ウクライナの侵攻を続けるロシア軍が、首都キエフに向けてさらに前進しています。一方で、ウクライナ軍はドローンなどを効果的に使用して応戦していることがわかりました。 アメリカ政府高官によりますと、首都キエフに北東の方角から向かっているロシア軍部隊が前日からさらに前進し、キエフ中心部から20キロから30キロの地点に到達したということです。 ウクライナ側が10日に公開したロシア軍の戦車に対する攻撃の映像はキエフの東側に隣接する町の映像とされますが、アメリカ政府もロシア軍がこの辺りまで到達したと見ています。 一方で、高官はウクライナ軍がドローンを情報収集や弾薬の輸送に使用したり、対空ミサイルなどを効果的に使用したりして応戦しているとしています。 アメリカ バイデン大統領 「プーチンへの圧力をかけ続ける。プーチンは侵略者だ。プーチンは代償を払わなければならない」 こうしたなか、アメリカのバイデン大統領はロシアへの新たな経済制裁としてWTO=世界貿易機関のルールに基づいてロシアに認めている「最恵国待遇」を取り消す手続きに入るよう議会に求めました。アメリカは現在、ロシアへの「最恵国待遇」を認めることでロシアからの輸入品に対する関税を平均3%に留めています。 バイデン大統領はロシアへの「最恵国待遇」を取り消し、関税の大幅な引き上げを可能にすることでプーチン政権への圧力を一段と強める考えです。 また、バイデン氏はロシア産の魚介類やウオッカ、ダイヤモンドの輸入も禁止すると明らかにしました。 こうしたなかニューヨークではロシアの要請で国連安保理の緊急会合が開かれ、ロシアのネベンジャ国連大使がウクライナ国内にあるペストや炭疽菌などの実験を行う施設にアメリカ国防総省が関与しているなどと主張しました。 国連はいかなる生物兵器計画についても認識していないとしていて、アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使も「偽情報を拡散するために安保理会議を利用した」と非難しています。 (12日05:21)
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侵略者プーチンとして歴史に汚名を残したいのでしょうか。
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