は4-0でタイムアップ。ここ2年連続準優勝に終わった青森山田が、大津をシュート0本に封じて、3大会ぶり3度目の優勝を飾った。青森山田はインターハイ、プレミアリーグEASTに続く高校年代タイトル三冠を達成。今大会では5試合で通算21得点・2失点という圧巻の強さで全国制覇を達成している。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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実力の違いが歴然でした。トヨタカップの欧州代表対南米代表のように。
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