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阪神・江越大賀外野手、斎藤友貴哉投手と日本ハム・渡辺諒内野手、高浜祐仁内野手の2対2の交換トレードが成立し、18日、両球団から発表された。投打に高い潜在能力を誇る選手を欲していた日本ハムと、右の野手を探していた阪神の思惑が一致。岡田彰布新監督の体制では初の補強となった。 13年のドラフト1位で入団した渡辺は19年に二塁のレギュラーとして自己最多の132試合に出場。打率2割6分2厘、11本塁打、58打点をマークした。だが、近年は故障などもあり、今季は21試合の出場にとどまった。高浜は右の長距離砲として期待され、昨年は主に一塁で107試合に出場したが、今季は7試合でわずか1安打と成績を残せなかった。 岡田新監督は前日(17日)のテレビ出演の際にも「右打者は必要やね。右で大山ともう1枚は5、6番くらいまで打てるのがいないと。大事な試合になると、左(投手)ばっかり(先発で)来る」と話しており、渡辺、高浜は貴重な右打者として重宝しそうだ。 江越はプロ2年目の16年に4試合連続アーチをマークするなど、走攻守そろった外野手として期待を集めてきたが、打撃面での課題が解消されずに、ここ3年は1軍でノーヒット。代走、守備固めの起用が続いていた。 また斎藤は最速160キロの直球を武器とするが、制球面の不安があり、1軍定着はならなかった。ただ、ともに高い身体能力を誇るだけに、新庄剛監督の下でチャンスはありそうだ。 ◆江越 大賀(えごし・たいが)1993年3月12日、長崎県生まれ。29歳。海星高から駒大を経て、14年ドラフト3位で阪神入団。16年には4月3日のDeNA戦(途中出場)、同7日の巨人戦(途中出場)、同8日の広島戦(スタメン)で3打席連続本塁打をマーク。プロ8年間で334試合に出場し、打率1割8分9厘、13本塁打、38打点。182センチ、81キロ。右投右打。今季年俸は1100万円。 ◆斎藤 友貴哉(さいとう・ゆきや)1995年1月5日、山形県生まれ。27歳。山形中央高から桐蔭横浜大、Hondaを経て、18年のドラフト4位で阪神入団。21年5月28日の西武戦(メットライフ=現ベルーナD)でプロ初勝利をマーク。プロ通算45試合に登板し、1勝2敗1ホールド、防御率5・01。184センチ、92キロ。右投左打。今季年俸は1200万円。 ◆渡辺 諒(わたなべ・りょう)1995年4月30日、茨城県生まれ。27歳。東海大甲府高1年夏から4番。2年夏の甲子園では1番・遊撃で4強へ進出した。高校通算39本塁打。13年ドラフト1位で日本ハムに入団。二塁に定着した19年は初の規定打席に到達し、自己最多11本塁打。速球に強く、異名は「直球破壊王子」。178センチ、86キロ。プロ通算447試合に出場し、打率2割5分7厘、28本塁打、145打点。右投右打。今季年俸は5000万円。 ◆高浜 祐仁(たかはま・ゆうと)1996年8月8日、佐賀県生まれ。26歳。横浜高から14年ドラフト7位で日本ハム入り。19年オフに戦力外も、育成契約を結び直し、20年7月8日に球団第1号の育成からの支配下登録。兄は元阪神、ロッテの高浜卓也。プロ通算128試合に出場し、打率2割5分2厘、8本塁打、44打点。185センチ、90キロ。右投右打。今季年俸は2200万円。
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日本ハムのドラ1放出は理解できないけど、新天地で活躍しかないでしょう。
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